毎日コツコツとUPし続けてきた変な日本語が、
500回
をついに迎えました。
単純な笑いから、複雑で解読不能なものまで、
今まで499回分みなさんと一緒に笑ってきました！
一日の始まりにと、毎朝8時に予約記事でUPしています。
いつも見てくださる方々、ありがとうございます。
お礼に四川料理
をごちそう（？）したいと思います。これからもよろしくお願いします。
グッチ
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美味しい料理と、四川の伝統芸能「変面」が観賞できる、
四川料理店の「巴国布衣」 。
ここのメニューは変な日本語の宝庫
なんです！今日から3日間、
菜単（メニュー）4/25（土） 冷菜、野菜料理
4/26（日） 肉料理
4/27（月） 海鮮料理、主食等
とフルコースでご馳走（ご紹介）したいと思います。
本日は前菜と野菜料理をお楽しみください。
まずはメニューの見出しです。
冷たい料理の味
「冷たい料理の味」って変ですよね。
メニューに料理の種類を載せているのではなく、
味の種類を載せているかのようです。
「香菇豆腐」という椎茸と豆腐を炒め煮した料理です。
シイタケおと豆腐
きっとこれは、「お」と「と」が逆になってしまったのですね。
シイタケおと豆腐→
シイタケとお豆腐お次はクラゲの和え物です。
酸っぱくて辛い
味については明確に伝わってきますが、
これだけ見ると材料が何か分かりません！
せめて「クラゲ」をつけてあげて～。
次はさやえんどうの炒め物です。
ちなみに「さやえんどう」は中国語で「荷藍豆（he2 lan2 dou4）」と言います。
オランダの豆を炒め
なぜ「オランダ
」になってしまったかと言うと、中国語では「オランダ」を「荷藍（he2 lan2）」と言うからです。
「豆」が付くか付かないかでこんなに違ってしまうのですね。
次は季節の野菜をシンプルにゆでた料理です。
野菜をさっとゆどうし
「さっとゆどうし（さっと湯通し）」だなんて、
調理法がそのまま料理名になっているところが笑えます。
きっと書いてあるぐらいだから、
本当に「さっと
」短時間で湯通ししてるのでしょう！次は、皮を剥いた竹の子をシンプルに塩だけで味付けした料理です。
元の味の手は竹の子をむきます
「原味（yuan2 wei4）」とは中国語でプレーン味を意味しますが、
ここでは「元の味」になっちゃいましたね。
元はどんな味だったんだろう・・・と考えてしまいます。
しかも味がついているのは竹の子じゃなくて「手」なんですね。
次は牛のアキレス腱と白豆の煮込みです。
白のさん豆とひづめを煮込んでます
まるで、今まさに煮込んでいる途中
かのような響きがしますね。「ひづめ」と聞くと、すごく硬そうでなんだかこわいですよね。
次は松茸と亀のスープです。
松茸は古いカメを煮込みます
まるで松茸が生きているかのような響きですよね。
「古いカメ」って普通の亀ではなく老いた亀なんですね。
そのほうが良いダシが出るのかしら？
次はシャキシャキ感が楽しい竹の子の千切り料理です。
口当たりが良くて澄んだ竹の子の糸
口当たりが良い、っていうのは分かるけど、
「澄んだ」って変ですよね。
しかも「竹の子の
」って、そんなに細く切れるのかしら。
最後は、野菜料理編で一番オススメの料理（ネタ）です！なす料理です。
なすにすがりつきます
「すがりつきます」だなんて大ウケでした！！！！！
随分なすに依存していますよね。
この料理は実際に食べましたけど、普通に美味しかったですよ。
さて、まだまだ料理を召し上がっていただきます。
明日は肉料理編です。お楽しみに～。
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（おまけ）
過去スペシャルの記事を見ていない方はこちらもどうぞ♪
・上海の街中に繁殖する「の」をひたすら集めてみました。
→ 「変な日本語25＜特別スペシャル版＞」
・よく間違えやすい字についてまとめてみました。
→ 「変な日本語50＜特別スペシャル版＞」
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