元夫に言われたことで、心に残っていることがある。(悪い意味で)
どうしてこういう考えになるんかな。思いやりの心がない。と飽き飽きした愚痴。
娘を産んで、2か月で職場復帰した私。
当時、ワンオペ、職場復帰、なれない保育園の送り迎え、夜中の授乳、息子のイヤイヤ期(今思えば赤ちゃん返り?)、一番の悩みはそれがどれほど大変か全く分かってくれない元夫の存在に疲労困憊していた。
さらに体のコンディションも最悪だった。体型の問題ではない。
悪露が思ったより長く続き、産後でホルモンバランスはぐじゃぐじゃ。ホットフラッシュのような症状もあった。
職場復帰してすぐの週末に、天気がいいけどどこも行かなくていいの?と言われた。
そう、元夫はいつもこういう言い方をしてくる。そう思うなら、上の子だけでも連れ出してくれればいいのに。
疲れているし、家事をしたいから家にいたいと言えば、せっかく言ったのに、否定されたと思って拗ねられる。すべてが終わり出かけようとすると、さっきは出かけないっていっただろ。とどっちみち不機嫌になるのだ。
行先を決めるのも私。準備をするのも私。
運転するのも私。私の車で出かけるのだから、私が運転するのが当たり前とのこと。当然のように助手席に座る。
この日も結局、こどもたちの洋服が欲しく、お気に入りのショップが入る少し遠いショッピングモールに行くことにした。
片道1時間半、もちろん運転は私。
もともと運転は好きなので、苦ではないが、疲れが溜まって辛かった。
ショッピングモールでも当然元夫はただいるだけ、二人連れての初めての遠出、気も張るし、息子も抱っこをせがむのでとっても疲れた。
帰り道も当然私の運転。高速に乗ったところで、睡魔に襲われた。近くのSAに入り、休憩。足もつってしまったので、しぶしぶ元夫が運転を交代してくれた。
こども二人もいい感じに寝ている。私も睡魔に襲われそのまま寝てしまった。
慢性的な寝不足。久しぶりにぐっすり寝れた。
パッと起きると家に到着していた。
そして、ごめん、寝ちゃった!ととっさに元夫に謝った。
はぁ~、ふざけんなよ。
第一声だった。
人が運転しているのに、寝るなんて信じられない。疲れているのは一緒。と言われた。
私が行きたいと言い出したショッピングモールに付き合ってあげたのに、なんで?とも責めてきた。
普通が分からないが、もし私が逆の立場だったから、少しは寝かせてあげたい。と思うはずだ。
平謝りして、また心が閉じる音が聞こえ、この人といると自分の感覚がおかしくなると思った。