宮城県仙台市とその近辺を中心に活動
している、家庭教師のんのんです。
勉強を教えるだけではなく、その子の心の
支えになれるような
教師を目指しています✨
こんばんは!家庭教師の、のんのんです
今日は数学の話をしたいと思います。
毎年生徒さん達の中で、「数学が分からないので助けて欲しい」という要望がとても多いです。
という訳で、定休日以外は「数学を一度も指導しない日はない」くらい数学に毎日生徒さんと向き合っている日々です。
その中で特に応用問題、高校受験、高校数学レベルになってくると、子どもたちにとっては
「解説を読んでいるのに何を言っているか分からない」
「なぜこの解き方になるのか、考え方が分からない」
という現象がよく起こります。
そこで私が特に気をつけている事がいくつかあります。
それは、
①問題を解く前に「求めたいものは何か?」という目的を確認させる
②①で確認した目的を達成する為には、なんの情報が必要かを考えさせる
③よほど困っている時以外は、ちゃんとした答えを言わず、小出しにヒントを出して考えさせる
の3点です。
①については「何を求めたいのか」という問題文を確認する事ですが、実はこれを途中で見失っている子が多いです。
長々と解説を読んでいるうちに「あれ、私(俺)何してるんだっけ?」と路頭に迷って、結局理解がしからず消化不良。
→勉強している割に点数が伸びない。
という現象が起こります。(特に高校生に多いように感じます)
「勉強時間もある程度確保していて、応用問題もたくさん解いているのに数学の点数が伸びない」という子は、その現象に陥っている可能性も大いにあります。
最終的に自分は何を求めたいのか、そのために何をしなければいけないのか、ということを意識して日々勉強して欲しいです
そして
②最終目的を達成する為には、なんの情報が必要かを考えさせる
③よほど困っている時以外は、ちゃんとした答えを言わず、小出しにヒントを出して考えさせる
という点についてなのですが、これは本当、指導者の腕も試されると感じています。
私も日々日々勉強中です。
最終目的にたどり着くために、どこに注目しなければいけないのか、
どんな考え方をしなければいけないのか、
いかに答えを言わずに正しい方向へ生徒さんを誘導させられるかが、数学を教える上で大事だと思っています。
そして、生徒さんからLINE等で質問をもらってLINEで返答する時にも、気を遣います。
高校生からもらった応用問題の質問の一例です。
↓
1枚目については「なぜ、この問題で場合分けをしなければいけないのか」「そのために必要な予備知識」を書くようにしました。
解説にはそこまで載っていないものが多いので、なるべく考え方の情報を載せています。
また、↓のように
図を見て
「どこに視点を置き、何の公式を使うべきなのか」
「答えを求めるために、他に何の情報を知る必要があるのか」
を書いて、なるべく考え方のプロセスを説明するように心がけています。