クランク角センサー交換 | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。

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おそらくこの26年間、無交換であるだろうクランク角センサー。
 
走行距離は130000㌔と年数から見れば少ない使用距離だが。
 
RBエンジンではよく壊れる部品としてスカイライン乗りならずRBエンジンフリークなら知っているところ。
しかしながら、このクラセンが逝けばエンジン始動すらできない。
今更詳しい説明は要らないと思うのでサラりと話すと、クランクシャフト回転位を拾うセンサーなのでエンジン発動に関する、点火制御にも関わる部品。
 
でも、「エンジン不動とはいかないにしてもクラセン不良で不調になっている・・・・・・・・」、この現象が良く壊れる部品となる所以か。
 
私もクラセンが不良となれば不調として症状が出るよりは完全な走行支障として発症するものと思っていた。
たまたま見つけた記事で(ECR33乗りの個人ブログ)興味を持つ内容でこのクラセン不良によるトラブルを
書いていた。要は原因不明に陥った不調が結局はクラセンが原因だったようだ。
 
いつ逝ってもいいように予備を持っていたので交換しておくかぁ・・・・・、そんな感じで開始。
 
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取り外しはネジ3本外してカプラー外すだけの至って簡単。
 
予備も中古品なので並べてみても写真では同じにしか見えない(笑)
 
交換しようと思ったのは、きっかけになった記事に私にも思い当たる節があったため。
 
まず、不調時の症状としていろいろ書いてあるが
称して言うなら、
 
・アイドル不調(アイドル制御系交換していても)
 
・エンジン回転不良(息継ぎ・ある回転域での回転鈍り・ある回転域で頭打ちなど)
・エンスト、ストール・・・・。
 
と、不調から走行支障まで症状は様々。
 
私もここ最近、アイドリングが大きく波打ったりなど起きる状況が目立ってきた。車の年式からすればそんな
症状は時折起きるので気にしていなかったが、その記事に酷似している部分があったし、しかもここ最近はその症状の発生が少し頻度が多くなってたのは気になっていた。
 
 
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記事を書いた方もクラセン?と思いつつも考えられるセンサーなど交換したが結局クラセンが原因だったと述べていて、とりあえず「クラセン交換を考えた方が原因解明の近道と、騙されたとおもって交換してみっ」、って感じに共感したのが気になるレベルとなってせっかく予備があるのだから交換してみるかなと(笑)
 
外したクラセンのチェック。
 
ベアリングはスムーズに回る。
しかし、写真シャフト部が矢印方向にガタがある。
予備の物と比べると明らかに大きいガタ。
ベアリングシャフト部の大本のガタは無いようだが
この部分のガタがどう影響していたかなどは解らない。
これからなにか解るか・・・・・・・・。
 
 
 
 
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作業順番が前後するが、クラセン外す前に点火時期の確認。
 
以前購入した安物タイミングライト(写真下)では表示されるタイミングポイントがクランクプーリーに刻まれた30度のメモリを大きく超す。目分量の読みだが40度くらい(笑)
ダイレクトイグニション対応のライトでないと非常に点火時期が進角状態の表示になるようだ。
 
そこで今でも大人気の絶版商品のパナソニック
のTL-3Cタイミングライト。
昨年になんとか入手していた。使うのは今回が
初めて(笑)
その前には、自作タイミングコードを作って非対応タイミングライトでもダイレクトイグニションで使えるように考えたが、表示は大きくズレたままだった、30度ぐらい(笑)それから別に不具合もあるわけではないので、点火時期チェックなどはほっといた(笑)
 
 
パナのタイミングライトを照射したら20度付近を表示、しかし規定より5度進んでいることになる。
でも対応品だときちんと表示できる、当たり前か。
きちんと対応品を使わないと異常なズレは「おかしいんじゃない」と気づけるが、調整可能域でのズレならば
気づかづに調整してしまう罠が潜んでいます。この辺も書いている記事もありますよね。クラセンが全開に右に回されてたり。BNR32で記事ってますよね。
 
 
 
点火時期  R31 RB20DET MT車   700回転   15度   AT車   20度
 
調整時はAACバルブのカプラー外して700回転に合わせてタイミングライト照射する。
15度が規定だが、ハイオクオンリーな使い方なら20度が調子よいと世間のR31乗りの皆様が
言っております(笑)
 
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交換終了。
 
取り付け位置は交換前の物と同じ。
 
点火時期確認すると17度ぐらい(15度目盛と20度目盛の中間)
 
規定が15度なのでとりあえずそのまま試走。
 
なんとなくパンチが無いような・・・・気のせいか。
そんな状況。
 
交換前が20度付近だったので20度に調整。
 
乗りなれたフィーリングになった。
 
心なしかアイドリングの落ち込みが軽減したりアイドリングが安定したように感じる。
短時間の試走行のみなので何か変わったかどうかは解らないが。
変われば、クラセン不調の症状が我がR31にもなんかした起きていたとなるし、変わらなければ
クラセンはまだまだ現役だったってことになる。
 
この辺はおってインプレにて記事また書きます。
 
 追記 2016年3月に新品クラセンと交換しています。記事はこちら
 
※ クランク角センサー本体トラブルよりも結構カプラー接触不良だったりと起きてる場合が多いです。
   私のもカプラを触るとエンストしたり、中高回転域でタコメーターの動きが止まりかけたりなど
   置きました。カプラーの接触不良からくるクラセン不調もあるので。
   タコメーターが止まるなど吹け上りが鈍る以上にタコメーターの動きが鈍いなどの
   症状が絡む場合はクラセン不調が濃厚です、その際カプラーの接触不良も関わりますので
   クラセン交換前にカプラーに通電復活も試みてください。