国道1号東海道は、上り歩道がなかなか復活しないまま
湖南市では最初に通過する石部北地区の区間が続いています。
上り側にあった、石部頭首工に関する紹介も並ぶ
屋根付き休憩所でこの日2度目の小休憩を挟み、
時刻は15時半を回ったところです。
上り歩道は相変わらず無い状態が続いていますが、
ガソリンスタンドなどのおかげで車道に出ることなく
進めそうということで、下り側に戻ることなく
そのまま上り側を進むと、まもなく湖南市で
最初に通過する信号のある石部北交差点に入ります。
上りの石部北4丁目、下りの同3丁目の指定区間は
いずれもこの交差点までです。
一方下りでは、交差点の手前で歩道部分が復活して
交差点に入っているようです。
ここで交差する道路は、右手・下り側からのみです。
交差点には横断歩道が国道1号上の東西方に設けられており、
ここで下り歩道が途切れ、かわりに上り側に歩道が復活します。
上り歩道の復活は、栗東市林地区の終盤466.9km地点付近で
途切れて以来、およそ2kmぶりです。
なお、草津駅口交差点(Part476)から続いてきた
滋賀バス「草津伊勢落線」の国道1号走行区間は、終点の
石部駅へ向かうためこの交差点を右折しており、ここで終了。
ここから先の区間では、路線バスの運行がないようです。
左手には、目の前に野洲川が広がります。
向こうに見える野洲川上を跨ぐ高架線は、この先で
立体交差する国道1号バイパスの「栗東水口道路」です。
ということで、ここからは復活した上り歩道を進み、
石部北交差点を後にします。
下り側には、464.9kmの距離標が見えました。
この100m手前の、465km地点のキロポストを
現地で見ることができなかったのですが、
どうやら以前は設置されていたようです。
距離標の位置に特に変更があったわけではないですし、
所在地の表記は元々ないものだったようなので、
撤去する必要はなかったように思うのですが、
周辺の道路整備の影響か、なぜか無くなっていました。
さて、石部北交差点から先は、上りでは石部北5丁目、
下りでは同2丁目の区間に入っています。
同交差点のすぐ先には、やはり不自然な停車帯があります。
500mほど手前の下り側にも同様の停車帯が見られましたが、
たぶんそれに対応する上り側のバス停跡でしょう。
伊勢落交差点の直後と同様、滋賀バスのルート変更により
こちらでもバスの停車ができなくなり、
バス停が撤去されたものと思われます。
現在の終着である石部駅前はここから近く
利用者も見込めないことから、
バス停の廃止が決まったということでしょうね。
つづく