Cono Sur Pinot Noir Conversion 2006

【名 称】 Cono Sur Pinot Noir Conversion 2006
【価 格】 980円の15%Off(税込)
【購入場所】 日進ワールドデリカテッセン
【飲んだ日】 2007/07/13-14
今回は安ワインに戻ってプロジェクト再開です。安くておいしいワインといえばまずこれがあがるでありましょう、、チリのコノスルです。その中でも今回は有機栽培転換中という畑でできたピノ・ノワールであります。実は、ピノ・ノワールをまともにボトルを開けるのは、これが初めてです。それならやっぱりブルゴーニュで、とも思ったのですが、1本しかないボトルを開けるのは思いっきり躊躇しまして、それなら、プロジェクトの初心に帰るにはこの値段がやはり相応しい(おまけに朝市価格でさらにお得でした)+後述の理由もあるので、こいつでいきます。
ということで抜栓タイム。フォイルキャップが付いておらず、コルクの上の部分だけ覆うようにロウがついています。一瞬迷いましたが、そのままソムリエナイフのスクリュー部分をいつも通りに突き刺し、抜栓してみます。特に問題なくコルクが抜けました。
いつものようにグラスに注いで香りをチェック。明るい感じの、赤い果実の香りです。おおよその予想通り、イチゴっぽいです。何かうれしくなる香りです。ということでさっそくお味を確認。同じくイチゴ的な果実味と酸味が口一杯に広がります。うむ、これは素直においしいと思います。ちょっとアルコールっぽさもありますが、許容範囲かな。
ということでしばし放置して夕食を作ります。今日はホタテ貝、レタスとタマネギのマリネっぽい何か、ラタトゥイユっぽい何か、それにサーモンソテーっぽい何かです(どんなんやねん)。この献立、普通なら白ワインの方がいいんでしょうが、赤であってもこのワインなら大丈夫かな、と思ったのです(実は、最初はカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィンヨンにしようかと思っていたが、この献立には合わなさそうなので、止めたのでした)。
てな訳で夕食開始。ワインも適温くらいの温度になっています。「”~っぽい何か”定食」の割には美味しかったですが、このワインにも意外と?合いました。軽めの味付けの食事だけに、このワインの果実っぽさと酸味がけっこう良いです。
ワインそのものも、最初はあまり感じなかったタンニンを感じるようになってきたので、これが良いアクセントになっていて、当初より味の要素が増しています。ただ、それらが渾然一体となった複雑さ、というわけではなく、それぞれの要素が独立して存在している感じで、そこにはやはり値段の限界を感じます。高いワインなら、それぞれの要素が絡み合ってもっと何とも言えない複雑さになるんだと思いますが・・・・・。
そんなこんなで食事とワインを楽しみ、今日も例によってグラス1杯程度が残ったところで、あえて封印します。本当はもう全部飲んでしまいたいのですが、ここは何とか我慢です。
【ここまで、7/13記述】
【以下、7/14記述】
昼食時についつい飲んでしまいました・・・。グラスに注いだところ、アルコール臭がまず先に来て、そのあと果実香がありますが、香りは昨日より落ちています。味は・・・・・ずいぶんタンニンの利いた味に変わっています。果実の甘さもありますが、渋みと苦みが昨日よりはっきりしています。やっぱり「寿命」は短いのかな、と思わざるを得ない感じではありますが、これはこれでまた別の美味しさではありますね。ただ、ちょっと甘さが鼻に残る感じが続いてて、これはあまり好きではないかも、です。
ということでピノ・ノワールの本格的な初挑戦でした。この価格のチリワインでさえこれだけ美味しいなぁと思うのですから、本場ブルゴーニュのワインであれば一体どんな美味しさを感じることができるのでしょう。楽しみです。まあ、ニューワールドとブルゴーニュのピノ・ノワールは全くの別物らしい、というのは前提に置いておく必要がありますが。
