![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/7d/1e/j/o1536204814425606631.jpg?caw=800)
以前、中古予備品で交換したクランク角センサー、不具合は無いのだろうが
去年新品を入手していたので、全国的に春全開な気温になったこの日に
新品への交換作業を行った。
まぁ、よく壊れる部分など言われるが前回の交換時も特に変わった部分は無く、長期使用品から予備の中古品ということもありどっちもどっちだったかも
しれないとう観念もあり今では絶版の新品クラセンを入手して保管していたが結構な価格で買った(新品価格よりは安かったが)ので使わずして終わるでは予備で有る安心感だけに数万円も出しただけではもったいないしね。
実はもう一つ中古で予備を持っているが今回使う新品を使かってなにか変われば「やっぱり新品だな」と思うか「結局、壊れないんじゃん言うほどに」と
思うかであるので・・・・・。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/a5/8a/j/o1536204814425606672.jpg?caw=800)
見て一目瞭然、今回は新品なので
見た目で違う(笑)
綺麗だ。
さて、交換に入ります。
取り外しはかんたんビス3本外すだけ。
一応、マーキングしておきます。
点火時期は自動調整なのでよほどのことが無い限り調整皆無と整備書にも書いていますが、取り外した時は確認しろと。
物が同じ規格で(個体差もわずかなら)あるなら取り付け位置が同じなら出力する値も同じにならなければ商品としてはアウトな訳です。
なのでタイミングベルトカバーを介して取り付ける際に
ゴム製のパッキンが付きますが、そのパッキンに取り付け痕がきっちり残るので(型のように)それに合わせて
着ければ理屈上はOKな訳です。パッキンも新品ならダメなのかもしれませんが。
中古品の場合取り付けネジ跡がクラセン本体に残ってますが、前回の交換時に使ったクラセンはそのネジ位置までも一緒でしたからきっとそうなのだと思います。
でもきちんとタイミングは確認しますけどね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/69/01/j/o1536204814425606717.jpg?caw=800)
で、クラセン新品に入れ替えるときには接触不良気味だった純正のクラセンカプラーも新品にするために準備済みだったのでその作業も行います。
コの字ピンで止めるタイプのコネクターは経年劣化で必ずと言っていいほど接触不良を起こしますね。
エアフロにしかりインジェクターにしかり水温センサーにしかり
ダメですねぇ。
新しいうちはしっかり付いているのに経年劣化でぐらぐらしちゃう。
しかも湿気入ってピンが錆びる。
カプラー揺らすとエンストなど・・・・・・・。
このクラセンのもそうでした。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/70/8f/j/o1536204814425606753.jpg?caw=800)
配線ミスらないように一本づつ切断してハンダで処理と
やっていきます。
車両側配線は腐食が入っているので(ビニール被膜剥いても)
サンドペーパーで磨いてからハンダしないとハンダが弾いてだめです。
ハーネス劣化で不調って原因も納得できる状況です。
そうそう、カプラーの接触不良対策(改善)にはワコーズのウエットタイプの接点復活剤とブレーキプロテクター(チューブタイプ)が
効果絶大です。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/8f/4c/j/o1536204814425606800.jpg?caw=800)
そしてもう一つのついで作業。
このタイミングベルトカバー、R31やZ31に載ってるいわゆる「赤ヘッド」のRBはなぜかガンメタ色なんですよね、同じ「赤」でもRB20DET-Rは黒、「銀ヘッド」以降は黒ですよね。
なぜかこのガンメタが力が抜ける間抜けな感じに思っていたので前回のパイピング交換と同じように「一体感」を出すためにヘッドカバーと同色に塗装することにしました。
なので外してペーパー掛けて・・・・・・・。
色塗り経過の写真はありません(笑)
塗料の乾燥時間という余計なタイムラグが
起きちゃいましたねぇ。
でもこの春全開の気温で乾燥も順調に進んで
本日中に全て終了まで行けそうです。
本来はきっちり乾燥させるのがセオリーですが。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/4b/87/j/o1536204814425606841.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/8a/1b/j/o1536204814425606868.jpg?caw=800)
復元作業です。
カバーも大体乾いたのであまりベタベタ触らないように取り付けしても大丈夫そうなので取り付けして
クラセンを取り付けしました。
クラセンはカムの半月上の突起と上手くかみ合わないときっちり奥まで入りません。
無理にやると半月状の突起が折れるとか・・・・・折れたらカムごと交換って惨事となる。
でもそんな簡単に折れる強度でおそらく無理なはずメカニカルな負荷の伝達も考えると。
でも無理は禁物なので位置わせてみてはのトライ&エラーでやっていくのでうすが、少し入らなくて
イライラし始る頃に「スコッ」と入ります毎回なぜか(笑)
パッキンの形跡通りに一旦固定してタイミング確認します。
今回も書いておきます。
MT車 アイドル700rpm 15° AT車 アイドル700rpm 20°
ハイオク仕様前提なら20°がおいしい。
オートマ車で20°ってことはこれレギュラーガソリン前提だから5°進めてOKなら
オートマはハイオク前提25°ってこと? ん~どうなんでしょう。
で、タイミングライト照射!! 20°!!
やはり同じ位置で着ければ同じタイミングってことですね。私は20°にしてたので。
クラセンが新品になって起きた変化・・・・・・・、特にない(笑)
どんな時の体感変化に必ず感じる「アイドリングの安定」ってことがあるが、今回もそう感じてしまったが
まったく変わってないのだ(笑)
私的なクランク角センサーの不調ってのは思ってるより実は無いというのが結論かな。
クランク角センサー自体の生産ロットないでいわゆる「はずれ」の物を付いていた場合に
何らかの症状が出て原因がクラセンだったってことなんではないでしょうか?
クラセン本体よりもカプラーの接触不良による不調が多いような気もします。
新車時から付いていたであろうクラセンからそれより走行距離の少ない中古クラセンに変え
そして新品クラセンに変えても特に変わった事は起きていないのだから。
まぁ、カプラーも新しくなってクラセンも新品になってエンジンの配色の一体感もでたので
今回は春の陽気に誘われた車イジリでしたぁ。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/gts-tanka/2b/98/j/o1536204814425606898.jpg?caw=800)