信用情報、ブラックリストとは | ぐっさんのブログ

ぐっさんのブログ

ぐっさんのブログです。

2023/8/29

消費者金融にブラックリストってあるの?

よく消費者金融に申し込むときや、車のローンなどを組むときに「ブラックリスト」に載っていたら、審査ではじかれるかも・・・という話を聞くことがあります。

消費者金融や銀行に借入を申し込むとき、よく聞く噂です。

実際にブラックリストがあるのかどうかという話に戻りますが、ブラックリストというものは存在しません。

しかし審査時に申込者の情報を照会したとき、その情報欄に今までの借入の履歴で”事故”が残っている場合があるのです。

例えば返済が滞ったことがあるなどや、消費者金融の審査に落ちてしまっているなどの情報が、個人情報として消費者金融をはじめとする金融業者全てが閲覧できる情報として残ってしまっているのです。

ですので、そのような事故情報があると、審査の時にはじかれてしまうという訳です。

しかし、そのような記録は自己破産なら最長5年間で消去されてしまいます。

延滞などはもっと短い期間ですが、その間はキャッシングをはじめとした借入は非常に難しくなります。

以上のように、ブラックリストというものがあり、一生消費者金融などから借り入れ出来ないというのではなく、個人情報に付加している情報として、今までの借り入れの事故記録や申し込みの記録などが残っているというのが正しい答えとなります。

消費者金融もお金を貸出し利益を得なければなりませんので、数年我慢すればまた借入できるようになります。

個人信用情報機関とは

カードローンやクレジットカードなどを契約する場合、必ず審査を行うことになります。

その時にカード会社などが利用するのが個人信用情報機関です。

この個人信用情報機関は現在3つに分かれており、クレジットカードや消費者金融が加盟しているCIC、銀行などが主に加盟している全国銀行個人信用情報センター 、貸金業や保証会社などが加盟しているJICCの3つが存在してます。

何故3つに分かれているかというと、それぞれに扱うローンなどの種類が異なっているためです。

銀行のローンを利用した場合には全国銀行個人信用情報センターに記録が残り、クレジットカードを利用した場合にはCICに記録が残るという仕組みになっています。

そもそも信用情報とは何かといえば、個人がローンやキャッシングなどを利用した記録、返済した記録を記載した情報で、その人の社会的信用を測るための重要な情報です。

例えばクレジットカードを使って買い物をした場合、その返済が滞るとその情報は信用情報機関の情報に必ず記載されます。

何度も遅延や延滞を繰り返すような悪質な場合には、信用情報上にその記載がされることになり、信用情報にキズが付いた状態、いあゆるブラックと呼ばれる状態になります。

信用情報にキズがついてしまうと社会的信用が無いと判断されますから、新たなローンなどの利用が出来なくなってしまいます。

債務整理を行なった場合も同じようにブラック扱いとなります。

この信用情報は全ての業者で閲覧が可能ですから、違う金融業者に延滞の事実を黙って申し込んだとしても、審査の段階で必ず判る仕組みになっています。

銀行のローンで延滞が有る場合、だったら消費者金融のローンなら利用できるのではと考える人も中にはいるかもしれません。

しかし審査の段階で3つの信用情報機関の情報を調べるため、どれかの信用情報にキズが付いていた場合には、ローンの利用は実質不可能となります。

信用情報機関で管理されている情報は、それだけ重要な情報ですから、延滞や遅延には注意が必要でしょう。

カードローンでの利用分は住宅ローンに影響あるか

住宅ローンの審査は、様々な点で総合的に行われます。

信用情報も当然ですが、判断の材料となります。

審査の可否や金利にも影響します。

そのため、住宅ローンや車のローンを組む予定がある場合には、信用情報を良好に保つことが重要となります。

今となっては欠かせない携帯電話ですが、支払いは遅れない事が大切です。

支払履歴は信用情報に記録されているため期日通りに支払いをするようにします。

また、カードローンの延滞も注意が必要です。

キャッシングに便利ですが、安易な使用で延滞をすると信用情報に悪い履歴が残ります。

万が一延滞を起こしたカードでもその後の信用のためには、使い続けて記録を積み重ねたほうがプラスに働きます。

もちろん、延滞を解消した後でも記録が残りますが、一定期間を過ぎると解消できます。

また、安易にローンを組まない事も大切です。

複数のローンを抱えていると信用情報にも残り、資金の目途が立たないのではないか?という懸念や計画性の無さなどの疑いも持たれます。

ローンは計画的であり、最小限に抑える事が重要です。

住宅ローンの予定がある方は、定期的に自分の信用情報は確認した方が良いです。

カードローンやローンなど利用している状態であれば、情報は毎月更新され続けています。

ローンを組む場合には審査基準は会社によって異なりますが、一般的な信用度、評価を知っておくことは大切です。Rio(柚木ティナ)


1| 2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|