ただ、ブルゴーニュのピノを飲むその前に、本プロジェクト的には「安ピノ・ノワール世界紀行」なんてプロジェクト内プロジェクトをやってみるのもいいかな、という気もします。ピノ・ノワール世界紀行の究極のゴールはやはりロマネ・コンティなのでしょうが、そんなものは全くの対象外(そもそも到達できる気すらしない)ですので、まあ気にせずに、本プロジェクト対象範囲内のACブルゴーニュのワインをまずはゴールとしましょう。
Hess Su'skol Vineyards Chardonnay 2005

【名 称】 Hess Su'skol Vineyards Chardonnay 2005 Napa Valley
【購入場所】 いただきもの
【飲んだ日】 2007/07/12
値段が対象外なので、今回はW2k Project番外編です。先日の米国出張の折、件のワインマスターが買われたものを分けていただきましたものです。ある重大なお祝い事のため、ちょっと値の張るものを飲んでみよう、蒸し暑いので赤よりは白かな、ということでこれを選びました。
抜栓するといきなりボトルから何ともよい香りがふわっと広がります。何というか複雑な香りです。新鮮な果実香はもちろんですが、樽由来であろうバニラ香もありますし、それに加えて何なのか私には表現できない香りが混ざっています。
一口飲んでみますが、やはりフレッシュでフルーティーな味わいにバニラの風味、ちょうどいい程度の酸味、金属的な感触(これがまさに「ミネラル感」なんでしょうね)、そして上品だけど複雑な後味。うむむむ、やっぱりちょっと高いワインは違います。どうやら日本でのインポーターの希望小売価格は4,000円くらいのようですので、そんなすごい高いワインだというわけではないのですが、それでも普段飲みのワインとは一味もふた味も違います。これに慣れるとヤバいです(^^;。
夕食時には3/5程度飲んで、その後デザートをいただき、しばしの後、再飲。さらに冷蔵庫で冷やしておいたからか、切れ味が上昇するもやはりそれだけではないおいしさがありました。あっという間になくなりました。とても満足しました。
ということで番外編でした。明日以降は、またしばらく本編に戻ろうと思います。番外編ワインはまだいくつかセラーにありますが、一度に開けると本編に戻れなくなる恐れが高いので、自重します・・・。
Domaine de L'Ancien Courrier Corbières 2005

【名 称】 Domaine de L'Ancien Courrier Corbières 2005
【価 格】 1,180円(税込)
【購入場所】 ワイン・グローリアス
【飲んだ日】 2007/07/09-10
今日のワインはAOCコルビエール、Ecocert認定の自然派ワインです。
私は特に自然派ワインに対して特段の思い入れはないつもりではありますが、同じ価格帯であれば何となく「自然派」を選んでしまいがちです。これは、自然派というレッテルに惹かれていることは否定できない(もちろん、自然派であればいいワイン、おいしいワインである、ということは論理的ではないのは承知しています)のですが、それ以上に、自然派ワインにはいろいろコストがかかっていると推定できますので、同じ値段であれば自然派ワインの方がよりお買い得ではないか、という推測が働くっていう面が大きいです。要はケチなんですね(´Д`)。
さてワインセラーから取り出してさっそく抜栓します。今日は新兵器のフォイルカッターを導入しました。ボトルの口の部分にこいつを当ててくるっと手首を返すと、あっさりフォイルが取れます。これ、地味ながら感動です。今までソムリエナイフの切れ味の悪さに悩まされていたのは何だったのでしょうか、というくらいのものでした。
さてこのワイン、販売元のサイトによるとセパージュは「カリニャン50%、メルロー20%、シラー20%、グルナッシュ10% 」。ふむふむ、カリニャン50%というのはちょっと面白いかもしれません。そんなこんなで抜栓して香りを確認。香りとしてはいつもの南仏ワインっぽいベリー系の香り、ただしちょっと軽め。あとはやはり抜栓したてだからかアルコールそのもののツンとした感触です。
