横浜の行政書士 藤田麻衣子です!
いつもありがとうございます。
加入している神奈川建行協の研修会へ参加してきました。今回は公開講座ということで、会員以外含め、いつもより大勢の方がご参加。
今回のテーマは・・・じゃじゃん!
【建設関係業務における行政書士の代理権と専門家責任】
興味深いですよね~。代表の先生が講師をされました。
我々行政書士は申請人であるお客様の[代わりに]書類を作成し、申請や届出などを行うわけですが、この[代わりに]のあり方が、代理なのか代行なのか、という話です。
行政書士になりたての頃に、色々教えて頂いていた司法書士さんに「代理と代行の違い、分かりますか?」って聞かれたのを思い出します。答えられなかったのですが、それくらい認識が無いということです。
代理と代行は全く違うもの。今回の研修では法律から読み解いて、その違いについて詳しく教えて頂きました。
行政書士が行うのは【代理】です。
お客様から委任状を頂き、申請や届出などの手続きを代理します。これは使者として作られた書類を出しに行くだけの人(代行)ではなく、委任に基づいて自らの判断で訂正・修正行為をその場で行うことが出来ることを意味します。
この代理申請行為は行政書士にしか出来ません。にもかかわらず正しく代理申請を行っている行政書士が少ないという実態が。法改正があったこともあるでしょうし、そもそも正しく教えてくれる場所がなく、各人で習得-というか知る-するしかありません。私もそうでした。
業務を受任した時に発生する専門家責任についても触れられていました。日頃やっていることではありますが、改めて専門家としての責任は重いということを感じます。許認可は経営や営業のベースになるものであり、万が一のことがあっては大変な損害が生じ得ます。
この研修の後には、行政書士賠償責任保険について、損保ジャパンさんから説明がありました。私は時間の都合で退席したのですが、資料だけ頂いてきました。
そもそもこの保険は、行政書士業務を遂行するにあたって、すべき注意をしなかったことを理由としてなされた損害賠償請求について、行政書士が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する制度。要するに、仕事上うっかり失敗してしまってお客様に損害を与えてしまった結果、損害賠償請求をされた場合に、その行政書士側の損害を補償してくれるというものです。
この資料の中には…とっても恐ろしいことが書いてました(笑)
行政書士がミスをしたことによりお客様に損害を与えてしまった事例の数々です。この手の話は初めて聞く話ではありません。本当に怖い話です。
私もこの保険に入っています。入念な管理はしていますが、そのこととは別に入っておくべき保険だろうと思います。加入率ってどれくらいなんでしょうね?入っていない方も多いみたいですね。
今回も良い勉強をさせて頂きましたー。
そして!
私とこの方で共同主催をしている、S59年生まれ前後の士業・経営者が集まるS59年会。ついに7回目の開催となります。
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2部:14人
続々と増えてます。楽しみ!
今日の午後は支部の会計監査です。
1日があっという間過ぎる。そして毎日がバタバタ過ぎる!今夜は少しだけゆっくりしたい。先週借りたDVD、眠くて見れずまた借りてしまった。今週末は見れるかな(笑)