シネマド館

シネマド館

世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。


純粋と狂気

Pure Japanese

(2021年/日本/88分)

 

監督:松永大司

 

 

【ストーリー】

アクション俳優の立石は社交性がない一方で日本文化に傾倒しており、周囲からは変わり者として距離を置かれている。一方、女子高生のアユミは祖父と暮らす土地を中国人ブローカーと地元ヤクザに狙われ、執拗な嫌がらせを受けていた。ある日、立石は偶然アユミを助け、アユミは彼になつくように。過去の撮影現場での事故によるトラウマから暴力に対するリミットをかけていた立石は、アユミを守るための相手への攻撃を肯定されたことで、抑えていた狂気を目覚めさせていく。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】

 

この人…怖っっ…ガーン


な、何考えてるかわからん、イッちゃってるー!な、人を演じたおディーンさんがすごくハマってました。

 

物語の展開がとてもスローなのですが、後半に彼のキャラ(狂気)が動き出してからが…もう!!


物語も、映画としても、私にはそんなにハマりませんでしたが、おディーンさんの「この人おかしいって…ひぃー不安」という演技と、殺陣(←すべての方々の)は観てよかったなーと思いました。

 

おディーンさんのアクションって初めて見たのですが、かっこよかったです!!!



映画とは関係ないのですが、おディーンさんが「徹子の部屋」に出た時、ステージの前などに瞬発力を上げるために食べるのが「ようかん」って言うてました。サプリみたいなもん、だそうです。へぇー

我が家にずーっと数本あるからあげたいわ…って思いました。

ちなみに徹子さんにとっての舞台前のサプリは「芋ようかん」だそうです🍠
 

お二人ともいつまでも現役で活躍していただきたいですニコニコ

 

うりぼう3.5 : いのしし いのしし いのしし オバケ

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたカブト

 

友だちをいじめんな!

ロスバンド

(2018年/ノルウェー・スウェーデン/94分)

 

監督:クリスティアン・ロー

 

【ストーリー】

ノルウェー発の青春音楽ロードムービー。両親の不仲に心を痛めるドラム担当のグリムと、親友でギター兼ボーカル担当のアクセルは、ノルウェーのロック大会に出場するため練習に励む日々を送っていた。グリムはアクセルの音痴が気になって仕方がないが、真実を言い出すことができない。念願の大会出場チケットを手に入れたものの、メンバーにベーシストはおらず、開催地は北の果ての町トロムソだ。ベーシストのオーディションにやって来た9歳のチェロ少女ティルダを仲間に加え「ロスバンド」を結成した彼らは、近所に住む名ドライバーのマッティンが運転する車で旅に出るが……。(映画.comさんより)


【かんそう】


記念すべき1回目の鑑賞は大阪心斎橋公演にて!!

ハートを撃ち抜かれた1回目の鑑賞。

とにかく大好きです!

 

ゆるーい青春バンド物語なんですけれど、とてもよかったです。



寄り道のたびに起こるトラブル。

その度に強くなる仲間との絆。

 

メンバーそれぞれが抱えている悩みも仲間と共に乗り越える…まではいかなくても、仲間がいてくれることが心強い。


はぁ…

 

好きー大好きー目がハート飛び出すハート

 

 

人生だって寄り道することで大切なことに気づくこともありますもんね。

 


ロスバンドイモターレ最高~✨

 

 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

警官フランクの「勤務最後の日」に大爆笑でした爆笑

 

 

うりぼう5つ:いのしし いのしし いのしし いのしし いのしし 合格 

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたカラオケ

お父さん…

さがす

(2022年/日本/123分)

 

監督:片山慎三

 

【ストーリー】

大阪の下町に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と言う智の言葉を、楓はいつもの冗談だと聞き流していた。しかし、その翌朝、智が忽然と姿を消す。警察からも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にされない中、必死に父親の行方を捜す楓。やがて、とある日雇い現場の作業員に父の名前を見つけた楓だったが、その人物は父とは違う、まったく知らない若い男だった。失意に沈む中、無造作に貼りだされていた連続殺人犯の指名手配チラシが目に入った楓。そこには、日雇い現場で出会った、あの若い男の顔があった。(映画.comさんより)


【かんそう】


すごかった…

あぁ…すごかったとも!!

