願い
リトル・ガール
(2020年/フランス/85分)
監督:セバスチャン・リフシッツ
【しょうかい】
男の子の身体に生まれ、女の子になることを夢見ているサシャと、そんなサシャの幸せを守るために奔走する母親と家族のゆずれない戦いから、幼少期のトランス・アイデンティティの課題を捉えたドキュメンタリー。男性の身体に生まれたサシャは2歳を過ぎた頃から自身の性別の違和感を訴えてきた。しかし、学校では女の子としての登録が認められず、男子からも女子からも疎外され、バレエ教室では男の子の衣装を着せられてしまう。他の子どもと同じように扱えってもらえない社会の中で、サシャは7歳になってもありのままに生きることができずにいた。そんなサシャの個性を支え、周囲に受け入れさせるため、家族が学校や周囲へ働きかけるが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
よかった。
サシャもあのご家族もよかった。
ご両親もご兄弟もみんなみんなよかった。
サシャは2歳から違和感を感じていたということに驚いたけど、それはもう、生き物としての本能だよね。
年齢的に自分の気持ちの言語化はかなり難しかっただろうし、わかってもらえなくてずっと苦しかっただろうな。
サシャが涙をこぼすたびに私も泣きそうになったよ。
でも、同時にサシャの嬉しそうな顔や笑顔にはこちらまで思わず笑顔。
女の子のお友だちと楽しそうに遊んでいた姿もよかったな。
あの先生に出会えてよかった。
これからも、もしかすると悩んだり泣いたりすることがあるかもしれないけれど、あのご家族と一緒なら大丈夫かな、て楽観的かもしれませんが観ていてそう思いました。
うりぼう5つ:
2022.2鑑賞
ありがとうございました