台北松山空港から台北駅、西門へはこの路線! 大都會客運262路區間車 松山機場→台北車站(忠孝) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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台北市松山區 松山機場公車站(台北松山空港市内路線バス乗り場)の続きです。

 

台北松山空港(松山機場)からは大都會客運の運行する262路區間車で台北駅へと向かいました。

大都會客運の262路は民生社區と中和を結んでいる路線で、途中、南京敦化路口(MRT台北小巨蛋駅)、捷運忠孝復興站(MRT忠孝復興駅・遠東そごう台北店)、捷運善導寺站(MRT善導寺駅)、台北駅、中華路西站、捷運西門站(MRT西門駅)、捷運小南門站(MRT小南門駅)、捷運頂溪站(MRT頂溪駅)、南勢角、捷運景安站(MRT景安駅)、捷運中和站(MRT中和駅)などを経由しています。

台北駅や西門といった旅行者が多く訪れるエリアを経由するのはもちろんのこと、朝6時~23時頃まで6~15分おきの運行という本数の多さも魅力で、あまり長く待つことなくバスに乗ることができます。

これに加えて262路區間車と同じ経路を走った後、中和より先の宏國德霖科技大學まで運行する262路もあり、こちらは本数が多少少ないですが、どちらの路線も利用可能です。

空港到着後は荷物も多く、階段の上り下りも大変ですが、路線バスを利用すればそういった苦労もなく移動することができます。

 

運賃は二段票と呼ばれる方式で、あるバス停を境に先へと乗車される場合は運賃が基本料金×2、境目のバス停より手前で降りる場合は基本料金という運賃形態となっています。中和行き及び宏國德霖科技大學の場合、忠孝復興駅、台北駅、西門等までで降りる際は基本料金(15元)で済みますが、小南門駅から先で降車する場合は基本料金×2(30元)となります。

現金の方は前扉から乗車して乗車時に運賃箱へお支払いください。なお、現金の場合は両替はできませんので、丁度の金額を用意するようにしてください。

また、262路、262路區間車は悠遊カードなどのICカードで直接乗車することもできます。乗車時と降車時に扉付近にあるICカードリーダーに確実にタッチして乗降してください。ICカード利用の方は前扉、中扉のどちらからも乗降ができます。

車内でのチャージはできませんので、事前に十分な金額をチャージした上で乗車してください。悠遊カードの購入やチャージは台北松山空港内のコンビニやMRT松山機場駅で行うことができます。

ICカードのほか、台北市、新北市のMRTや市内バスが乗り降り自由となる北北基好玩卡(北北基おもしろカード)でも利用することができます。北北基好玩卡はMRT松山機場駅で購入することができるほか、事前予約をすれば台北松山空港内の旅遊服務中心でも受け取ることができます。 

 

 

車両は大宇製のノンステップバスが使用されていました。車内は前扉~中扉間が中向きのシート、後方が前向きのシート中心のレイアウトです。

ノンステップバスということで、乗降口に段差がなく、スーツケースを持っての乗車にもあまり苦労がありません。

 

 

松山機場を出たバスは敦化路を南下し、南京敦化路口(MRT台北小巨蛋駅)を通ります。台北アリーナへもこの路線を使えば台北駅や松山機場から乗り換えなしで来ることができます。

頂好市場からは忠孝東路へ入り、MRT板南線に沿うように走ります。遠東そごう台北店の最寄りであるMRT忠孝復興駅や、善導寺駅などを経由していきます。

 

そしてバスは松山機場から20分ほどで台北駅に到着しました。台北駅では台北駅舎正面にある「臺北車站(忠孝)」バス停での乗降となりますので、階段等を使うことなく台北駅の駅舎内へとアクセスすることが可能です。

バスはこの先、中華路西站、捷運西門站(MRT西門駅)、捷運小南門站(MRT小南門駅)などを通り、終点の中和へと運行されます。西門方面へ行かれる方は引き続き乗車して台北駅から2つ目の「捷運西門站」バス停で降車してください。

 

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