【国道1号線徒歩の旅】Part483:坊袋 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

坊袋交差点の前、マクドナルド栗東店での朝食休憩を終え、

復路7日目の歩き旅はもうすぐ正午を迎えるところで、

同店のある471.2km地点より再開です。

 

 

引き続き、坊袋地区の北部を歩いていきます。

 

 

 

まもなく、目の前には

JR東海・東海道新幹線の高架線が見えてきました。

 

瀬田川大橋(Part430)で東海道新幹線を見かけた時は

大分離れていましたが、いつの間にか接近していたようです。

 

 

新幹線がちょうど通過していったので、あわてて撮影。

 

 

 

高架線の手前には、次のバス停です。

 

 

こちらのバス停では、雨よけ付きベンチが備えられていました。

 

 

 

「治田(はるた)」バス停です。

 

行き先や停車するバスは、ひとつ前の小柿バス停と同じです。

 

 

次のバス停は、「上鈎(かみまがり)」です。

どちらも地味に難読ですね…。

 

 

 

続いて、「セブンイレブン」や「ESSO」などの案内がありました。

 

 

711m…らしいです。

1m単位まで示しているあたり、ちゃんと計測したのでしょうね。

 

 

 

まもなく、東海道新幹線の高架下をくぐります。

 

 

国道1号が鉄道線と交差するのは、

大津市松原町での京阪石山坂本線との立体交差以来で、

JR線とでは京都市山科区での東海道本線との立体交差以来です。

 

また、東海道新幹線との立体交差は、

京都駅付近の八条油小路交差点(Part283)で

新幹線高架下をくぐって以来、これで2度目です。

 

 

 

橋梁の桁には「453K143M50」と、

起点の東京駅からの営業距離が示されています。

 

 

なお、ここから1kmほど離れたJR草津線との交差地点付近には、

かつて東海道新幹線の新駅を建設する計画がありました。

 

米原~京都間に当たるこの区間は

同線で駅間距離が最も長い(約68km)ため、

両駅から程よく離れたこの場所に新たな駅を設けることで

周辺の街の活性化を狙っていたようです。

 

建設事業は2006年に着工され、

「南びわ湖駅」「びわこ栗東駅」などの仮称の駅名も

ついていたようですが、建設反対派の人が

県知事に就任した影響で、工事は事実上の中止となりました。

 

 

 

なお、高架下には「葉山川」が流れており、

防護フェンスの設置が目立ったため、現地では川の存在に

気づかなかったのですが、護岸工事をしていたようです。

 

 

高架下のすぐ先、葉山川付近にて、471.1km地点を通過します。

 

 

 

新幹線の高架下を抜けると、国道沿いに並ぶ景観が

これまでの商業施設から一転、大規模工場へと変わっていきます。

 

 

左手に「日清食品」の看板が見えてきたところで、

471kmのキロポストが見えました。

 

 

 

こちらは、上りで距離標を確認することができました。

 

所在地などの表示は、ありません。

 

 

そしてこの先、葉山川とつながっている細い川を渡ったところで

坊袋地区は終了。

 

上り・下りともに、次の下鈎地区へと移っていきます。

 

 

 

日本橋まで、あと471km。

 

 

 

つづく