役者さんたちの熱量も然ることながら脚本のすごさ!

途中で時系列が遡ったりしていても、それがわかりにくい、ということはなかったので、すごく練りに練られた、考え抜かれた脚本&構成やなぁ、と思いました。

 

役者陣も皆さんハマってましたねぇ。

 

個人的にちょっと「?」なところもあったのですが…

(妻はあの状態でスマホ打てる?あの時のビニール手袋どうした?など…)

 

それは私の考え過ぎなのかな。



ラストの卓球のシーンは智と楓の親子ならでは、を感じさせてくれましたが、すべてが終わったあとのシーンだったので切なく悲しかったです。
 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございました卓球

 

動きまくーるー!

レイジング・ファイア

(2021年/香港・中国/126分)

 

監督:ベニー・チャン

 

 

【ストーリー】
正義感あふれる警察官チョンは、麻薬組織の壊滅作戦中に謎の仮面をかぶった集団に襲撃され、仲間を殺されてしまう。やがてチョンは、事件の黒幕が3年前に警察組織にはめられ投獄された元同僚ンゴウであることを知る。チョンは自身にとって弟子のような存在だったンゴウと、激しい攻防を繰り広げるが……。(映画.comさんより)

 



【かんそう】


ベニー・チャン監督の遺作ですね。

とにかくアクション!!特にドニーさんのアクション!!

…な、1本だったと思います。

今までもアクション映画はたくさん…とは言いませんが、ちょこちょこ観てきました。

でも、この作品で改めて思ったことがあります。

アクションの型?って豊富!!!

ドニーさんから繰り出されるアクションの数々がもうバラエティー豊かで華やかでかっこよくて全く飽きない!!!

他のアクション映画もそうだとは思うのですが、今回は強く思いました。

クライマックスのドニーさんとニコラスの接近戦はもー!!大興奮でしたー!!

横断歩道だったかな?そこで子どもを助けるシーンだけは「ウソやろ?!」となりましたが、ドニーさんならありえるな、うん。

 

 

そういえば手榴弾!

 

『ただ悪より救いたまえ』でも効果的に使われていたなーと思い出しました!

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたメラメラ

 

祖母のお葬式があり、夫がコロナに罹患した月ですびっくり

 

 

幸い、夫の状態はそんなにひどいものでもなかったのですが、夫のコロナを知った時は

 

「この狭い家で…どうしよう…絶望

 

と、戦々恐々!(夫より自分の心配)

 

なんとか私は感染ることなく大丈夫でした!ほっ…お願い

 

 

【邦画】

 

『さよならエリュマントス』

 

『福田村事件』 …話題になりましたね。

 

 

 

【黒澤明監督作品】

 

毎年恒例の優秀映画鑑賞会にて。

 

1本500円です!

 

『生きる』

 

『隠し砦の三悪人』

 

『天国と地獄』

 

『用心棒』

 

 

 

【アジア】

 

『星くずの片隅で』

 

『空山霊雨』

 

『さらばわが愛 覇王別姫』

 

 

【おうち鑑賞】

 

台湾映画のオンライン上映で短編集を観ました。

 

『ドラゴンの反乱』

 

『父の映画館』

 

『Good Day』

 

どの作品もよかったなぁー。

 

短編も作るのが難しいイメージあります。

 

 

洋画を1本も観ていない月でした。ガーン

 

願い

リトル・ガール

(2020年/フランス/85分)

 

