【国道1号線徒歩の旅】Part573:土山町大野(西部) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号上りは、土山町大野地区に入るとまもなく

大野西交差点で水口道路のバイパス区間が終了し、

中央分離帯なし、片側1車線、歩道があったりなかったりと、

石部大橋(Part512)以西のような

不安定な道路状況に戻っています。

 

上り歩道が途切れたすぐ先には、

ガソリンスタンド跡がありました。

 

特にロープが張られるなどして敷地内に入れなくなったわけ

ではないので、路肩代わりに通行することができそうです。

 

 

使われなくなってからどれぐらい経つのか不明ですが、

立地が悪く後に入るテナントも決まることなくそのままです。

建物内を休憩所として使えたら良かったのですが、

中はやや荒れているため、どうにも休めそうにありません。

 

とは言え、ひどい暑さで先ほど休憩したばかりとは

思えないほど体力を奪われていたため、気休めですが

ここで屋外の屋根の日陰となるところに腰を下ろして

再び小休止をとることにしました。

 

 

 

休憩は今回も10分程度で切り上げましたが、荷物整理中に

この日持参していたタオルを道中落としていたことに気づき、

落とし物探しで15分のロスを挟んだのち、歩き旅再開。

 

落としたハンカチは無事見つかりましたが、

代わりに体力を落とし…ってシャレにならないです(苦笑)

 

 

ガソリンスタンド跡地前の下り側では、続く大野西交差点での

分岐先の各種施設が標識案内されています。

 

 

 

水口道路方面にある「大池寺蓬莱庭園」は、

距離から察するに、西名坂交差点(Part546)で見かけた

「大池寺」と同じ場所を指しているものと思われます。

 

 

他はすべて水口道路内でも案内されていたものですが、

大野西交差点からは県道549号に入った方が近そうです。

 

 

 

さて、ガソリンスタンド跡までは広いスペースのおかげで

難なく進めましたが、ここからはいよいよまずいですね…。

 

 

幸い、交通量はそこそこのようで、

水口道路の歩道なし区間ほどの危険はないことですし、

先ほど分かれた東海道へわざわざ迂回するほどでもないかな。

 

 

 

一方、下り側も歩道の復活はまだ遠そうですが、

ちょうど447km地点のキロポスト設置場所まで来ていたので

ここで下り側へと移動して近くで撮影。

 

 

ここでもまた、旧甲賀郡時代の「土山町 大野」と

表記がそのまま更新されずに残っていました。

 

 

 

下りでは、大野西交差点300m前予告が

標識で案内されています。

 

 

距離標は下り側にあるし、どちら側で歩いても

危険度が同じならこのまま下りで進もうかな…。

 

 

 

ということで下りのまま進むと、歩道復活ではないものの

路肩上にガードレールがところどころ設けられ、

上り側より少しは安全な場所も出てきて助かったり。

 

 

446.9km地点を通過。

下り側は、やはり距離標が確認しやすくていいですね。

 

上り側の沿道が小さく見える問題はあるけど、何もないか…。

この国道沿いよりはむしろ、すぐ北を通る東海道沿いの方に

住宅が多く見られますが、古くからある家なのでしょうか。

 

 

 

さらに進み、

近江茶の店「丸吉」の店舗前で446.8km地点を通過。

 

歩行者への配慮からか、この付近からところどころで

ガードレールが設置されており、幾分か不安が軽減されます。

 

 

なお、この付近から追い越し禁止の指定区間に入ったため

車道のセンターラインがオレンジの実線に変わっています。

 

 

 

さらに進み、446.7km地点に来たところで

ひさしぶりにバス停を見かけました。

 

 

甲賀市コミュニティバス・土山本線の

「大野今宿」バス停です。

 

こちらは、下りのバス停ですね。

 

 

 

前方左手には、上りのバス停も見えました。

 

 

土山町大野地区は、まだまだ序盤です。

 

 

 

日本橋まで、あと447km。

 

 

 

つづく