急須つくり その3. 取っ手 | 雀風窯…陶芸日記

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急須の取っ手にも、形態が何種類かある

 

このように筒形のもの

 

円筒が閉じて、袋型のもの

(根元の薄茶色の筋は、割れを継いだ跡)

 

大さは、握りのい部分の外径が3.5~4cm程度、根元で2cm前後、長さ6cm前後

 

作り方は、

【轆轤整形、手びねり共に】

 

円筒の袋型の取っ手の成型

(イ)外径3,5cm」程度の円筒を作る

(ロ)上を絞る

(ハ)底をしっかり残して切る

 

円筒形の取っ手

(ニ)のように外径3.5cm帆dの円筒形として

(ロ)根元を絞り、必要なら、上を開き

(へ)底を少しでも良いので残して切る (底が全く無いと、成形した取っ手を轆轤から外すときなどに変形する)

 

 

注ぎ口が根元4~4.5cmで、口が1.5cm程度に絞るので、

次口は外径で1/3程度に絞る

 

取っ手は、外径4cmを2cmに絞るので1/2

 

注ぎ口に比べて、取っ手ははるかに作りやすい

 

轆轤整形でも手び練りでも、同じように作れる