「行動」「影響」「感情」の入ったメッセージを伝える。

 

…のですが、実はここで終わりではありません。

 

言っても言っても伝わらない時、伝え方だけの問題だと思っていませんか?

 

実は、伝わらないのは「言い方が伝わりにくい」せいだけではなく

「相手の話を聞いていない」せいかもしれません。

 

コミュニケーションは、一方通行ではなく、双方向です。

 

大人でも子どもでも、

自分の言い分に耳を傾けてくれる人の話は聞こうと思いますが、

自分の言い分に耳を傾けてくれない人の話を聞こうとはなかなか思いません。

 

相手に何か伝えようと思ったら、相手の言いたいことにも耳を傾ける必要があるのです。

 

たとえば、夫が夕食前に子どもにお菓子を与えるので、子どもが夕食を残してしまい困っているとします。

子どもが夕食を残すと、食材や夕食作りの時間、労力が無駄になるので、自分としてはもったいないと感じ、残念な悲しい気持ちになります。

 

そういう場合、夫に伝える「わたしメッセージ」は

「あなたが夕食前に◯◯ちゃんにおやつをあげると、 ◯◯ちゃんご飯を残しちゃうでしょう。せっかく作ったのにもったいなくて、悲しくなっちゃう。」

となります。

 

それで夫が「分かった、じゃあやめるよ。」と気持ちよく応じてくれれば

「助かるわ、ありがとう(^^)」

で済むのですが、そうではない場合もありますよね。

 

夫の方にも言い分があるかもしれません。

 

はっきりと言葉で反論する場合もあれば、

無口になる、というような言葉ではない反応の場合もあるでしょう。

 

そういうときに、聞くことをしないでわたしメッセージを言い続けた場合と、

相手の言い分にも耳を傾けた場合では、どう違うのでしょうか。

 

実際の会話で見て見ましょう。

 

聞くことをせずに、話すことを続けると…

 

妻) あなたが夕食前に◯◯ちゃんにおやつをあげると、 ◯◯ちゃんご飯を残しちゃうでしょう。せっかく作ったのにもったいなくて、悲しくなっちゃう。

 

夫) そうは言っても、お腹を空かせていて、かわいそうだろう。

 

妻) でも、せっかく私が料理してるんだし、ご飯残されるのは嫌だよ。 (聞いていない)

 

夫) 別にちょっとくらい残したっていいじゃないか、毎日ってわけじゃないし。

 

妻) でもたまにのことでもわたしにはストレスなのよ。(聞いていない)

 

夫) それくらい大目に見てもいいんじゃないか?

  <…続く>

 

 

 

聞くことをすると…

 

妻) あなたが夕食前に◯◯ちゃんにおやつをあげると、 ◯◯ちゃんご飯を残しちゃうでしょう。せっかく作ったのにもったいなくて、悲しくなっちゃう。

 

夫) そうは言っても、お腹を空かせていて、かわいそうだろう。

 

妻)  ◯◯ちゃんがお腹を空かせてかわいそうって思っているのね。(聞いている)

 

夫) そうだよ、保育園でもちょっとお昼ご飯残したみたいだし。

 

妻) 今日のお昼を残してたから、少しあげてもいいと思ったのね。(聞いている)

 

夫) そうだよ。

 

妻) そっか。わたしとしては、夕食前に◯◯ちゃんにおやつをあげられると、せっかく作ったご飯を◯◯ちゃんが残すのがもったいなくて、悲しいのよね。(最初と同じわたしメッセージ)

 

夫) そうか。じゃあ、おかずはまだできてないけど、ご飯は炊けてるよね?それを先にあげて、おかずを後であげるっていうのはどう?

