近・至近距離
クイックバックハンド専用
ショートロッドを作る (改造)
中古で安く売っている
昔の胴まで曲がるスピニングロッドと
M~MHパワーのベイトロッドを
ニコイチにして、太くて硬く丈夫な
ティップのショートロッドを作ります。
改造の仕方 (おおまかに)
1、ティップセクションを切り出す
スピニングロッドの
両端(先と元)をカットする。
残った真ん中部分が
ティップセクションになるので
自分が使いたい硬さ長さに
なるように切る。
2. バットを切り出す
使わなくなったMやMHパワーの
ベイトロッドからバットを切り出して
そこに 1 を差す。
(差し込めるように加工する)
アタッチメントを数種類作れば
硬さ長さ違いのバットに交換できます。
3、ガイドを付ける
ティップセクション先端内側に
旧型トップガイド(焦げ茶リング)を挿す。
先径が太くてトップガイドを
ブランク外側から被せられないので
内側に差します。
内径が大きすぎて、ガイドが
ぶかぶかの場合はスレッドなどで
嵩増ししてからエポキシで接着する。
旧型トップガイドは足が高いので
太いティップにラインが
接触するのを軽減できます。
右二本が一般的な先径で
左が改造ロッドの先径。
所謂だるんだるんの
スピニングがベースなので
5mm近い先径ですが
棒ではありません。
旧型ガイドリングを使う場合
重い旧型ガイドフレームから外し
チタンなどの軽いフレームに
移植すれば軽量化できます。
ベースは頑丈なものを
竿捌きしやすい短さ
至近距離用としては
グリップの長さ調整済みで
5f6以下の長さが適している
と思っていますが
グリップ長と同じで
ブランクの長さも微調整して
扱いやすいと感じる
長さを見つけます。
パックロッドも作れる
1,を2ピースのものにするなど
その他加工次第で5ピースの
パックロッドも作れます。
このロッドのメリット・特性
細い枝ならバシバシ叩いて
薙ぎ払いながら藪漕ぎができ
硬いながらもバックハンドでの
急反発時には適度に曲がり
捻じれにくいので射出感も良く
さらにルアー急減速時でも
ティップが入らないので
弾道コントロールと
静かな着水にも適しています。
また、
自分好みの硬さ長さに出来ることと
安くて丈夫なので
破損やキズを気にすることなく
思う存分、急反発する事ができる
ことも、とても重要なメリットです。
デメリット
この改造ロッドは
中量級スカート増量ルアーを
近 至近距離クイックバックハンド
で投げる事だけに特化しており
その他の投げ方やデメリットは
全く考慮していません。
腕を痛める可能性がある
硬いロッドで重いルアーを
片手投げするとケガをする
可能性があります。
急反発は頑丈なロッドで
そこそこ重いルアーで
急反発するとティップにかなりの
負担がかかると思います。
実際このテイクバックでロッドを
折ったことが何度もあり
強度が弱いロッドでの
急反発は非常に危険なので
絶対にしないほうが
良いです。
このブログに書いている
セッティング等は
自分がそうしてきた事
そう感じた事を書いており
全て私見です。






































