こんにちは、ぐり(@gurinoniwa)です!
旦那がですね。
言うんですよ。
「食べらさるって北海道弁、あれっておかしくない?(真顔)」
まず「〇〇さる」について説明しましょう。
北海道では日常よく聞かれる方言です。
よくあるのが「押ささる(おささる)」ですね。
これは「(押すつもりがなかったのに手がぶつかったりして)スイッチ等を押してしまう」など「意図せずに押してしまう」時に使われます。多分。知らんけど。
例文として「スイッチ壊れてて隣のスイッチまで一緒に押ささるわー」「肘がぶつかってエレベーターの降りる予定のない階のボタン押ささっちゃった!」などですね。
無理矢理考えたので例文の設定に無理がある気がするけどスルーしてください
ポイントになるのが「意図せずに」というところ。
押したくなかったのに、押すつもりがなかったのに、結果的に押してしまったという状態が「押ささる」なんです。
そして「食べらさる」という言葉。
こちらも同じく「そんなつもりじゃなかったのについ食べてしまう」という状態。
「めちゃくちゃ美味しすぎてつい食べらさるー!!」なんて言ったりします。
美味しくて止まらない!的な表現ですね。
はい、お気付きでしょうか。
旦那が疑問を抱くのはここです
「押ささる」は本人の意思がそこに存在していません。
押すつもりはなかったのに「(偶然を含む)意図せず押してしまった状態」「結果として押されてしまった状態」が「押ささる」なのですから、押してしまった本人にとっては、自分の意志とは相反する結果ということになるわけです。
ところがどうでしょう。
「食べらさる」という言葉。
そもそも「食べる」という行為には本人の意思が介在しています。
「食べるつもりなかったのに」などと言ったとしても、本当の意味で「食べるつもりがなかった」のなら食物は口に入ってきません。
「食べるつもり」で口まで食物を運び、口を開け、中に食物を入れるのです。
そこに「偶然」は多くの場合起こり得ません。
自我を保てない何らかの病的な理由でもない限り、健康な状態の一人の意思ある人間が「食べるつもりがなかった」のであれば「食物を食べる」ことなどできないはずなのです
では「食べらさる」というのは一体どういう状態なのか?
「ダイエット中なのに美味しすぎてついつい食べちゃうー!!美味しー!!」みたいな状態なわけです。
「意図せず」ではなく、「食べたくなかった」のではなく、結局「食べたかったんじゃねーか」ということなわけです。
つまりそれは「そこでやめとく意思が弱いだけ」なのではないか。
それを「自分のせいじゃない」みたいに言ってるけど「オマエが自分で食べてんじゃねーか」ということにはならないのか、と。
お口が悪いわぁ
「食べらさるっておかしくね?」
皆さん、旦那のこの疑問・・・
どう思いますか?
はい、どうでもいいですね
最後までお読みいただき、ありがとうございました
ではまた
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