古代伝説に過ぎなかったトロイの遺跡を発見したドイツ人、ハインリッヒ・シュリーマンの生涯。

とにかくシュリーマンの奇想天外波乱万丈(?)の人生が面白い!

子供の頃、物語を実在のものと信じてしまうことはよくある話だけど、大人になって、まず莫大な財産を作ってから発掘を始め(彼にとっては遺産発掘の為の資金にすぎない)、ギリシャ中をボコボコにしながら死ぬまで発掘への情熱が衰えないというのは、やはりタダモノではない。やはり一種の”神に選ばれた人”天才、奇人。また、シュリーマンは語学の天才としても知られ、彼独自の語学マスター法も興味深い。とはいっても、一般人が6週間で一外国語をマスターするのは無理でっしゃろ。やっぱり彼は天才だ~!


著者: シュリーマン, Heinrich Schliemann, 関 楠生
タイトル: 古代への情熱―シュリーマン自伝
やっと読み終えました! 

このところ寝ても覚めても頭の中はテロテロ状態で、テレビを見ればブッシュ大統領やラムズフェルド国防長官やライス補佐官が同時進行で(笑)。いや~面白い本でした。

ブッシュ君も読んだかね?読むべきだよね。作中のF大統領はブッシュ君にそっくりだし(笑)。

一度読んだ人も今現在読みなさい。ますます面白いよ。ホットだよ。911以前に読んだとしたら、面白くはあっても、ただの荒唐無稽な夢物語にしか思えなかっただろうけど、今読めば臨場感ばっちりです。騙されたと思って、最後の最後まで読んでみてくれ~!(途中で挫折しそうになるけど、最後まで読んでね)。911が起こった時、もしソ連が崩壊していなかったら(911はありえなかっただろうというパラドックスはヌキにして)、世界情勢はどうなっていたか。。。う~む、考えてもよくわからないので誰か考えてみてください(爆)。



著者: トム クランシー, Tom Clancy, 井坂 清
タイトル: 恐怖の総和〈下〉
トム・クランシーには手を出さないどこ...とずっと思ってたんですがね、誘惑に負けた。いいえ世間に負けた~(なにやら古いな)。

この本は出版当時から読みたかったんだけどね、10年待った甲斐があった、今まさに読みごろじゃないですか!?(爆)。

最近のイラク関連ニュースを見ながら、「こ、これはまさにトム・クランシーの世界じゃねえか!」てんで、ワシントンの騒動や裏工作が目に浮かぶようです。事実は小説より奇なりというけれどホントだねぇ。

それにしても日本語訳書で1500ページの超長編。登場人物が多いし、話が長すぎて、前の出来事を忘れてしまう^^;。オムニバス形式なんだけど、登場人物ごとにバーっと書いたものを、あとからバラバラにして並べ替えたに違いない(んなわけないか)、ふむ、コンピューターのお陰で小説も変わったわい、などと勝手なことを想像して読むのも楽しい。それにしても、ちょっとダラダラしすぎとちゃう?(ただいま481ページ読破)



著者: トム クランシー, Tom Clancy, 井坂 清
タイトル: 恐怖の総和〈上〉
「羊たちの沈黙」がどうも好きになれなかったので、ずっと手をださなかったのですが訳者が替わったことに(やっと)気づき読んでみました。相変わらず不可解な部分も多いT・ハリス作品ですが、これは面白かった~!もっと早く読めばよかった(笑)。一冊にこれだけ様々な要素を盛り込んだ作品も珍しいのではないか。冒頭部分のクライムノベルに始まって、美術・音楽・歴史・宗教・紀行(奇行も^^)と幅広く広がりをみせ、後半では心理学・医学・法学・建築・ファッション・ワイン・食事^^;と満載。レクター博士の魅力がいっぱい!と書くと、この文だけで何の予備知識もなくハンニバルを読んだ人は、内容の凄さにびっくりするでしょうけど。最後のクラリスの状況は想像通りで、ちょっぴり残念。イージーすぎる展開だよなぁ。



著者: トマス ハリス, Thomas Harris, 高見 浩
タイトル: ハンニバル〈下〉



著者: トマス ハリス, Thomas Harris, 高見 浩
タイトル: ハンニバル〈上〉
人間の正悪を描いたら、この人の右に出るものはない。というくらい正義感あふれる作品が多いですよね。そしてまた、悪の方の描き方も徹底していて、これでもか~!ってくらい性悪だったり、底意地の悪さが出てる。主人公はたいてい、背が高く、ギョロ目で顔の彫りが深く、毛深い。「瀟洒」という言葉が大好きである。

登場人物の初めの描き方で、もうその人物がいい人か悪モンかがわかるので読みやすい。

それにしても、山崎豊子の作品は凄い。どの作品も読み応え十分で満足させてくれる。単なる告発的な社会小説には納まりきらないほど、人間模様がよく描かれている。これほど二局面での才能ある作家も珍しいのではないか。「白い巨塔」に関しては、いまドラマで話題だが、これだけの作品をわかりやすくワンクールのドラマにした脚本家にも拍手喝采。

個人的には 1.二つの祖国 2.白い巨塔 3.不毛地帯 4.華麗なる一族 5.沈まぬ太陽 かな。どの作品でもよいから、山崎豊子作品を一度は読んでいただきたい。

*蛇の足
山崎作品はみな2,3度読み返しましたが(それほど面白いんだよ~)今回、ドラマ化されたのでまた再読。約35年前の作品ですが、ちっとも古臭さを感じませんでした。田宮二郎のドラマはおぼろに(強調!)憶えていますが、唐沢バージョンも良かったです~。田宮二郎といえば、私の実家の近所に住んでいたので(その後、田宮家は豪邸にお引越し)、自殺した時は大変ショックでした。そうそう、先日亡くなった、いかりや長介さんも、ご近所でした(その後、いかりや家は豪邸にお引越し)。ぐた実家だけは、豪邸に引越しもせず、地元にへばりついておりますっ(号泣)。
だめだこりゃ



著者: 山崎 豊子
タイトル: 白い巨塔 (上巻)



著者: 山崎 豊子
タイトル: 白い巨塔 (下巻)



著者: 山崎 豊子
タイトル: 白い巨塔 続 新潮文庫 や 5-11