【国道1号線徒歩の旅】旧道区間:滋賀県道4号/石部北(石部大橋~石部駅口交差点間) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

ここからは特別編ということで、

国道1号現道ルートからは外れますが、

石部大橋交差点の湖南市街へ向かう直進先、

2016年4月の現道ルート変更により

現在は滋賀県道となっている国道1号旧道区間(約8km)の

模様をダイジェストでお伝えします。

 

旧道区間においては、

国道1号から外れて上り・下りとは呼べないため

東の甲賀方面へ向かう旧上り側を「東行」、

西の栗東方面へ向かう旧下り側を「西行」と

基本記すことにします。

 

なお、旅は昨年2017年に実施されたもので、

旧道区間で撮影した内容は、現在の道路や沿道の状況とは

多少異なる場合がありますが、ご了承ください。

 

 

石部大橋交差点を直進して東に抜けると、

国道1号を抜けて県道4号に入ります。

 

 

県道4号から入る石部大橋交差点の標識案内です。

 

石部大橋側の国道1号下りの案内と同様、

「大津・栗東方面は直進」と念を押した案内がされています。

 

 

 

湖南市街へ向かう東行方面、

石部大橋交差点の直後には歩道と共に、

緑がなく舗装された不自然な広い空間が見られます。

 

 

伊勢落交差点(Part505)や石部北交差点(Part509)の

直後に停車帯があったことから察するに、この場所には以前

滋賀バスの運行するバスの停留所があったものと思われます。

 

ただし、石部大橋交差点の新設で周辺一帯が舗装された影響か

ここでは停留所だけでなく停車帯も無くなっており、

左の舗装された空白地帯が停車帯が存在したであろうことを

匂わせた状態となっています。

 

少し前までここは国道1号だったわけで、かつてはバスも

さらに先の甲賀市の方まで運行していたのでしょうね。

 

 

 

左手、北方面には、2つの国道1号が上下に並んで見えます。

 

 

上に架かるのが

国道1号バイパス・栗東水口道路の通る野洲川橋、

隣には2011年に供用開始し国道1号現道を通す石部大橋、

その下には一級河川の野洲川が流れます。

 

 

 

旧道区間は、北を野洲川、南をJR草津線に挟まれて並行する

ルートで、石部駅、甲西駅、三雲駅の付近を通過します。

 

ただし、三雲駅付近を過ぎると北を向いて野洲川を渡り、

この間草津線も南東の貴生川(きぶかわ)駅へと向かうため

大きく離れていきます。

 

 

歩き旅においては、駅が近くにある方が

何かと好都合なのですが、ルート変更されてしまったので

現道が遠のくのは仕方ないですね。

 

 

 

そして、旧道区間となって

1年以上が経過しているにもかかわらず、現地には

撤去されずに残っている464.4kmの旧距離標の姿が。

 

 

この位置から判断すると、旧464.5km地点は

石部大橋交差点付近かと思われますが、同交差点の新設に

ともない周辺の道路が整備されたこともあってか、

そちらの距離標はすでに撤去されていました。

 

この撮影からさらに1年以上が経っていますが、

この距離標は今もまだ残されているのでしょうか…。

 

 

 

ということで、ここからは100m毎の距離標(未撤去)も

右隅に収めつつ、周辺の状況をさらっと伝えていきます。

 

 

旧464.3km地点付近。

 

東行側は、野洲川との間隔が近いこともあって

緑地帯があるのみ。

対する西行側では工場の敷地が続いており、

歩道は旧464.4km地点を前にすでに途絶えています。

 

 

 

石部大橋交差点から東も、

東行の石部北5丁目、西行の同2丁目に変更はありません。

 

 

旧464.2km地点付近。

旧距離標、順調に残っています。

 

東行側では、緑地帯が終了したようです。

 

 

 

石部北地区の沿道では、商店や住宅のようなものが

ほとんど見られず、やや寂しい雰囲気でした。

 

 

旧464.1km地点を通過します。

 

 

 

石部大橋交差点の次に通る石部駅口交差点です。

 

 

交差点名から分かる通り、

草津線石部駅の最寄りの交差点であり、

同駅へはこの交差点から行くと便利です。

 

 

 

またこの交差点の直後に復活した西行側の歩道には、

旧464km地点のキロポストも残ります。

 

 

なお西行側では石部駅口交差点で石部北2丁目が終了し、

交差点から東は石部北1丁目へと移っています。

 

 

 

つづく