ぐりっど洛西のKと申します。

 

「言いたいことを言えない」という方、どれくらいいらっしゃいますでしょうか?

 

その背景にはもしかしたら、相手に気を悪くさせるかもしれないという思いやりが背景にあったり、

 

自信がなかったり等、複数の事情を抱えていると思います。

 

この傾向を”ノンアグレッシブ”と言います。

 

 

また反対に、

 

「言いたいことを言えているが、相手から怖がられたり避けられたりすることがある」

 

という方もいらっしゃるかと思いますが、これに関しては自覚より他者からの指摘で発覚することが多いです。

 

この傾向を”アグレッシブ”と言います。

 

 

そして、上記の2パターンでもない。

 

「自分の伝えたいことを表現しつつ、相手に気を悪くさせない交流ができる」

 

この状態を”アサーティブ”と言います。

 

 

これを普段からの交流を鍛えていくことを「アサーショントレーニング」と言います。

 

事実を的確に伝え、自分の感情的な気持ちを冷静に伝える。そして相手の気遣いも忘れない。

 

このリズムを日常会話の中で、可能にするには意識づけも大切ですし、自分の心を客観的に捉えることができる。

 

という状態が重要となります。

 

客観性は経験で積まれていくことが一番多いですが、知識の見聞と論理的な思考が鍛えるための近道なのかと私は思います。

 

 

感情労働と呼ばれる介護や看護、そしてケアマネにも多少なかれ含まれると思います。

 

対人援助の仕事で、アサーティブな交流を図れるということは、専門知識以上に必要な能力であると述べても過言ではないと私は判断しております。

どうしても、支援者は介護等のサービス提供後に、利益を求めて契約を進めようとする姿勢が、

 

高齢者やその家族からは見て伺えるそうです。

 

かといって、よく思われたいがゆえに利潤を追求しないことも、仕事ではなく死事になってしまう。

 

 

タイミングは必ず存在し、

 

支援者目線で急ぐことがあるかもしれないが、人は誰もが人権というものがあり、

 

イエスとノーだけではなく、

 

代替案を出せること、以前にイエスといった話を蒸し返せること、一旦保留にすることができる。

 

例え、認知症の方であっても、発語ができない方であってもしても。

 

支援者はそれを忘れてはいけません。

 

生きていることは、ある意味ではごねることができること。

 

支援者は、もしかしたら相手とどう上手に喧嘩できることができるか、かもしれないですね。

いつもお世話になります、ぐりっど洛西のKと申します。

 

 

介護の仕事をされている方は、どれくらい「お金」のことを意識されているでしょうか?

 

福祉面を運営するお金を考えることを、「福祉経営」と言いますが、

 

必ずしもお金だけでなく、

 

その建物のことだったり、そこの人材をどう育成するかも「福祉経営」に関わります。

 

 

以前にお話しました、

 

「5W3H」の思考法に含まれる「hou much」=「いくら」という考え方は、

 

今後、福祉の仕事をしていくために必要な考え方だと私は考えています。

 

物事を数値化に置き換えて考えてみること。

 

それを時に基準にしてみて、

 

「これだけの労力で、このお金が発生するのだとしたら、この部分を抑える必要がある、その部分を抑えることができれば同じ労力で、〇〇円の費用を浮かせることができる」

 

という自身で試算を行い、自己管理もできてきますが、

 

お金を優先にしすぎて、本来のサービス提供を落とすこと、削いではいけないものを失くしてしまう危険性は大きいです。

 

なので、削いでよいものを綺麗に整理していきながら、

 

福祉に関わるお金をやりくりして、満足のいく仕事環境下で福祉職員が成長していける教育していけるようにする。

 

これが私が簡単に考える福祉経営です。

 

 

まず誰もが簡単にできることは、

 

「このサービスって、いくらかかっているのだろう、どれくらいの時間が所要されているのだろう」と

 

身近な物を数値化して置き換えて考えることが、その一歩です。