オイル漏れ | ゼファー750RSとともに

オイル漏れ

フロントフォークのインナーチューブに錆が出たため、

オーバーホールして、インナーチューブ、オイルシール、

ダストシールなど新品に交換。

 

絶好調だったが、しばらくするとフォークオイルが漏れてくる。

 

ゴミが入ったかと、裏技のクリアファイルをチューブとオイルシールの

間に滑り込ませて上下に動かしながらぐるりと数周。

ゴミが挟まっただけならこれでOKのはず。

 

しかし、オイル漏れは止まらない。

 

仕方がないので、再度オーバーホール。オイルシールを新品に交換。

結果は変わらず、交換後してしばらくは良いが、日数が経つと次第に漏れてくる。

 

まぁオイルが漏れるということはオイルが入っている証拠!

って、悠長なことは言ってられませんが…

 

だましだまし乗っていたが、調べてみると、この症状が出ているカワサキ車が結構あるらしい。

カワサキの持病か?

そして、ある商品を使うと改善されるらしい。

 

「溺れる者は藁をもつかむ」ということで、さっそく作業開始。

 

フロントフォークが伸びきるところまでジャッキアップ。

 

赤丸のところが、オイルが付着しているところ。

写真ではわかりづらいが、このオイルラインはグルッと一周しています。

 

インナーチューブをアルコールで拭いてしっかり脱脂。

 

マイナスドライバーでダストシールを外します。

外したら、ダストシールで隠れていたところもアルコールで脱脂。

 

そして、もう一度インナチュイーブ全体をオイルの残りがないようにしっかり脱脂。

 

ここで登場するのが、ワコーズ「バイダス・ドライ」

(フッ素系乾性粉末潤滑剤)

 

オイル漏れにも効果があるらしい。

本当はオーバーホール時に、シリコングリースと一緒に使うのが良いらしい。

 

取り合えすインナーチューブに吹きかけます。

チューブとオイルチューブの間にもできるだけ入るように吹きかけます。

あとはゆっくりジャッキをさげて、ダストシールを元に戻します。

余分な粉末を綺麗に落として作業終了。

 

とりあえずフロントフォークを何度もストロークさせてみる。

インナーチューブに、オイルの付着は見られない。

 

ちょっと曇ってきたが、雨雲レーダーでは雨は降らない模様。

効果を見るため、試走に出かけます。

 

 

 

一時間後、土砂降りの中、帰宅。

結果は次回かな。

 

まぁ、これでダメなら再度オーバーホールして

インナーチューブとシール類の交換かな。