年金積立金管理運用独立行政法人は、2024年度(R6年度)の年金積立金の運用実績が、1兆7,334億円の黒字だったと発表しました。
年金積立金管理運用独立行政法人に拠ると、年金積立金の運用実績が黒字となるのは2020年度(R2年度)から5期連続では有るものの、2023年度(R5年度)の45兆4,153億円からは大幅に縮小したとのことです。
国内株式 | 国内債券 | 外国株式 | 外国債券 |
23.94% | 27.64% | 24.05% | 24.37% |
61兆6,186億円 | 71兆1,500億円 | 61兆9,188億円 | 62兆7,302億円 |
8,200億円 | 2兆8,426億円 | 4兆3,103億円 | 1兆0,857億円 |
因みに、この年金積立金は長期運用しながら年金給付に充てられるもので、累積収益額は115兆5,311億円となり2024年度(R6年度)末の運用資産は249兆7,821億円と巨大です。
なお、この年金積立金の運用に於いては赤字の年度も有り、批判を受けることも有りますが、現在の所累積運用益を出している様です。
ただ、オールドメディア・マスコミは、赤字の時には大々的に報じるも黒字の時はほぼ報じません。
(年金の持続性を阻害する必要性は全く有りません。不安を煽るだけでは将来展望は開けません。)