一口飲んでみたところ、果実味と若干の渋み、それにそこそこの酸味があります。ただ、昨日のペスキエ・キュヴェ・テラスに比べると全体的におとなしめというか軽めというか。際だった特徴はないですが、嫌味なところもありません。ちびちび飲みますが、酸味と渋みがそこそこいいバランスを保っています。ただ、果実の香りと味はだんだん弱くなってきています。それに反してアルコールっぽさはあまり減衰しません。もう少し待ってから飲むのがよいようです。
てな訳でこの後夕食を食べそのお供に、また食後酒としてこのワインをいただきますが、根本的な表情はあまり変わりません。注ぎたてでは果実の香りを十分に感じますが、時間とともに香りは薄れていきます。渋み酸味アルコール感はあまり落ちないので、ちょっとバランスが悪いようにも思います。2時間ほどちびちびやって確かめてみましたが、その方向性から変化がないし、さすがに一人で飲むとしんどいので、グラス1杯半分ほどを残して今日はいったんストップします。
【ここまで、7/9記述】
【以下、7/10記述】
冷蔵庫から取り出してグラスに注ぎます。香りは昨日ほど目立ちません。味ですが、まだ冷えているからか、ちょっと渋いというか苦いです。でも果実のじわっとした甘みも感じます。果実味自体は昨日より凝縮された感じがします。もう少し温まれば、いい感じかも、と思いましたが、誘惑に駆られ1杯あっさり飲み干してしまいました。
ということで最後の1杯です。温度もそれなりに上昇しています。その分でしょうか、苦みっぽさは若干後退してきたようです。しかしその他の点で前より向上したと言えるようなところもあまりなさげです。ただ、相対的に果実味が前に出てきていますので、その分飲み易さは向上しているのですが。しかしそういった感触を確認しながら飲んでいるとやっぱりペースも速くなり、あえなく完飲。
てなことでこのワイン、まあそれなりにおいしいとは思いましたが、ちょっとインパクトは弱めでした。この前のワインがペスキエのキュヴェ・テラスで、大雑把な傾向としても似ているうえにあちらの方がよりしっかりしたお味のワインでしたから、その影響でちょっと評価が辛くなってしまったかもしれません。飲む順番も難しいですね。
Chateau Pesquie Cuvee des Terrasses 2004

【名 称】 Chateau Pesquie Cuvée des Terrasses 2004
【価 格】 1,060円(税込)
【購入場所】 ワインスクエアー・アズマヅル
【飲んだ日】 2007/07/08
シャトー・ペスキエのキュヴェ・テラスです。カーヴドリラックスでもおなじみのワインですが、今回は別の店での購入です。輸入者も違うようです。ワインってExclusiveで輸入しているものが多いのかと勝手に想像していたのですが、必ずしもそうではないのですね。実際のところどのくらいの比率なのでしょう。ちょっと興味があるところです。
さて、本日の夕食はレタスと鯛の切り身のサラダに、ビーフシチューです。ビーフシチューは赤ワインを使って煮込んだものです。お肉やルーもちょっとだけ贅沢に使ってみました。このメインディッシュならちょっと濃いめ縄員の方が合うかと思ってセラーからこのワインを選び出した、というわけです。
食事の約1時間前に抜栓。グラスに注いで香りをチェックします。グルナッシュとシラーのブレンドというこのワインですが、それに相応しく、果実の香り(ベリー系にプラムが混じった感じ)大です。口に含んでの味もやっぱりそうで、果実味とスパイシーさ。このワインのセパージュがそのまま香りと味に表れているような感じですね。あとはさわやかな酸味もあります。抜栓したばかりだからか、アルコールっぽさも感じます。
ボトルを斜めにしてそのまましばらく放置し、いよいよ夕食の開始です。再びワインをグラスに注ぎます。先ほどより温度が上がったせいか、若干味が落ち着いた感じです。果実味はあまり変わりませんが、スパイシーさが若干弱くなったように思います。その分酸味が少し前面に出てきているようです。ただ、抜栓して1時間以上経っているにもかかわらず、アルコール感がまだちょっと強い気がします。この点はちょっと「?」な感じです。ちょっと味の一体感が弱いのかな、とも思いました。
