更新が滞って申し訳ございません。
出勤最後は6連勤で、その後結婚のための引越し準備でバタバタしておりました。
それと、私の誕生日に彼と一緒に婚姻届を貰いに行きましたよ。詳細は後日語ります
では本題へ戻って…
1話目
2話目
海上自衛隊の制服が捨てられていた話の続きです。
拾った海上自衛隊の制服を家に持ち帰ったことに関して数人の海上自衛官から、
窃盗だの、今すぐに交番に届けろなんて言われる私は、
近くに交番が無く警察署まで遠いので、一旦安心したくなり、防衛大学校出身の航空自衛官に相談したんです。
「至急！
自衛隊の青の制服が捨ててあった
自衛隊に届けるから連絡先教えて」
「4、5着
悪用されたらあかんと思って一旦家に持ち帰ってる。」
「どこに捨ててあったん?」
「道端。
捨ててあるというか
大きな硬めの袋に畳んで入れて
道から少しはみ出て置いてあった」
「どう見ても自衛隊のやし
悪用されて、自衛隊のフリして入るの防ぐために持ち帰ったけど
仕事の都合で届けにいけてない」
「17日に海自基地に届けるつもり。」
「ふむ。それがいいかもしれん
制服の内側に名前書くとこあるけど、空欄やろ?」
人の私物に触れるの嫌やなーと思いつつ、
折りたたまれてある服を袋から取り出さずに、
めくって確認することにしました。
「うん、空欄。
持ち帰ったことで私が罰せられるなら、仕方ないとは思ってる。
けど届けた謝礼は
南鳥島Tシャツじゃないと
この優しさが割に合わない。」
画像を添付しました。
「海自に確認したら、私物やねんて。官品(？)じゃないらしい。」
「海自さんの作業服やね」
防衛大出身の幹部の自衛官がそれがいいかもと言ってくれたことに安堵し、気持ちに余裕ができた私は海自さんから教えていただいた電話番号をもとに海上自衛隊の基地に連絡
することにしました。
「はい、
地方総監部です。」
「恐れ入ります。私、と申します。
先日朝に海上自衛隊の青色の迷彩が4着と青色の制服が入った鞄を道端で拾いまして…」
「え！もしかしてオレンジ色の鞄ですか？」
「は、はい！そうです。オレンジ色です！」
「別の方からも同じ連絡をいただいてたんですよ。どちらに落ちてましたか？」
あ、友達の海上自衛官が連絡入れてくれてたんやな！と瞬時に思いました。
「のあたりです。道端に、少し通行の邪魔になるような、はみ出して置かれておりました。落とし物なのか捨ててあったのかはわかりません。」
「ご連絡ありがとうございます。
わかりました。どのようなものであっても回収しなければいけないんです。今もその場所に置いてある状態ですか？」
「いえ…実は、大変申し訳ございませんが、その袋ごと家に持ち帰って預からせていただいております。17日でよろしければ仕事がお休みですので、そちらまで届けに行けるのですが17日でもよろしいでしょうか？」
「もしよろしければこちらが今すぐ受け取りに伺いますよ。」
嫌だ！それは断じて拒否する！
自衛隊オタクは、
イベントではない日に基地の中に入れること！
もしかすると届けることで謝礼に、日本最東端の島である南鳥島で海上自衛隊しか買いに行けない
南鳥島Tシャツをいただけるかもしれないんですもん！！
そう思った私は、即答せずモゴモゴした口調になり、
「あ、いえ、っと…17日に必ずお持ちしますので。」
「それは申し訳ないですし、こちらがすぐに伺いますよ。」
「今からは…。」
確かに遅い時間だったけど、夕飯食べるだけなので何もなかったけど、仕事の帰路につきながら電話をしていたこともあり、オタクはバッチリ見た目を整えていなかったので、それはそれで断固拒否なのである。
すると仕方ないと思ったのか、
17日に届けることを承諾してくれた海上自衛隊基地の電話当番さん。
「何時くらいにお越しでしょうか？」
「わかりません。当日にならないと…」
私は自衛官ではなく民間人なのであり、
お休みの日はぐっすりアラームを気にせず寝たい人なのである。
「そうですよね。」
もう完璧呆れられた。
「申し訳ございません。なるべく早くお持ちします。落とされた方、とても探されてますよね。実は13日の朝に見つけたんです。」
「え、13日ですか！？」
「はい…電話が遅くなって申し訳ございません。連勤で終日朝から21時頃に仕事が終わりますので、休日の17日に必ずお届けいたします。」
15日に電話をかけたんです。
「わかりました。場所はわかりますか？」
どこにお持ちすればいいのかわからず、
とても丁寧にアクセス方法を尋ねました。
これでホッと一安心。
電話連絡ができたことと、
家に置いたままの他人のものを預かっているという責任感から逃れられる。
あとスペースが邪魔だったのも気になっていたので。
17日に届けることになった報告を
海上自衛官と航空自衛官幹部くんに連絡しました。
「お巡りさん。
犯人はですよ(⊙⊙)!!」
「え、なんで
」
海上自衛官からは…
続きます。
参考までに、南鳥島です。
南鳥島、日本最東端の島。日本固有の領土。
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/minamitori_index/
(小笠原村公式サイト引用)
(産経ニュースから引用)
4話目
5話目
