寄り添えても代われない -再発 急性期- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。







-統合失調症 再発から2ヶ月-
-妊娠11w-


最近、おかしな夢を見ました。









夢の中では、

妻が退院しており、

私のお腹が大きくなっていました。










え?なんで?

となりましたがその時点では夢と気づかず。









私が出産することになっていて、

とても安心した感覚がありました。

これで妻が大変な思いをしなくてよくなると。









その後、

私が産婦人科にいく流れで、

これは夢だなと気づき目を開けました。









3日かけて「コウノドリ」(1期2期)

を全て観たからだろうか、

思考が夢になるのは実に単純ですね。









根本的には、

妻を見ていて代わってあげたいと、

そう思っている事が原因の夢かもしれません。









統合失調症の幻聴も、

全て私だけに聴こえろと思う事があります。








それでも私に妄想があったら、

妻は潰れてしまうだろうとも思います。








単純に代わったからと言って、

全て上手くはいかないのだろうなと思います。









いずれにしても夢物語です。

代わるのではなく変わる必要がある。

そうは言っても、










大切な人が精神疾患になれば、

精神科医になりたい。









大切な人が妊婦になれば、

産婦人科医になりたい。









大切な人が事件に巻き込まれれば、

弁護士になりたい。










知識を取り入れることはできても、

実際には何者にもなれないし代われもしない。










夢を見た日、

妻から久しぶりに電話がきました。









「わたし病棟で何してたらいい?」

「今日は早く寝た方がいい?」

「何かあったら助けてね」

「わたしご飯たべてるから大丈夫だから」









今の妻には周りと関わるのは難しく、

ひとりでとても孤独な日々だと想像できます。









お腹の中の赤ちゃんのことも、

10週目の心拍確認後を終えましたが、

次の健診まで4週間も空きます。

これに関しては私も不安でしかないです。









妻が電話の最後に小さい声で言いました。








「また一緒に暮らしたいんだ…」








妻の少し前向きな一言に安心しました。

さて、今後の事を整えていこうと思います。


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