【国道1号線徒歩の旅】Part512:[下り]石部大橋(野洲川橋側道橋) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

野洲川に架かる湖南市内の橋は

2018年現在、全部で7か所あります。

近年になって新たに架けられた橋も多く、

湖南市の発展と共に橋の数は増加傾向にあるようです。

 

そんな中で架けられたのが、

2011年に供用開始となったこの「石部大橋」です。

 

 

国道1号は以前、野洲川の南を東へ進んだのち

最も東寄りの横田橋を渡る東海道ルートを通っていました。

 

2016年4月より指定となった現道では、石部大橋交差点を左折して

東海道を外れ、最も西寄りにある石部大橋を早々と渡ってから

野洲川の北を甲賀(こうか)方面へと進んでいきます。

 

 

 

歩道は下り側のみに設けられ、橋の壁面に距離標が設置されます。

 

 

距離標は、隣の高架上を通る栗東水口道路で表示される

国道1号バイパス用のものが引き続き使われており、

旧道との合流がある朝国地区までは距離を示す数字に

バイパスの略称である「Bp.」がついています。

 

 

 

菩提寺地区の中郡橋北交差点までは、後から開通した

小野ランプまでを結ぶ高架道路と並行する区間が続きます。

 

 

現地の案内上においては、高架道路側は「本線」、

この本道側は「側道」と案内されているようです。

 

 

 

「大橋」と名の付く橋は、草津川大橋(Part467)以来

国道1号上りでは7基目、滋賀県内では3基目となります。

 

 

野洲川はその川幅もさることながら、河川敷もかなり広いです。

石部大橋の付近では、川の南側の方がやや広めです。

 

 

 

464.7km地点を通過しました。

 

 

ここから街区は石部北地区を抜け、

丁目の区分がない菩提寺(ぼだいじ)地区へと入っていきます。

 

 

 

橋は中盤を過ぎ、野洲川の真上あたりまで来ました。

 

 

東の甲賀方面を撮影。

 

野洲川の雄大な景色が続きます。

 

 

 

石部大橋交差点からは300mほど進んだようで、

下りの300m前予告が標識案内されています。

 

 

すぐ横を通る高架道路との高低差が徐々になくなってきましたが、

まだ一本化するわけではなさそうです。

 

 

 

464.6km地点を通過。

 

 

川を渡り終え、これより橋は終盤へと入っていきます。

 

 

 

まもなく、この橋の詳細が記されたポイントまで来ました。

 

正式名は「野洲川橋側道橋」のようです。

と言うよりは、石部大橋のメイン部分に当たる

側道橋の名称だといった方が良さそうです。

 

 

これによれば、橋の長さは約355mのようですね。

 

さらにその下には、部分毎の工期や使用材料、工事担当者など

詳細が記されています。

 

 

 

石部大橋の橋名標が、そのとなりに再び示されました。

 

 

大橋はまだ続いておりますが、側道橋の名称は

ここから変わるようなので、次Partで紹介していきます。

 

 

 

つづく