 

妻) そうね、それならわたしもいいわ。考えてくれてありがとう。

 

 

このように、わたしメッセージを送るところまでは同じでも、

その後に相手の話を聞くかどうかで

その後の話の展開は全く違ったものになります。

 

伝わりやすいわたしメッセージで話しても、やっぱり伝わらない。

そういう時は、伝えるだけではなく相手の話を「聞いて」みてはいかがでしょうか。

 

そういう時に役に立つ話の聞き方、7月8日に体験していただけます。

「聞き方名人でママも子どもも笑顔になれる!」にお越しください。

 

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「わたしメッセージ」シリーズ

 

・主語をわたしにする

・行動、影響、感情を伝える

・行動を伝えるときのポイントその1

・行動をみることで、解決策が見える、客観視できる

・行動を伝えるときは 非難がましくなく

・伝えないと気づかれない 自分への影響

 

まできました。

 

子どもの行動で自分が困っている時、

話し方のポイントは

*主語を「わたし」にする

*以下の3つを伝える

・子どものどんな行動で困っているのか

・その行動により、自分には具体的にどういう影響があるのか

・その行動・影響により、自分はどんな感情になるのか

 

でしたね。

 

今日は、感情を伝える、がテーマです。

 

例えば、家族でレストランで食事に行った時。

5歳の子どもが、

最初は静かにしていたのに、

だんだん大きな声を出したり、

おもちゃでがちゃがちゃ大きな音を出しはじめる…

 

周りの方にうるさいと思われるんじゃないかしら、

迷惑じゃないかしら、

と、ヒヤヒヤしたことのある方は多いのではないでしょうか。

 

こういうとき、

A. 「レストランでは、静かにするべきよ。」

と、

B. 「お母さん、周りの人からうるさいと

思われるんじゃないかと気になって、

落ち着いてごはん食べられないわ。

嫌だなぁ。」

 

どちらが説得力があるでしょうか?

 

これまでの「わたしメッセージシリーズ」の記事をお読みの方は気づかれたかもしれないですが、

 

B. 「お母さん、周りの人からうるさいと

思われるんじゃないかと気になって、

落ち着いてごはん食べられないわ。

嫌だなぁ。」

 

の方が説得力があるのです。

なぜなら、親の感情がこもっているからです。

人間は、理論だけで動いているわけではありませんよね。

感情が伝わるから、動くんです。

 

大きな声で強く叱って怖がらせなくても、

しっかり本音が伝われば、子どもはどうすればいいか考えて、動くのです。

 

とはいえ、自分の率直な感情を伝えるのは勇気が要ることです。

自分の中にある無力感やみじめさ、ネガティブな感情を認めて伝えようと思うと、

相手から悪く思われるんじゃないか、自分がその感情に圧倒されてしまうんじゃないか、などといった不安を乗り越えないといけません。

 

でも、勇気を出した分の報いは大きなものです。

子どもとより深く親密な関係になれる。

親は、自分の気持ちをありありと味わい、他の誰のものでもない自分自身の人生を生きている実感が持てる。

子どもは、自分の感情を言葉で伝える方法を親を見て学ぶことができる。

 

ちょっと勇気を出して、子どもにも「気持ち」を伝えてみませんか。

 

 

次の記事はこちら

伝え方が良くても伝わらない時はどうしたら良いか

 

写真は今日の散歩中に撮ったもの。

もう梅の実の季節ですね。

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今日は、人物写真専門カメラマン 笠谷和也さん にプロフィール写真を撮っていただきました。

 

 

そろそろちゃんとしたプロフィール写真が欲しいと思っていてカメラマンさんや写真館を探していたところ、

アメブロ講師 村田理恵子さんの記事を発見。

http://ameblo.jp/little-ree/entry-12274490446.html

 

自然体で

何をしている人なのかすぐ分かる写真で、

しかもリーズナブルなお値段♪

 

笠谷さんのブログ

http://ameblo.jp/kasatanikazuya0011/

を見て、お願いすることにしました。

 

できた写真がこちら。

特に、ホワイトボードに板書している写真は、

実際の講座でこういうシーンが多いので、

撮ってもらって良かったです♪

 

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image
 
 

他にもいろんなパターンで撮っていただき、

パンフレットなど様々なところに使いやすいよう背景や余白も工夫してくださり、

細部にまで行き届いた撮影をしてくださいました。

 

