行政書士の仕事をしていて、本当にたくさんいただくのが、「行政書士って何する人?」というご質問。
行政書士って何をする人なのか、何が出来る人なのかというのはあまり知られておらず、とても分かりにくいと思います。
その「分かりにくい」理由の一つが、行政書士として出来る仕事の多さなのです。
行政書士が取り扱うことのできる業務はとにかく物凄くたくさんあります。
そのため、大体の行政書士が「専門分野」と取扱業務として、日々仕事しています。
ただ、それらの仕事に共通しているのは「色々な書類を作る」ということです。
考えてみると、仕事でも私生活でも、何でもかんでも「書類」が必要ではありませんか?
何か商売を始めようと許可を取る時も…
離婚の際に協議内容を書面で交わしておくにしても…
パスポートの申請も、車を買う時の手続きも…
必ず「書類」が必要になります。
これらの「書類」を作る仕事をしているのが行政書士なのです。
更に!それらの書類は毎度毎度同じ書類ではいけません。申請する人や状況により多種多様。まったく同じ状況にある人なんてほとんどいませんよね。
更に更に!ご本人がズバリ「この書類が必要」と判断できていれば分かりやすいのですが、通常は「こういう許可が欲しいけどどうしたい?」とか「離婚したいんだけどどうしよう…」とか、そういう漠然としたご相談から始まるはず。
だからこそ、「この方のこの状況なら、この書類をこういう感じで作ろう!」というコンサルティング、アドバイスが出来るのが行政書士なのです。
まとめると…
ご依頼者様の抱えている問題・課題を、法律の知識をベースにして書面にして解決する、書類作成のコンサルタント
それが行政書士。
ただし!「この書類は○○士(例えば弁護士さん」じゃないと作れませんよと法律で定められいるものは、もちろん行政書士が作ってはいけません。
でもそんなの法律を見ないと分かりませんし、一般的に「この書類は行政書士に頼めばいいな」「この書類は弁護士だな」なんて分かる方はいらっしゃいません。
ですので、何か困ったな~ということがあった時にはひと声おかけください。行政書士としてご依頼いただいたり、ご相談を受けることができない場合でも、そのご相談内容にあった信頼できる専門家をご紹介します。