監督:セバスチャン・リフシッツ



【しょうかい】
男の子の身体に生まれ、女の子になることを夢見ているサシャと、そんなサシャの幸せを守るために奔走する母親と家族のゆずれない戦いから、幼少期のトランス・アイデンティティの課題を捉えたドキュメンタリー。男性の身体に生まれたサシャは2歳を過ぎた頃から自身の性別の違和感を訴えてきた。しかし、学校では女の子としての登録が認められず、男子からも女子からも疎外され、バレエ教室では男の子の衣装を着せられてしまう。他の子どもと同じように扱えってもらえない社会の中で、サシャは7歳になってもありのままに生きることができずにいた。そんなサシャの個性を支え、周囲に受け入れさせるため、家族が学校や周囲へ働きかけるが……。(映画.comさんより)



【かんそう】


よかった。

サシャもあのご家族もよかった。

ご両親もご兄弟もみんなみんなよかった。

サシャは2歳から違和感を感じていたということに驚いたけど、それはもう、生き物としての本能だよね。

年齢的に自分の気持ちの言語化はかなり難しかっただろうし、わかってもらえなくてずっと苦しかっただろうな。

サシャが涙をこぼすたびに私も泣きそうになったよ。

でも、同時にサシャの嬉しそうな顔や笑顔にはこちらまで思わず笑顔。

女の子のお友だちと楽しそうに遊んでいた姿もよかったな。

 

あの先生に出会えてよかった。

これからも、もしかすると悩んだり泣いたりすることがあるかもしれないけれど、あのご家族と一緒なら大丈夫かな、て楽観的かもしれませんが観ていてそう思いました。
 

 

うりぼう5つ:いのしし いのしし いのしし いのしし いのしし 合格

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたバレエ

 

お家騒動

ハウス・オブ・グッチ

(2021年/アメリカ/159分)

 

監督:リドリー・スコット

 

 

【ストーリー】

サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション小説「ハウス・オブ・グッチ」を原作に、グッチ一族の確執と3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描き出す。1995年3月27日、GUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオが、ミラノの街で銃弾に倒れた。犯人の特定が難航する中、犯行を指示した驚きの黒幕が明かされる。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】


大塚家具のお家騒動は知っていてもグッチのお家騒動は知りませんでした。

ワイドショーの壮大な再現ドラマを見ているかのようで長尺でしたが、そんなに長くは感じませんでした。

途中までは「パトリツィア…悪い女性よなー」って思っていましたが、途中からは「いやいや、マウリツィオも悪いよな」と思ってきましたわ。

最初の頃はイチャイチャとかわいらしい二人だったのになぁ…えーん

と、最悪の状態になっていく二人を見ながらしんみり…えーん


グッチというブランドと地位に異常な執着を見せていたパトリツィアだけれど、マウリツィオのことも結局は同じくらい愛してたんじゃないかな。

そんなパトリツィアを演じたのはレディ・ガガですが、あのゴージャス感や野心むき出しの感じがぴったりで、ご本人さんのことは知りませんでしたが、本人ちゃいますか?て思うくらいにハマっていたように思います。

 

日本でリメイクするなら小池栄子さんを希望します!

なかなかおもしろかったです!

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたカバン

 

ないわー

グレート・インディアン・キッチン

(2021年/インド/100分)

 

監督:ジヨー・ベービ

 

【ストーリー】
インド、ケーララ州北部のカリカットの町で、高位カーストの男女がお見合いで結婚する。夫は由緒ある家柄の出身で、伝統的な邸宅に暮らしている。一方、中東育ちで教育もあり、モダンな生活様式になじんだ妻は、結婚して夫とその両親とが同居する家で暮らしはじめるが、台所と寝室で男たちに奉仕するだけの生活に疑問を持ち始める。(映画.comさんより)

 


【かんそう】


ポスタービジュアルが最大のミスリード!

これ


「ないわー」「ないわー」とずっと思いながら観ていました。

ほんま、あれはないわー

でも、あの状態が伝統そのもので、疑問も何も思わず、今も受け継がれてる家庭があって…って考えると世界は広いなぁ、と感慨深くなりました。←そういうことを思う映画ではない


ずーっと詰まっていてドロドロの水が溜まっていた排水パイプは妻の気持ちとリンクしていて最後は汚水をぶちまけてましたねゲラゲラ

 

ほんと、あそこまでよく我慢したしがんばったよ!!!

