ゼファー750RSとともに
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スプロケ&チェーン交換

前回のチェーンスライダー交換の時に、届いた部品!

ドライブスプロケット、ドリブンスプロケット、ドライブチェーン他。

ドリブンスプロケは、ホイールを外していた時に付ければ楽だったんだけど…

 

そんなことを言ってもしょうがないので、作業開始。

まずはドライブスプロケのナットを緩めておきます。

ナットの緩み防止で曲げられているワッシャをのマイナスドライバーを使って伸ばします。

 

はい、これでナットが外せるようになりました。

 

一人で作業しているので、ロープでリアブレーキを固定してしっかりブレーキをかけます。

ブレーキが甘いと共周りしてナットが緩みません。

 

スピンナーでナットを緩めます。

13kg-mのトルクで締め付けられているので、固いです。

インパクトとコンプレッサーが欲しくなります。

緩んだらリアブレーキを解除して、チェーンをカットしていきます。

 

使うのは、D.I.Dのかし丸君

かし丸君についてはこちらをご覧下さい。

 

ピンに当たるまでは手で締め込んでいきます。

 

しっかりとピンに当たっていることを確認したらピン抜き開始。

27mmメガネと19mmのラチェットで締め付けていきます。

最初は固いですが、ある程度までいくとするすると気持ちよく抜けていきます。

 

ここまで抜けてくると、あとは簡単に抜けていきます。

裏側から見たところ。

ピンが抜けているところがよくわかります。

スイングアームの塗装はげが見苦しい。

 

抜けたピンとシールです。

チェーンの交換だけなら、古いチェーンと新しいチェーンを針金などで繋いで、古いチェーンを引っ張ると簡単に入れ替えできるんですが、今回は前後スプロケットも交換するので、古いチェンはそのまま外しました。

 

ホイルを外してドリブンスプロケを交換します。

 

はい、取り替えました。サンスターのスプロケです。

ボルトの締め付けトルクは、7.5kg-m(ニュートン換算はご自分でお願いします)で、六カ所です。

 

で、ホイールを取り付けたらドライブスプロケも交換

 

サンスターのドライブスプロケと純正のワッシャを取付てナットを仮締め。

 

次は、チェーンの取り付け。

今回のチェーンは、D.I.Dとタイガースのコラボチェーン。

120リンクのみだったので、チェーンを合わせて余分な分は、かし丸君でカット。

純正は106リンクですが、相棒は色々といじっているので、106リンクではかなりギリギリ。

なので、今回は108リンクで合わせてみます。

ちょうど良い感じなのでカットして、つなぎ作業に取りかかります。

 

ピンとシールに付属のグリースをたっぷり塗ります。

 

こちら側のシールにもグリースをたっぷり塗りつけます。

 

プレートにもグリースをたっぷりつけたら、かし丸君で圧入していきます。

あまり強く締め込むと、キンクして動きが悪くなるので、様子を見ながら締め付けていきます。

圧入後、キンクしてないか動きを確認し、ピンをかし丸君でカシメていきます。

 

カシメもあまり強く締め付けるとキンクするので、様子を見ながら締め付けていきます。

カシメも完了したので、動きを確認!

スイングアームの塗装はげが見苦しい。

 

チェーンの取り付けも無事終わったので、チェーンの余分なグリースを拭き取ります。

拭き取りをしないと、ホイールやスイングアーム等々にグリースが飛び散って汚れます。

 

最後は、リアブレーキを再びロープでロックして、ドライブスプロケのナットをを締め付けます。

締付トルクは13kg-m(ニュートン換算はご自分でお願いします)。

 

締め付けた後は、緩み防止でワッシャを一カ所折り曲げって交換作業終了!

チェーンやリアホイールの動きを確認!

 

で、フロントチェーンカバーを取り付けようとしたら、サイドスタンドスイッチが汚い。

なので、こちらも取り外して掃除します。

 

綺麗になりました。

動きも少し渋かったので、グリースアップ。

ブーツは固くなっているので、今度交換します。

 

サイドスタンドスイッチは、六角ボルト2本で固定されてます。

取外し、取付の時は、サイドスタンドを上げているとやりやすいです。

 

で、今度こそ無事作業終了かと思いきやリアチェーンカバーがタイヤと干渉してます。ガーン

しょうがないので、チェーンカバーを2㎝ほどカットして、クリアランスを確保して、今度こそ作業終了。

チェーンスライダー交換

先日、メンテと清掃をしていると、フロントチェーンカバーの中に

プラスチック片が…。

 

こんなところにあるプラスチックといったら、

ほぼ間違えなくチェーンスライダー。

 

触ってみるとかなりグラグラです。

チェーンを上げると中央のガイドも削られている。

スイングアームを交換した時の物だから十数年は経っているので、

交換することに。

 

まずは、固く締まっているシャフトナットを少しだけ緩めておきます。

インパクトがあれば簡単なんだけど、そんな高価な物はないので

スピンナーに12mm六角ソケットを取り付けて緩めます。

 

シャフトも一緒に回るので、供回り防止で反対側は六角でロック。

緩んだら取り外しに邪魔なリアタイヤなどを外していきます。

 

 

トルクロッドも外します。

リアサスも外します。

 

センタースタンドを取り付ける前に、マフラーも外します。

マフラーを外さなくてもセンタースタンドは取付可能なのですが、

スイングアームの取外し、取付で車体が揺れるのを見越して

安全策でジャッキも併用するため、マフラーが邪魔。

 

センタースタンドとジャッキを取り付けたらリアサスを外します。

 

リアサスを外したので、メンテナンススタンドはお役御免!