撮影後には、笠谷さんが人物専門カメラマンを仕事にするようになった経緯や、かさこ塾のことなど、いろいろなお話も聞かせていただいて、それも大変ためになりました。
 

紹介があればプロフィール写真の料金で、パターン数制限なしで撮ってくださるそうです。

(わたしも理恵子さんのブログから、ということでそのプランでとっていただきました。)

また、近日中にキャンペーンをされるとのこと。

プロフィール写真を検討されている方、いかがでしょうか。

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親業訓練一般講座 2017年秋の日程リクエストを開始したのですが、

メールに送るより、お問い合わせフォームがあった方が、

問い合わせたい時に気軽に連絡できていいですよね。

 

というわけで、お問い合わせフォーム、作ってみました。

こちらをクリックしてください。

 

元の記事の方にも、リンクを入れています。

 

些細なことでも遠慮なくお問い合わせくださいね。

他のお問い合わせ内容にもフォームを作成して、でき次第追加していく予定です。

 

では、今日はこれから保育園の懇談会に行ってきます♪

 

*********************

*2017年7月8日(土) 親業体験会

*2017年秋 親業訓練一般講座 日程リクエスト受付中

 終了しました!

 

*講座など一覧

http://ameblo.jp/growcom/theme-10100196951.html

 

*講座・講演・体験会のお問い合わせ

naga_oya☆yahoo.co.jp

(☆を@にしてお送りください)

*********************

 

 

「わたしメッセージ」シリーズ

 

・主語をわたしにする

・行動、影響、感情を伝える

・行動を伝えるときのポイントその1

・行動をみることで、解決策が見える、客観視できる

・行動を伝えるときは 非難がましくなく

 

まで来ました。

長くなってきたのでリンクを貼ってみました。

 

さて、子どもの行動で自分が困っているときは、

「わたし」を主語にして、

・子どものどんな行動で困っているのか

・その行動により、自分には具体的にどういう影響があるのか

・その行動・影響により、自分はどんな感情になるのか

を伝えるのでしたね。

 

今回は、自分への「影響」を伝えるときのポイントです。

 

そもそも、どうして自分への具体的な影響を伝える必要があるのでしょうか?

 

たとえば、

・息子がごはんを床に落とすと、親が掃除することになる

・娘がLINEをしていて風呂に入るのが遅くなると、風呂掃除も遅くなり、寝不足になる

 

親にとっては当たり前のことだと、

こんなことまで説明しないといけないの⁈

と思うかもしれません。

 

でも、言われないと気づかないことって、あるんですよね。

 

わたしも、夫に、洗い物のコップ類を、食後の食器洗いが終わってから出されるのが嫌だったことがありまして。

「コップ、後から出されるの嫌なんだけど…」

と言っても変わらず。

 

これは、

相手の行動(コップを後から出す) と

自分の感情(嫌だ)

しか言ってなかったからなんですね。

 

その後、

「食器を洗う回数が増えると、手荒れがひどくなるから、嫌なの。」

と伝えたら、

「そうなの?手荒れがひどくなるの?それは知らなかった!何とかしないと。」

と…

 

「手が荒れる」という

具体的な影響を伝える

という大切さを実感したのでした。

 

(その後、紆余曲折あり

今は食器洗いは夫がメインで

やってくれています。ありがたい~♪)

 

自分への影響を伝えるときのポイントは、「具体的に」です。

具体的に、というのは、

 

時間やお金、労力がかかる

明らかな肉体的・精神的苦痛がある

ということです。

 

以下の例では、

・息子がごはんを床に落とすと、親が掃除することになる

・娘がLINEをしていて風呂に入るのが遅くなると、風呂掃除も遅くなり、寝不足になる

と、下線の部分ですね。

 

何回言っても行動を改めてもらえない…

そういう時は、

自分への影響を「具体的に」伝えてみてはいかがでしょうか。

 

 

次の記事は感情をどう伝えるか、です。

 

 

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