あの親戚もみんな最悪やったー!!

あの家から出られて本当によかったですわ。

 

でも…出ることもできず、我慢して一生を終える人もいるだろうな。


旦那は性懲りもなく再婚してたな。

さっきも書いたけど、その生活が当たり前、と思っている人々も少なからずいるだろうから、再婚相手がそういう人ならいいけれど…

でも、私個人は、あの生活は女性として、人としてどうなん??であり、「男性のとって都合のいい伝統」に見えました。
 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

※画像はお借りいたしました。

 

2022.2鑑賞

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ありがとうございましたナイフとフォーク

我希望妈幸福!

こんにちは、私のお母さん

(2021年/中国/128分)

 

監督:ジア・リン

 

【ストーリー】

元気と明るさだけが取り柄で、何をやっても上手くいかず母に苦労ばかりかけてきた娘。ある日、母と一緒に交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、20年前の1981年にタイムスリップしてしまう。そこで若き日の母と出会った彼女は、母の幸せのため、お金持ちの男性と結婚させようと奮闘する。しかしそれは、自分がこの世に産まれてこないことを意味していた。(映画.comさんより)


【かんそう】

 

ジア・リン監督と言えば、最近では『100円の恋』をリメイクした『YOLO 百元の恋』が日本公開されましたね。

 

でも、今回私が書く感想は前作『こんにちは、私のお母さん』です。


分かりやすいけど、なんとなくダサめの邦題は、しょーもないんちゃうか?中国映画やし…と思われそうな感じ。

しかし、こちらの作品は

2021年中国での興行収入が約900億円、英語以外の映画としては歴代2位、女性単独監督の最高興行収入を記録…と、かつての何でもかんでも第一位!のDHCかぃ!とつっこみたくなるくらいのものすごい成績の持ち主。

私も中華圏作品ということで迷わず劇場へ。

中国らしいベタな笑い、中国ではウケるやろうけど、日本ではちょっと引かれるかな…なシーン、と、わりと想定内で進みましたが、終始コメディに徹して最後まで持って行ってたのがよかったかな。

個人的に大好きだったのがシェン・トンのパート。

うまいのです、とにかく。シェン・トンが。

ベタな笑いは彼の十八番でもありますが、しんみりさせるのもうまい。

この作品での彼の真骨頂は…

シェン・トン演じる工場長の息子シェン・グアンリンは大好きなリ・ホワンイン(←ジア・シャオリンの母ね)が笑うこと大好きということで、彼女のために会社の文芸発表会で、コミカルな演目を披露

というシーンじゃないかな。

演目は出だしから失敗するんだけど、最後までへこたれずにやりきったシェン・グアンリン。

 

…もう…ここでも「よぉがんばった!!!」と心の中で拍手!!

 

あんな状況だったら、私、舞台によぉ立ってられませんわ…えーん



結局リ・ホワンインに振られ、単身、別の土地に働きに行くことに決める。

工場長の息子、ということでイヤなヤツかと思いきや、最後は応援していました。


そして、物語の本筋も、まあまあ想定内ね、と思っていた私ですがクライマックスからラストにかけてやられました~えーん

 

そう来たかー!!



舞台、時代設定を日本に置き換えて邦画として作られたら、中国ほどの大ヒットになるか?と言われたらうーん…ですが、これは背景や時代設定いろんな要素ひっくるめて中国大陸だからこその大ヒット作なんだろうなーと思いました。

でも、温かな家族愛を感じるとてもいい作品でした!

 

 

 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

上映がもう終了する~!!という時期に、唯一上映してくれていたシネコンに観に行きました。

 

が!!

