【国道1号線徒歩の旅】Part611:田村橋 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

田村神社を出て、国道1号に戻りました。

 

 

ここからは、再び東南東へと進路を取り、

南土山交差点(Part595)付近以来2.2kmぶりの再開となった

土山町南土山地区を横断していきます。

 

 

 

中央には植え込みのある分離帯が設けられ、上り車線は

先ほど通過した田村神社バス停付近から2車線に拡大しています。

 

 

歩道は同じく田村神社バス停前で上り側が復活して以降、

ひさしぶりに上下線ともに設けられた状態になりました。

 

 

 

438.9km地点の距離標は、中央分離帯に設置。

 

 

 

 

栗東・草津方面を撮影。

 

左には道の駅あいの土山、右の森の中に田村神社があります。

 

 

2車線になったのは、交差点手前や

花枝神社付近(Part579)で一時的に2車線化したのを除けば、

大野西交差点(Part571)で水口バイパス区間が終了して以来

約8.3kmぶりということになります。

 

 

 

おととし11月の撮影だったため、田村神社の敷地の外周には

このような七五三ののぼりが多く並んでいます。

 

 

 

 

さて、国道1号はまもなくこちらの「田村橋」に差し掛かります。

 

 

下を流れる川からの高さはありますが、

長さは100m足らずで短いです。

 

 

 

その橋の途中で、438.8km地点を通過します。

 

 

 

 

田村橋の下を流れるのは、「田村川」です。

 

 

水系野洲川支流の一級河川であり、

この旅では国道1号と初めての交差となります。

 

 

 

北方向には、交差したばかりの東海道が田村神社の東側から

伸びる形で続いており、国道1号と同様に田村川の上を通しています。

 

 

川に架けられた「海道橋」は江戸中期に完成したもので、

安藤広重の「東海道五十三次」にも描かれたものでしたが、

昭和初期に台風で流されており、

現在の橋は2005(平成17)年7月に再建されたものです。

 
 

 

田村橋を渡った後も、土山町南土山地区は続きます。

 

 

あいの土山や田村神社の界隈から抜け出した国道1号は、

いよいよ三重県との県境がある鈴鹿峠に向けて

その高度を少しずつ上げて続いていきます。

 

 

 

つづく