ブーストコントローラー不調原因対処 | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。

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ブーコンの制御が不安定になってきていることに
気づいた。
今思えば、コンピューターリセッティングして
走行フィーリングテストをしているときも
時折、ワーニングブースト時のブザーがなったりオーバーシュートが大幅に増えたりとしていた。
 
で、先日季節は春だしクラセン交換もしたしで
試乗がてらにブーコンの学習をしなおそうと
リセットかけて生のブーストチェックしたら
「あれ?0.9㌔」
2530Kai組んだ時のブーコンリセッティング時は0.8㌔だったはず・・・・・・・。CPUデーターの変更などでその辺は何か変わったのかと
馬鹿のんきに考えていた。
 
すると日に日にオーバーシュート幅が大きくなってきて「?」とさすがに思った。
初期型のプロフェックを好んで使ってるので
モーター部は新品に変えたがコントローラー部の不調でも古いから出たかななんて思っていた。
しかし、このブーコンの制御不調にはかなりの確率で悪さをする部品がある。
それが写真のエアフィルター。
ステッピングモーター式のこのプロフェックはエンジンブローバイからのモータ内部の保護の為に
配管に着けるのだが、これが悪さをする。
これは昔使っていた時も経験済み。しかも当時からも「調子悪くなったおもってたらさぁ・・・・」なんて
話をよく聞いた。フォルター原因での不調が多かった。このフィルターはもはや欠陥でしょうこれでは。
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これを見れば一目瞭然。
 
「パッカ~ン」である。
 
フィルターが壊れるんですねぇ
合わせ目から綺麗に
割れます。
 
もちろん割れればそこから圧が逃げるので
アクチュエーターへの圧は届きませんというか強制大気解放です。漏れ漏れ。
アクチュエーター動きません(笑)
それではブースト制御できない訳です。
 
昔の時はエンジンルーム内で綺麗に「パッカ~ン」していたので瞬殺で原因判明でしたが。今回も速攻ここを疑ったのですか、
今回は少し悩みました。
目視だけではどこも原因が出てこなかったので。
 
 
ブーコン側の不調か、またアクチュエーターの不調か調べるためにブーコン電源下ろして生の圧を見ようとはしるとこれまた速い!(笑)そりゃ~速いですよブーコン通してないのに1.2㌔とか掛かってますから(笑)
生のブースト圧がこうではそりゃ~ブーコンで制御とかって話の前です。生で1.2㌔とかいってたらブーコンでいくら1.1㌔とかに合わせても越えまくりでわなぁ~。
で、配管確認をし、その際にこのフィルターもチェックしたが割れてないし・・・・・。しばし悩み
アクチュエーターが固着気味とか・・・・これはよほどのことでなければないなと、速攻消去。
次第に徐々に不調は進み、先日は生の圧で0.9㌔だったのに今日は1.2㌔越え!これは
アクチュエーターへ圧が行ってない、漏れが増えていってる(リークしてる)としか考えられない。
配管の亀裂などチェックなんて思いながらもエアフィルターだよな絶対と割れ始まってるって状況かなと
少しフィルターに力を加えたらいとも簡単に「パッカ~ン」しました(笑)
やはり今回もこいつでした。
意地悪いですよね、見た目では解らないんですから。
この瞬間「おいおいトラストぉ、頼むよここ改善しろ」って思ったがすでに20年前近い商品ですからね(笑)
HKSのEVC用のフィルター準備しておかなければ、今使ってるやつもいつ「パッカ~ン」するか
解らいので。
 
もちろん、不調は治りましたぁ。