国道1号線徒歩の旅・復路7日目は、滋賀県湖南市に入り
まもなく午後3時を迎えるところです。
上りでは栗東市の終盤から歩道が相変わらずありません。
一方、下りでも465.4km地点過ぎから
歩道が途切れることがあり、路肩が広くとられたり
ガードレールがところどころに設置される配慮が
あるものの、歩車道間には段差のない状態が続いています。
465.2km地点付近では、
下りでは縁石部分のみが高くなりました。
縁石が車止めの役割になって、少しは安全性が高いでしょうか。
さらに465.1km地点まで進むと、上りの石部北4丁目側に
何やらいろいろと見えてきました。
上りへの横断歩道は設置されていないものの気になったので、
車の途切れた間に上り側へと渡ってみました。
歩道こそまだないのですが、
近江牛焼肉店「慶州」の手前には謎の広場が。
駐車場か何かでしょうか…。
何かの屋根がある付近まで進むと、
そこには「石部頭首工」と記された石碑が。
いろいろと無知なせいか、「頭首工」なるものが何か分からず。
そんな私のような人のために、付近には
「石部頭首工」についての説明が書かれた立て札もありました。
写真付きで詳しく書かれていますが、つまり頭首工とは
農業をはじめ様々な用途に利用される
環境用水を取り入れるために造られた堰(せき)のようです。
この付近には、農業が盛んな
湖南市石部地区の頭首工が設けられた施設があり、
野洲川の水を取り入れています。
農林水産省が設置したこちらの立て札によると、石部頭首工は
2006(平成18)年に新しく作り替えられたようです。
滋賀県湖南地域では治水の問題が各地で山積しているようで、
この石部頭首工のほか、野洲川のさらに上流にある
水口頭首工や野洲川ダムといった施設が設けられています。
さらに屋根の裏側に回ると、また立て札を発見。
こちらは「田んぼの持つビックリな働き!」と題し、
石部頭首工が田畑にもたらす恩恵の数々が
詳しく紹介されています。
そのとなりでは、ダムや頭首工が造られることになった
経緯について詳しく記されていました。
何度か撮り直したのですが、時間帯が悪かったためか
光の反射が強くて全体を一括で撮ろうとすると
どうにも上手く写りませんでした(苦笑)
詳しく知りたい方は、Webまたは現地で直接ご確認を。
また、豪雨などの理由で頭首工の堰を開放して放流した際に
野洲川が増水してこの周辺が危険になる場合があるので、
それに関する注意もありました。
個人的には、この手の看板でしばしば見かける
「危い!」の送り仮名の違和感が気になります(笑)
このほか、奥にはこのような大きなジオラマまであり、
周辺の地形や施設の場所を確認することができます。
こちらは野ざらし状態だったので少し残念な気はしますが、
建屋を設けると何かと費用がかかりそうなので、
仕方ないのかもしれません。
というわけで、上り側では石部頭首工に関するあれこれが分かる
野外博物館のようなものがあったわけです。
土地が余ったなどの理由で、このような施設を紹介する場に
うまく活用したのかもしれませんね。
屋根の所には幸い、休憩が可能なベンチもあったので
ここで小休憩を入れ、持参した荷物を整理して
この先の区間に備えることにしました。
石部北地区の区間は、まだ続きます。
つづく