 

通常はこの時点でスイングアームの後ろは地面につくのですが、

センタースタンドにスタビライザーが当たっているので、

宙に浮いた様になってます。

 

いよいよスイングアーム取り外し。

上下左右にゆらしながら少しずつ外していきます。

格闘すること十数分ぐらいかな。

なんとか外れたので、スライダーを交換します。

 

下が新品。(写真の撮り方が下手で大きさが違う様に見えますが、同じです。)

スライダーの横の部分が割れてないです。

 

左が新品。(写真の撮り方が下手で大きさが違う様に見えますが、同じです。)

上のガイド部分が削れてます。

 

裏側もだいぶダメージがあります。

 

新品のスライダーを取り付けて、可動部にグリースを付けながら

スイングアームを取り付けていきます。

やはり十数分ぐらい格闘してました。

穴がなかなか合わなくて…。

 

スイングアームとリアサスを取り付け、再びメンテナンススタンドで

車体を支え、お役御免となったセンタースタンドとジャッキを外したところで、

休憩&この日届く予定の部品待ち。

 

ひたすら待つも来ない。

 

4時を過ぎたので、諦めてタイヤやマフラーなどをくみ上げていきます。

組み上がって、掃除&後片付けをしていると、部品到着。

 

もう少し早ければ、他の作業もできたんですが、この後、忘年会が待っているので、

次回に持ち越し。

 

最後に残していたシャフトナットの締め付けを届いたばかりの新品ナットに替えて

トルクレンチで規定値の12kg-mで締め付け、最後にスピンナーで

締まり具合を確認。

締め付けの時もシャフトが供回りしない様に、反対側を六角でロックしてます。

 

取り付け完了!

 

 

オイル漏れ

フロントフォークのインナーチューブに錆が出たため、

オーバーホールして、インナーチューブ、オイルシール、

ダストシールなど新品に交換。

 

絶好調だったが、しばらくするとフォークオイルが漏れてくる。

 

ゴミが入ったかと、裏技のクリアファイルをチューブとオイルシールの

間に滑り込ませて上下に動かしながらぐるりと数周。

ゴミが挟まっただけならこれでOKのはず。

 

しかし、オイル漏れは止まらない。

 

仕方がないので、再度オーバーホール。オイルシールを新品に交換。

結果は変わらず、交換後してしばらくは良いが、日数が経つと次第に漏れてくる。

 

まぁオイルが漏れるということはオイルが入っている証拠!

って、悠長なことは言ってられませんが…

 

だましだまし乗っていたが、調べてみると、この症状が出ているカワサキ車が結構あるらしい。

カワサキの持病か?

そして、ある商品を使うと改善されるらしい。

 

「溺れる者は藁をもつかむ」ということで、さっそく作業開始。

 

フロントフォークが伸びきるところまでジャッキアップ。

 

赤丸のところが、オイルが付着しているところ。

写真ではわかりづらいが、このオイルラインはグルッと一周しています。

 

インナーチューブをアルコールで拭いてしっかり脱脂。

 

マイナスドライバーでダストシールを外します。

外したら、ダストシールで隠れていたところもアルコールで脱脂。

 

そして、もう一度インナチュイーブ全体をオイルの残りがないようにしっかり脱脂。

 

ここで登場するのが、ワコーズ「バイダス・ドライ」

(フッ素系乾性粉末潤滑剤)

 

オイル漏れにも効果があるらしい。

本当はオーバーホール時に、シリコングリースと一緒に使うのが良いらしい。

 

取り合えすインナーチューブに吹きかけます。

チューブとオイルチューブの間にもできるだけ入るように吹きかけます。

あとはゆっくりジャッキをさげて、ダストシールを元に戻します。

余分な粉末を綺麗に落として作業終了。

 

とりあえずフロントフォークを何度もストロークさせてみる。

インナーチューブに、オイルの付着は見られない。

 

ちょっと曇ってきたが、雨雲レーダーでは雨は降らない模様。

効果を見るため、試走に出かけます。

 

 

 

一時間後、土砂降りの中、帰宅。

結果は次回かな。

 

まぁ、これでダメなら再度オーバーホールして

インナーチューブとシール類の交換かな。

 

 

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