点火時期調整・・・マルチチェッカー取り付け | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。

イメージ 1昔懐かしの機器、アペックスよりリリースされていた
「マルチチェッカー」である。ヤフオクでわけあり品で
出品されていたので落札。
これ日産車しか使えないんですよね。今でいうOBDカプラーからエンジンCPUの入出力値を見るマルチメーターが
ありすがそんなやつです。
 
時代的にCPU配線に必要な線を割り込ませます。
点火信号やインジェクターパルス線、エアフロ出力線
スピードセンサーぐらいかな。
 
表示されるのは、点火時期、車速、RPM、空燃比、馬力、
トルク、エアフロ電源値です。
 
今回は何が必要でこれを買ったかというと「点火時期の値」を見るためである。
 
まずは取り付けに際しての工程
 
 
イメージ 2配線はワンタッチなやつを使わずに配線の途中のビニールを
剥いてそこに巻き付けハンダで処理で行います。
 
接触不良など起こしてエンジン不調にならないようにこの
方法を要な所には使います。
 
でも完全な割り込ませ回線接続なので
ワンタッチのカプラーで着けてもマルチチェッカー側に
不調が起きるだけなのでここまでしなくても良かったかな。
 
写真で解るようにそんな回線接続はワンタッチので
繋いでます(笑)
 
今回はそのワンタッチのやつが無かったということもあり(笑)
 
 
イメージ 3もちろん適応車種の中にはR31スカイラインはありません(笑)
スカイラインはR32以降です(笑)
しかしRB20DETの制御はR31の後期から大きく変わってないはず
ですし、A31・C33の初期型が対象車種で載ってたので使うセンサー(クラセンやエアフロがR31後期と同じ)なので理屈上は動くのです。配線終了後電源On! 動きました!!
 
今回は点火時期を見たかったのでそこが動けばOK
 
エアフロ電圧はR-FITに繋いでるのでマルチチェッカーには
接続しませんでした。単にめんどくなっただけ(笑)
でもインジャクター信号は繋いでみた(笑)
 
イメージ 4液晶漏れがある訳あり品だったが十分見れるのでOKOK。
とりあえずここにとりつけ(笑)
 
ここのパネルいずれメーターなどもっといい感じに着ける為に制作予定は頭の中にはあるので今のところとりあえずの形です(笑)
 
この表示される点火時期がクラセン動かして調整した点火時期だと思っていた私にこの後一人で馬鹿にして自分に笑いました(笑)
 
 
クラセンで20°に合わせてたのに表示される
点火時期は純正値付近。
 
「あれ?」と思いクラセン動かしてもこのモニターの値は変わらず・・・・・・・・、「そっか!そういうことか」
そうなんですこの表示値はCPU内の点火時期値なのでクラセン動かして変えた点火時期とは違うのです。
いわゆるデスビやこの期の日産車のクラセンは調整できるのですが、点火時期の決定はCPUデータなんです
よね。なのでクラセン動かして点火時期変えてもデータが変わった訳ではないので表示される点火時期は
変わらないんです。
しかもRB20DET系は点火時期自動調整のため経年劣化にてのズレは無い、クラセンの取り外し時に
タイミングライトとか使って調整すると整備書にもあるように「自動調整」・・・・ようは完全なCPU制御。
ということはクラセンでの点火時期調整って?・・・・・・となる。
そういわずと知れた「点火時期のイニシャル」調整なんですよね。
カンタンに言えば「基準出し」、計器類で言いうところの「0調整」なんですよね。それをクランクプーリーの
目盛で回転数がいくらの時何度になるように調整しなさいということ。
そのイニシャルを基準に点火時期を指定するって制御のながれなんですよね。
軽い勘違いをしていた訳です(笑)
 
そうなると基準を意図的にズラしているということはCPUの点火MAPもきちんと計れない状況。
マージンの大きいノーマルROMならこの意図的なズレが良い方向に転化する場合もあるだろうが
チューンドROMはすでに点火MAPも変更されてる訳だからまずいんですよねぇ。
点火MAPで5°進めたデータになってる所にイニシャルを5°進めちゃうと
トータルで10°進めた状態と同じ訳ですから、ノーマルで5°進角が調子いい言われても
ROMが変わっていれば進め過ぎになってしまうって訳ですよね理屈では。
たしかに「ノッキング?」と思うチリチリ・カリカリ音が聞こえる時もあった。それがそうなのかわ解らないが。
RB系だとどうか解らないが点火時期のズレが大きいとアイドリングのハンチングも出るとか・・・・・。
R34のRB25DETの点火時期調整に関して整備書は「CPUの点火時期とイニシャルを合わせる事」などとも
記載があるようで。
 
ということでこれはイニシャルを純正値に一回戻してみるかと思い、点火時期調整に入った。
巷では20°が調子いいとのことで私もしていたが、そこから少しだけ進角させてみらた
完全冷間時のアクセルを少しあおると(暖気前なのでゆっくり移動するための運転状態)
息継ぎというか今までにない現象が起きた。そのまま乗ると普通な感じはあるがパワーバンドが
上に移行したようなそんな気にもなった。アイドリングの波うちが大きくなったので「?」とはおもっていた。
そんなこんなで点火時期イニシャルを純正値に・・・・・・。といっても17°ぐらいですが。
チューンドROMいってもまだマージン取るのが当たり前なので純正比2°ぐらいの進角では
問題ないでしょう。それよりも真面目に純正値よりは少し調子いいかなってノリです(笑)
 
アイドリングの波うちが小さくなった。パワー感も衰えないしパワーバンドも良い感じに下がった。
 
「あれ?こっちの方が良い感じ」
 
でも点火時期のイニシャル下げたって意識が邪魔してかどこかパンチが無いようなって負のプラセーボ効果。
 
しばらくこれで乗ってみてですね。
 
クラセンの位置はこんな感じ。
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クラセン調整長穴の真ん中ぐらいってなかんじでしょうか。
イニシャル点火時期が基準であって点火時期制御が正確になる訳ですから、これでいいのですかねぇ。