とはいえビーフシチューとの組み合わせという点ではまずまずいい感じのようです。シチューそのものや肉、ジャガイモの甘みがワインに合っているように思います。それは、シチューとワインが同じようにどんどん減っていくことからも明らかではないでしょうか(シチューおかわりしちゃいました・・・)。
そんなこんなで1本あっさりと空いたのでした。本当なら翌日以降の味の変化を確かめたかったんですが、誘惑に勝てませんでした(´・ω・`)。仕方がありません。これこそまさに「そういうこともある。」です。勝手に想像していたほどは重いワインではなかったので、その点はちょっとだけ残念でしたが、これだったら値段分は十分に楽しめたと思います。このワインがあちこちで評判がいいのも、ちょっとわかる気がしました。
あとお味とは直接関係ないのですが、ラベルがセラーの中で擦れてしまってちょっとはげてしまったのが残念でした。ああ・・・・・。
ちなみにシチューを作るのに使ったワインは某や○やで398円のワインでした。味は、まあ、言わない方がいいでしょう(笑)。
コメントありがとうございます
先日、ここ
で書いた亜硫酸添加に関するラベルの表示の件で、内藤さんから当該エントリへのコメントをいただきました。左の「最近のコメント」の所のリンクから読むことができますが、たいへん重要な内容ですし、また興味深い話でもありますので、一つのエントリとして残しておきたいと思います。以下が内藤さんからいただいたコメントです。
なるほど、こういう事情があったのですね。確かに、最近読んだワインの本にも「ワイン中で亜硫酸が自然発生する」旨の記載がありました。しかしこういうものにまで米国法では明記を要求しているのですね。さすがにこのような食品に関する事項に関してはアメリカは厳しいです(我が国と関わる「食」の問題では、一部大きな例外もありますが・・・)。
ということで、エステザルグ・テラヴィティスのワインについては、亜硫酸無添加で間違いないということでございました。私自身は全然こだわりのないことでしたが、あるいは私のブログを読まれて「あれ?」と思われた方もひょっとしたらいらっしゃったかもしれません。そのような方のため、上記引用を念のためにさせていただきました。無断で引用させていただきましたが、どうかご了承下さい。>内藤さん
こんにちは。カーヴドリラックスの内藤です。
さすが、早くも気付かれましたね。
このラベル CONTAINS SULFITES が記載されているラベル、実はアメリカ向けのラベルを貼ってきちゃったものなんです。
このワインは間違いなく亜硫酸無添加なのですが、発酵中に自然に発生する亜硫酸がゴク僅かに含まれます。
アメリカの法律で、この表示は絶対しなくちゃいけないそうで、ラベル印刷する時に全部CONTAINS SULFITESと記載してしまったそうです。間違いなく亜硫酸無添加ですが、誤解をさけるためホームページ上でも店頭でもすべての亜硫酸無添加の標記を外しました。お許し下しさい。私の輸入するドミニク・ドゥランのブルゴーニュも亜硫酸無添加ですが、証明するのがいろいろ大変なので裏ラベルには、酸化防止剤含有と標記したりしています。
ワイン自体は、本当に自然なものですのでご安心して飲んでください。
【文中着色は筆者による】
なるほど、こういう事情があったのですね。確かに、最近読んだワインの本にも「ワイン中で亜硫酸が自然発生する」旨の記載がありました。しかしこういうものにまで米国法では明記を要求しているのですね。さすがにこのような食品に関する事項に関してはアメリカは厳しいです(我が国と関わる「食」の問題では、一部大きな例外もありますが・・・)。
ということで、エステザルグ・テラヴィティスのワインについては、亜硫酸無添加で間違いないということでございました。私自身は全然こだわりのないことでしたが、あるいは私のブログを読まれて「あれ?」と思われた方もひょっとしたらいらっしゃったかもしれません。そのような方のため、上記引用を念のためにさせていただきました。無断で引用させていただきましたが、どうかご了承下さい。>内藤さん