はっきり、この人と離婚する！と決めたのは、第二子がこの世に来る前だった。
批判覚悟で書くが、第一子が可愛すぎて、いずれ別れると決めているにも関わらず、どうしてももう一人子どもが欲しかった。
そして、それはできるだけ早い段階で・・なので年子意外考えられなかった。もし、できなかったら即座に長男を連れて出て行こうと思っていた矢先、幸運なことに娘が来てくれた。
離婚するにあたって一番大事なのは、お金！！！
家庭によって色々なケースがあり、モラハラやDVをしている家庭だと夫がお金を管理している場合も多いようなので、あくまで私たちの場合になってしまうが、忘れないように書き留めたい。
まず、結婚生活時代。（子なし時代）
元夫（会社員）製造業、私（会社員）事務、お互い正社員同士。田舎で一番多い工場ワーカーと言われる層。中小企業なのでボーナスもあるが期待はできない。
生活費は、すべて管理を任されていた。夫の口座は教えてもらえず、月２万円の独身時代の借金返済＋小遣いを引いた給与を全額私にくれた。（結婚直前、借金があることが判明。詳細は教えてもらえず、小遣いから出す、の一点張りだった。）
給与明細付きなので、金額は把握している。
家賃の契約、公共料金の支払い先、生命保険支払い、諸々の経費はすべて私契約し、結婚後、私名義で新たに開設した口座に結び付けた。借金があると分かった時点で信頼がゼロだったので、独身時代の貯金（財産分与対象外）、給与振込銀行口座（いくら貰ってるかは大体伝えていた。）は隠し、貯金ゼロスタイルで結婚生活をスタートさせた。
子なしの時は月１０万ほど、夫婦で貯金ができたが、すぐに妊娠したので長男の出産費用、引っ越し代でほぼゼロ。
元夫だけの収入だけでは貯金まで回らず、息子が産まれてから毎月ほとんど収支はトントンだった。
住む場所はアパート。共有財産と言えるものは、婚姻後のわずかな貯金、生命保険、学資保険（長男が産まれる前に加入。）とできるだけ把握しやすく、シンプルに心がけていた。
独身時代のお金、婚姻後のお金の線引きを始めからきっちりとし、お金の収支を分かりやすく管理していたのが離婚調停の時に、役に立った。
また、元夫がお金の知識に乏しいこと、無頓着だったことが、こちらが管理しやすく元夫が知らないお金が作れたことも助かった。
離婚時に貯金を隠すことは可能？リアルな金額、私の場合！！②続く