THEATRE GRENAT ~てあとる・ぐれな~ -8ページ目

「学生版日本の問題」(A)観劇!(2011.12.24)

「学生版日本の問題」観てきました@渋谷ギャラリールデコ4F。

年末で予定が立て込んでいる中、滑り込みでAのみ観劇でしたが。学生演劇とはいえ、予想外の演劇レベルの高さにまず吃驚。そして「個」の問題を「公」に繋げることをストレートに表現しないスカした感が学生らしくていいな、と。

四次元ボックスは笑いと無駄にカッコいいダンスでひたすら楽しく、直後の声を出すと気持ちいいの会では怒られた(汗)。役者も観客も日本国民も全員文字通り怒られた。直接怒られる演劇なんて初めてです(笑)

ミームの心臓は重々しさの中浮き彫りになる絶望と希望を描き出していましたが、このテーマに関しては震災後様々な団体で取り上げていたのでちょっと分が悪かったかも。

でも3団体のバランスはとても良かったと思います。ああやっぱりBも観たかった。いい公演だったんだろうな。

で。役者さんでよかったのは、やっぱり「声を出すと気持ちいいの会」の後藤祐哉くん。先日の鋼鉄村松で注目して、彼を観に来たようなもので。今回も驚くほど繊細な演技に見入りました。子供のように振るえてて、なんだか切なかったです。

ちなみに彼がおじいさんと稲刈りをするシーンは、同じルデコで観た満島ひかりちゃん主演の「農業少女」を思い出しました。郷愁感では負けてませんでしたよ。奇しくも劇団は「日本の問題」のプロデューサーである松枝佳紀さん率いる劇団アロッタファジャイナでした。


(観た日:2011.12.24)

時間堂「星の結び目」観劇。(2011.12.23)

時間堂「星の結び目」観てきました@こまばアゴラ劇場。

時間堂さんはここ数年毎回拝見していて、「必ず心を温かくしてくれる」劇団としてお友達を連れて素敵な時間を過ごすことを楽しみにしているのですが、なぜか今回はいつも感じる温かなカタルシスが感じられませんでした。

何故だろう、と思ったのですが、答えはアフタートークですぐに見つかりました。新しく劇団員になった3人の女優さん達の「伝える力」がまだまだなのかなぁ、と(ごめんなさい)。前回の本公演「廃墟」で凄まじい演技力を見せてくれた菅野貴夫さん酒巻誉洋さん鈴木浩司さんといった好きな役者さん達がサポートに徹していたのも、私にとってはちょっと物足りなかったです。女優さん達とのバランスがよければきっと物足りなさは感じなかったとは思うのですが。

うーん。難しいですね。でもこれからも観ます時間堂。主宰である黒澤世莉さんの提示する理念が好きですので。

参考:劇団紹介文より

●時間堂の考える「演劇」について
時間堂は、演劇が大好きです。
時間堂は演劇が、自分の内側にはなく、他人の内側にはなく、自分と他人の間にこそ存在していると考えます。
時間堂は演劇を、社会に必要不可欠なものだと考えます。
時間堂は演劇を、お客さまと俳優に返します。
時間堂は演劇の魅力を、できるだけシンプルに伝えます。

●時間堂の目的
時間堂の目的は、デートで行きたくなるような、素敵な演劇体験をお届けすることです。


(観た日:2011.12.23)

白昼夢「寿伝説(ハレルヤ)」観劇♪(2011.12.23)

白昼夢「寿伝説(ハレルヤ)」観てきました@シアターシャイン。

事前に劇団のHPを見たら、どうやら白塗りのアングラらしく。「白塗りは表情が見えない」と聞いたことがあったので、実は楽しめるかどうかとても不安でした。

会場に入り、全体を見渡せる最後列に座ったら、案内係の方が「前の方が迫力ありますよ。楽しいですよ」としきりに勧めるので最前列に移動。出だしはやはり、初めて体験するアングラ感にドン引き(笑)

しかし、時間が経つに連れ、全身白塗り(そしてペイント)でもはっきりと分かる役者さん達の表現力の高さ、そして満ち溢れて迫り来るパワーにどんどん胸が高まって、最後の「ハレルヤ」(注:替え歌)の合唱で楽しさ爆発。ここで一緒に歌いたいという衝動を強く感じました。身体を動かすこと、声を動かすことって楽しいんだろなぁ、と舞台上の役者さん達が眩しく見えて。アングラなのに生命力に溢れた素敵な素敵なお芝居で感動。

神様役の四戸賢治くんのダンスパフォーマンスが正に「神」で。このワンシーンのためだけにリピートしたいくらいでした(予定が詰まってて無理でしたが)。

あと・・・終演後のビンゴ大会で当たったダイソーのダンベルの処置に困ってますw 結局「緑のやつ」って何だったのですか(笑)


(観た日:2011.12.23)