【国道1号線徒歩の旅】Part511:石部大橋交差点≪左折≫ | きまぐれの国道1号徒歩の旅

本記事は2017年時点での情報で記しております。

 

国道1号線徒歩の旅・復路7日目は、

15時45分を過ぎたところで

終点の梅田新道交差点から数えて245番目の信号がある

石部大橋交差点にまもなく入るところです。

 

右手の南側から交差する道路は、栗東水口道路の

石部ランプ出入口であり、右折すると栗東市小野方面へ。

栗東市に入るとまもなく名神高速への分岐もあり、

栗東湖南インターに接続しています。

 

 

かつて国道1号は直進先、湖南市街を抜けるルートでしたが

湖南地域の渋滞緩和を目的として新設された

栗東水口道路の側道部(石部~菩提寺間)開通を受けて、

2016年4月からは左折先へとルート変更されています。

 

これにより直進先は旧道となり、

国道指定が解除された石部大橋~朝国交差点間は

県道4号・13号へと改められています。

 

このうち県道4号 草津伊賀線は、

国道1号と草津市内より重複し、旧道区間の三雲西交差点から

単独指定区間に入っていましたが、

R1との重複が解除された石部大橋~三雲西交点間が追加され

現在では石部大橋交差点からの単独指定となっています。

 

 

 

現道・旧道のいずれも甲賀方面へと進めるルートですが、

ここから甲賀方面へ向かう車には

左の現道ルートへ入るよう案内しています。

 

 

ということで、栗東水口道路の高架下に設けられた

石部大橋交差点に入ります。

 

 

 

旅を実施した当時は昨年6月でしたので、

新ルートの開通、そして交差点の新設から1年と少し

ということで、まだ新しさを感じます。

 

 

南側の栗東水口道路・石部ランプの出入口です。

 

交差点の南側は当時、まだ工事中の部分も多少残っており

本当にできたばかりの場所であることが分かります。

 

 

 

横断歩道は交差点の西側(本道・栗東方)を除く全箇所、

歩行者用信号は交差点の北側(石部大橋方)と

東側(旧道方)にあります。

 

 

国道1号は交差点を左折なので、左折車は多いです。

 

なお、国道1号の信号交差点による右左折は

京都・堀川五条交差点(Part300)での右折以来

実に33kmぶりのことであり、上りの左折は

さらに2kmさかのぼった

九条油小路交差点(Part279)以来ということになります。

 

国道1号では、近年進められるバイパス化の影響で

右左折するポイントが減少する傾向にありますが、

右左折するポイントのなかった湖南市では、渋滞緩和のための

ルート変更のため、この交差点で1か所追加されています。

 

 

 

栗東水口道路の高架下にあった、橋梁に関する概要です。

 

 

これから、すぐ北に流れる野洲川を渡ることになるわけですが、

栗東水口道路と国道1号本道はすぐ近くで隣り合っているものの

別の橋で野洲川を渡っており、橋の名も異なっています。

 

栗東水口道路を通す橋の名は、「野洲川橋」のようですね。

 

 

 

石部大橋交差点の交差点名表示です。

 

 

この地域でもまだネームプレートや交差点名の字は

やや大きくなる傾向にありますが、近年になって新設された

交差点については、字が小さくなる傾向があるのかな。

大きさの基準について、やはり変更があったのかもしれません。

 

 

 

横断歩道を渡りました。

交差点の北東側からの撮影です。

 

 

復路7日目の旅(昨年6月4日実施)は、実はこのあと

交差点を直進し、国道1号旧道区間を通って

東のJR草津線、三雲駅で中断しています。

 

さらに次の復路8日目の旅(昨年6月24日実施)では、

国道1号バイパス指定の栗東水口道路・小野ランプから再開し

同バイパスの周辺ルートを通り、

石部大橋交差点に戻っています。

 

 

 

というわけで、2016年より指定された新ルート区間は

復路8日目の旅よりその模様をお伝えしていきます。

 

 

栗東水口道路を通す野洲川橋のすぐ東に付けた

国道1号本道を通す橋には、石部大橋の名称がついています。

 

これがそのまま交差点名にもなっています。

 

 

 

ここからは、石部大橋を渡っていきます。

 

歩道は橋の片側、進行方向に対して右側にのみ設置されており

この旅においては下り歩道という扱いになりそうです。

 

 

渡り始めるとすぐに、464.9km地点を通過します。

 

ここからはバイパス区間に入るため、数字の前に

バイパスを示す「Bp.」の表示も加わります。

バイパス区間と旧道区間の距離が多少異なるためか、

ここまでの本道上で示された数字と誤差が生じているようです。

 

距離標は、通常の黄地に黒字のものが掲げられた

タイプではなく、白地に青字のものが

橋の壁側面に固定されたものになっています。

 

 

 

まもなく、下り側の石部大橋交差点の案内標識が見えました。

 

 

下りの標識では左折先の旧道の県道4号方に、

湖南市街に加え「石部」も案内されています。

 

また、下りではこの交差点が大きな分岐点になることも

あってか、上りにはなかった「大津・栗東方面は右へ」と

念を押したような記載も見られました。

 

 

 

つづく