人名や地名・国名など固有のものを指す「固有名詞」などがあります。
例えば……「山」は普通名詞ですが、「富士山」は固有名詞です。
文章を書くとき、固有名詞に置き換えられるところは固有名詞にすると◎
今回は、固有名詞を使うメリット&注意点をご紹介します。
- 普通名詞―― 山
- 固有名詞―― 富士山
山を表す場合でも、一般的なものを意味する「山」と
具体的に場所を示す「富士山」では印象が異なります。
どんな山なのかイメージしやすく
具体的で説得力のある文章に仕上がります。
具体的な地名が出てくると
「本当に山に行ったんだ」と信憑性が高くなる。
固有名詞の登場で、リアリティーがグッと増すのです。
富士山に行った経験のある人からは
親近感を抱いてもらえる効果もあります。
名詞を使うときは、
普通名詞にするか固有名詞にするか考えましょう。
固有名詞がなかったとしても
- 夕食を食べました。
- ハンバーグを食べました。
普通名詞(夕食)ではなく、
具体的な名詞(ハンバーグ)を選ぶと
より具体性が増しますよ☆
ただし、
いつでも固有名詞を選べ!
というワケではありません。
検討した結果、固有名詞よりも普通名詞のほうが
読者がイメージしやすいなら「普通名詞」を選んでもOK。
大切なのは、伝えるための試行錯誤を止めないことです。
固有名詞は、特定のモノを正確に示す言葉。
誤字脱字をすると誤解を招くだけでなく
失礼なことと見なされる可能性も……
固有名詞を表記するときは
次の項目をチェックしてくださいね。
- 「株式会社」の位置
正:株式会社サイバーエージェント
誤:サイバーエージェント株式会社
- 漢字、ひらがな、カタカナは正しく使っているか
正:さいたま市
誤:埼玉市
- アルファベットの大文字、小文字の使い分け
正:Amazon
誤:amazon
そのほか、サービス名や個人の名前なども
誤りを見かけることが多々あるのでご注意を。
普通名詞や固有名詞のほかに、指示代名詞もあります。
「指示代名詞」とは
書き手や読み手の状況をもとに
物事を指し示す機能をもつ言葉です。
例)この、その、あの、どの
指示代名詞も、どんどん普通名詞や固有名詞に変更。
名詞(キーワード)の出現率が高くなり
SEO的な観点で考えても有利になります。
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SEO(検索エンジン最適化)とは? コレ押さえれば基本はOK
指示代名詞が多い文章は分かりづらいので
分かりやすさを高めるためにも
指示代名詞の使用頻度は落としましょう。
▼指示代名詞との付き合い方はコチラをお読みください▼
名詞を表記するときは、
より具体的な名詞を選び、文章のリアリティーをUP!
名詞のない文章はありませんから、
今日からでもお試しくださいね☆
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