坊袋交差点の前、マクドナルド栗東店での朝食休憩を終え、
復路7日目の歩き旅はもうすぐ正午を迎えるところで、
同店のある471.2km地点より再開です。
引き続き、坊袋地区の北部を歩いていきます。
まもなく、目の前には
JR東海・東海道新幹線の高架線が見えてきました。
瀬田川大橋(Part430)で東海道新幹線を見かけた時は
大分離れていましたが、いつの間にか接近していたようです。
新幹線がちょうど通過していったので、あわてて撮影。
高架線の手前には、次のバス停です。
こちらのバス停では、雨よけ付きベンチが備えられていました。
「治田(はるた)」バス停です。
行き先や停車するバスは、ひとつ前の小柿バス停と同じです。
次のバス停は、「上鈎(かみまがり)」です。
どちらも地味に難読ですね…。
続いて、「セブンイレブン」や「ESSO」などの案内がありました。
711m…らしいです。
1m単位まで示しているあたり、ちゃんと計測したのでしょうね。
まもなく、東海道新幹線の高架下をくぐります。
国道1号が鉄道線と交差するのは、
大津市松原町での京阪石山坂本線との立体交差以来で、
JR線とでは京都市山科区での東海道本線との立体交差以来です。
また、東海道新幹線との立体交差は、
京都駅付近の八条油小路交差点(Part283)で
新幹線高架下をくぐって以来、これで2度目です。
橋梁の桁には「453K143M50」と、
起点の東京駅からの営業距離が示されています。
なお、ここから1kmほど離れたJR草津線との交差地点付近には、
かつて東海道新幹線の新駅を建設する計画がありました。
米原~京都間に当たるこの区間は
同線で駅間距離が最も長い(約68km)ため、
両駅から程よく離れたこの場所に新たな駅を設けることで
周辺の街の活性化を狙っていたようです。
建設事業は2006年に着工され、
「南びわ湖駅」「びわこ栗東駅」などの仮称の駅名も
ついていたようですが、建設反対派の人が
県知事に就任した影響で、工事は事実上の中止となりました。
なお、高架下には「葉山川」が流れており、
防護フェンスの設置が目立ったため、現地では川の存在に
気づかなかったのですが、護岸工事をしていたようです。
高架下のすぐ先、葉山川付近にて、471.1km地点を通過します。
新幹線の高架下を抜けると、国道沿いに並ぶ景観が
これまでの商業施設から一転、大規模工場へと変わっていきます。
左手に「日清食品」の看板が見えてきたところで、
471kmのキロポストが見えました。
こちらは、上りで距離標を確認することができました。
所在地などの表示は、ありません。
そしてこの先、葉山川とつながっている細い川を渡ったところで
坊袋地区は終了。
上り・下りともに、次の下鈎地区へと移っていきます。
日本橋まで、あと471km。
つづく









