昨日から、緩和ケアの方を支援しています。

 

支援者で多くの方は、ターミナルケアという分野を敬遠されがちだということをお聞きします。

 

無理もないと思います。死は怖いと感じることは人として共通です。

 

だから、寄り添えるのだと私は考えています。

 

死ぬ、ということを一緒に考えて、感じていくのです。

 

それが、一生懸命生きることなのだと、ある方は説きました。

 

5歳前後の子に、一度「死」について話したことはありますが、

 

子は、長く眠っているもの、という夢をどこかに抱いています。

 

まだ怖いが近くにないもので、実際おじいちゃんやおばあちゃんの死に立ち会うと、

 

子は泣き、その瞬間、その子は同じ人を肌で感じているのだと側で私は学びました。

 

その子はその時、寄り添っていたのだと思います。

 

 

支援者として、人として、

 

私は緩和ケアに向き合っています。

 

まだ、確固たるマニュアルや経験などは築き上げていませんが、

 

寄り添うことはこの先も忘れない姿勢であると思います。

コロナウイルスに対する恐怖の日々が続き、

 

どことなく、高齢者の方やその家族のみならず、

 

対人援助職の方も精神的に疲れてきていたり、ピリピリしていることを肌で感じます。

 

 

この週、実際電話での対応がとても多かったです。

 

ケアマネジメントに直接関係することよりも、自粛により交流する機会を失くした方が多いのです。

 

どうしても、対人援助職の方に電話する用事を探してお話が長くなることは、

 

致し方ない心理だと私は考察します。

 

 

同時に、コロナウイルスが与えたもうひとつの障がいである、自粛により人との交流を遮断されている現状が、

 

ストレスにより一層免疫力を低下させているのだという見立てをしているからこそ、

 

電話での対応は今、ひとつのメンタルケアとしての役割が膨らんできている。

 

 

寄り添うことも削減されている今、どうやってメンタルケアを働きかけるかの視野も、

 

心理職と話し合っておく必要性もあるのかもと考えています。

〇怒ったときは深呼吸

 

〇怒ったときは6秒数える

 

〇怒ったときはその場を離れる

 

〇怒ったときは反芻しない

 

〇怒ったときは怒りをひろげない

 

 

以上の5項目、日常の中でイライラがやってきたときに試してみてください。

 

ある程度、怒りを小さくすることができるはず。