宮城県仙台市とその近辺を中心に活動
している、家庭教師のんのんです。
勉強を教えるだけではなく、その子の心の
支えになれるような
教師を目指しています✨
こんばんは!家庭教師の、のんのんです
テストが終わった生徒さん達から、よく聞いた感想が「理科や社会等の内容がなかなか覚えられなくて苦労した」ということです。
まだテストが控えている子達や入試を控えている受験生もいるので、アドバイスさせてもらうと、おすすめの勉強方法は
一定数のページが終わった後、学習した事を自分の力で言語化する
事です。
例えば歴史なら、こんな感じ。
①教科書で勉強するページを決めます。(最初は1〜2ページから始めると良いです)
②教科書を読んだ後、学校ワークの問題を解きます。
③丸つけをします。×のところもあると思うので、もう一回を読みます。
④答えを隠しながら、②でやった問題を全問正解できるまで何回も確認します。
(この段階では口頭でのチェックでOKですが、漢字が不安なものは紙に書いて確認)
⑤教科書、ワークを閉じ、そのページで学んだ事をノートに書くor(時間がなければ)口で説明する
です。
意外に①〜④はやっている子は多いと思うのですが、⑤までやれている子は少ないのではないでしょうか。
⑤をすることによって、最初は辛いものの、アウトプットになるので記憶の定着がだいぶ違ってきます。
(※もちろん、後日何回も該当箇所を確認する反復性も大事です)
歴史なら、その出来事の「理由」「誰が」「結果」を説明できると良いですね。
例えば「米騒動」を覚えたいのなら、
理由…シベリア出兵により、米の不足を危険視した商人による米の買い占めが起こったため、米の値段が上がった。
誰が…そこで富山県の主婦が「米の値段を安くせよ」と暴動を起こした
結果…当時の内閣(寺内内閣)が倒れ、原敬による政党内閣が生まれる
みたいな感じで言えるようになると良いです。
口頭で確認しても良いのですが「あれ?自分何言ったっけ?」となるので、ノートに書いて文字化した方がオススメです。
アウトプットは本当おすすめ
以前、ある生徒さんで「最近友達に勉強を教えている」と話してくれた子がいました。
その子はある時期に急に点数が伸びたので、理由を聞いたら「友達に勉強を教えていたらなんだか覚えていた」ということでした。
これって本当、記憶の定着としてはとても良い方法だと思います。
一緒に勉強する友達がいれば、ぜひお互い学んだ事を話し合っても良いし、親御さんと一緒に勉強する子であれば、親御さんに学んだ内容を聞いてもらうのも良いでしょう。
(↑その場合、親御さんは、お子さんが言えなかった時に「なんで覚えていないの」となるべく感情的にならないで欲しいと思います
ますますやらなくなってしまうので…。言えなかったときは一緒に調べて、根気強く接してあげる事が必要だと思います)
私も最近まさに実感しています
実は私も、勉強するときにアウトプットの大切さをしみじみ感じています。
例えば英語ニュースを聴くことがあるのですが、やはり聴くだけでは単語も内容も覚えられず困っていました。
そして最近、やっているのがこれ。↓
そうすると左側に自分の話した英語、右側にその日本語が自動で出てくるので、話した英語が通じているのか、通じていないのかがわかります。
(ところどころ英文の大文字が多めに入っているのは音声を吹き込んでいるためです。)
そして最初からこんなに綺麗な日本語訳が出てくることはないのですが、だんだんと繰り返すうちに英文を覚えてきて、日本語訳の精度も上がり、モチベが上がってきます。
これをやるようになったら、やらないよりもだいぶ記憶の定着が違いまして、アウトプットって本当に大切だな〜と身に染みて感じております
ぜひ「やった内容がなかなか覚えられない!」という子は、学んだことをノートに書いたり、口頭で確認したりしてみてくださいね
(口頭で確認したい場合は、誰かに聞いてもらうか録音する事で、内容が合っているか確認しやすいですよ)