 

もう、客数が少ないからか、空いているスクリーンを使用したのか、どうやら4DX用みたいで、椅子も4DX用…

なんだか落ち着かなかったわぁ…

 

でも、上映してくれているだけありがたかったです。

 

 

そういや、劇中、4DXにしてもええかも?!というシーン…あったなーニコニコ

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし 

 

 

※劇中の画像はお借りいたしました。

 

2022.1鑑賞

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ありがとうございました時計

 

 【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021】




野鳥観察員
(2020年/オランダ/89分)

 

監督:テレース・アナ

好きでしたわー

観る前はつまんないんじゃないか、と思っていたのですが。

野鳥観察しているおじいさんのほぼ一人芝居です。

半世紀に渡り、たった一人で島で野鳥観察を続けてきた老人。

傍から見れば孤独でつまらなさそうな生活なんだけど、彼は幸せそう。


野鳥たちと語らい、夜は報告のために本部のトムと報告がてらお喋り。何より楽しみなのはサッカーの試合結果を聞くこと。

だが突然、野鳥観察ポイントは3ヶ月後に閉鎖になります、と告げられ老人は焦るが…


静かなドラマなんだけどとても豊かな物語でしたわ。退屈そうなんだけど飽きなかったな。

何より寝るフォーになりそうでならなかったし。(←これ重要)


クライマックスでは物語に動きがあるんだけどそこでは少しハラハラ感も。

彼は結局帰るのかな…

でも一度健康診断受けたほうがええと思うわ……年齢も年齢やし…←大きなお世話





ミトラ
(2021年/オランダ・ドイツ・デンマーク/106分)

 

監督:カーウェ・モディーリ

🎉国際コンペティション 審査員特別賞🎉

娘のミトラが処刑されてから37年。ハーレはオランダで学者として活躍していたが、ミトラを裏切った女性レイラが身近にいると知って…

最後まで緊迫した空気の中、物語が進んでいくのですが、いやー!ハラハラしたー。

 

そりゃ娘殺されてるんやもん。躍起になるわ。

現在と過去が交互に映し出されるのでどんどんハーレの気持ち寄りになっていきましたねぇ。

最後も「うぅわ…驚き」でしたわ。




ライバル
(2020年/ドイツ・ウクライナ/96分)

 

監督:マークス・レンツ

クラッカー国際コンペティション 監督賞クラッカー

本当は6番目くらいに観ていましたが個人的に1番好きな作品だったので感想をラストに持ってきました。

好きなものは最後に食べるタイプです。(どーでもいい)

子どもがメインの作品だから好き、なんですけど…これは好きだけど、もう、終始もどかしかったなぁ…おねだり

祖母が亡くなったのでドイツにいる母(不法入国、不法就労)の元へウクライナから違法でこっそりやってきたロマン。

 

もちろんドイツ語なんてわかりません。

国際交流においては、言葉なんてわからなくても交流できるわよ!

 

ですが、この映画では「言葉が通じたらなーぐすん」て何度も思いましたわ。

 


より孤独感が増すロマン。

ゲルトはゲルトで何とかロマンとの距離を縮めようとしていたけれど、大好きなママが取られちゃう!と思ったら、たとえ言葉が通じていてもロマンはゲルトとはなかなか仲良くなれなかっただろーなー。

ドイツに来てからのロマンは試練の連続。

 

頼れるのは自分だけ。

あの後は…強制送還しか道はないような……

こちらも最後まで緊迫したストーリー展開で、ロマンのドイツでの厳しい立場がふっつーに描かれていたのが良かったです。

 

こういう方々は世界にたくさんいるんだろうなぁ…と思いましたわ。

厳しい映画でしたがやっぱりこれが1番好きかな。


あの、お皿を裏返してケーキを載せるのが謎だったけど、地域的な伝統なのか、あのお家の習慣なのか。

あと、ママがとても明るい人物だったのがちょっと意外だったけど良かったわー。

 

こういう映画だと陰キャ入ってる母親像というのが多い感じがするから…


以上SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021の感想でした。

国際コンペティション10本のうち、5本が何かしらの賞を受賞しているのがすごい!

 

 

 

2021.9~10鑑賞

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ありがとうございましたキャンディー