「羊たちの沈黙」がどうも好きになれなかったので、ずっと手をださなかったのですが訳者が替わったことに(やっと)気づき読んでみました。相変わらず不可解な部分も多いT・ハリス作品ですが、これは面白かった~!もっと早く読めばよかった(笑)。一冊にこれだけ様々な要素を盛り込んだ作品も珍しいのではないか。冒頭部分のクライムノベルに始まって、美術・音楽・歴史・宗教・紀行(奇行も^^)と幅広く広がりをみせ、後半では心理学・医学・法学・建築・ファッション・ワイン・食事^^;と満載。レクター博士の魅力がいっぱい!と書くと、この文だけで何の予備知識もなくハンニバルを読んだ人は、内容の凄さにびっくりするでしょうけど。最後のクラリスの状況は想像通りで、ちょっぴり残念。イージーすぎる展開だよなぁ。



著者: トマス ハリス, Thomas Harris, 高見 浩
タイトル: ハンニバル〈下〉



著者: トマス ハリス, Thomas Harris, 高見 浩
タイトル: ハンニバル〈上〉