THEATRE GRENAT ~てあとる・ぐれな~
演劇が好きです。
最初は軽いノリで書こうとした当ブログですが、
途中から「真面目に書こう」と方針転換しました 笑
twitter: http://twitter.com/theatre_grenat
お気軽にフォローください![]()
ろりえ「㐂(よろこび)」観劇♪(2012.5.30)
ろりえ「㐂(よろこび)」観てきました@シアターグリーン Box in Box THEATER
えと、何から書いていいのか(笑) もう、ろりえワールドが好きすぎて好きすぎて。相変わらずのナンセンスギャグ満載、ずっと笑わせていただいてお腹痛いww しかしその中から浮き上がる「女の一生」に。主宰であり脚本・演出の奥山雄太さんは、心底、女性を慈しみ女性を尊敬し、女性を愛し女性を憧憬してるのだなぁ、としみじみさせられました。ろりえ大好き。何時間でも、毎日でもずっとずっと観ていたい。3時間弱という時間を感じさせない素敵さでした。
描かれていたのは、一人の女性の生涯。捨てられてホモカップルに育てられたカヨ子は、元気に成長し、恋人との間に子供を授かる。しかし彼は事故で亡くなってしまい、自失のうちに単身上海へと流れ着いて娼婦として生きていくカヨ子。しかし事件に巻き込まれ、日本に帰ってきて家族と再会し死を迎える・・・。
相変わらず発想がぶっ飛びすぎだし、セリフの一つ一つがシュール過ぎてずっと笑いっぱなし。そして後半、カヨ子親子の相撲を取りながら心を通わせるシーンでは、今までにない「静」での表現が成されていて。脚本家としての奥山さんの中で何かが急激に変化していることを感じました。同時に、役者さん達を育てようという意図も感じ、ろりえという劇団が確実に成長していることに気づかされました。
それを一番強く感じたのは、志水衿子さんの演技。無邪気で快活でとてつもなく愛らしくて。存在感がグッと増して、主人公カヨ子の前半の「生」を見事に背負っていました。そしてカヨ子の娘を演じる徳橋みのりさんの、しっとりして地に足のついた演技。梅舟惟永さんも相変わらずフェティッシュで素敵(特に声が好きです)。斎藤加奈子さんの包容力ある存在も安心感たっぷり。ああ、ろりえの女優さん全員大好き(笑)
そして、役者としてもお顔を見せてくれた奥山雄太さんの独特の味わいにびっくり。映像で顔が出るだけで客席に笑いが(笑) カヨ子との爽やかカップルが素敵すぎ・・・特にカーテンコールでのキス♪で、これはもう、確実におば様キラーになれますね(笑)。ラストのキスは、カヨ子の一生がいかに幸せだったかということの証明で。波乱万丈でしたが、最後には笑顔で死ぬことができる・・・そんな生き方は女性としてかなり羨ましかったです。
あと、あの熊親子の着ぐるみの異常なリアルさ(笑) 特注だそうです。ゴジラに続き、気合いの入れ方凄すぎですw ああ楽しかった。
(観た日:2012.5.30)
えと、何から書いていいのか(笑) もう、ろりえワールドが好きすぎて好きすぎて。相変わらずのナンセンスギャグ満載、ずっと笑わせていただいてお腹痛いww しかしその中から浮き上がる「女の一生」に。主宰であり脚本・演出の奥山雄太さんは、心底、女性を慈しみ女性を尊敬し、女性を愛し女性を憧憬してるのだなぁ、としみじみさせられました。ろりえ大好き。何時間でも、毎日でもずっとずっと観ていたい。3時間弱という時間を感じさせない素敵さでした。
描かれていたのは、一人の女性の生涯。捨てられてホモカップルに育てられたカヨ子は、元気に成長し、恋人との間に子供を授かる。しかし彼は事故で亡くなってしまい、自失のうちに単身上海へと流れ着いて娼婦として生きていくカヨ子。しかし事件に巻き込まれ、日本に帰ってきて家族と再会し死を迎える・・・。
相変わらず発想がぶっ飛びすぎだし、セリフの一つ一つがシュール過ぎてずっと笑いっぱなし。そして後半、カヨ子親子の相撲を取りながら心を通わせるシーンでは、今までにない「静」での表現が成されていて。脚本家としての奥山さんの中で何かが急激に変化していることを感じました。同時に、役者さん達を育てようという意図も感じ、ろりえという劇団が確実に成長していることに気づかされました。
それを一番強く感じたのは、志水衿子さんの演技。無邪気で快活でとてつもなく愛らしくて。存在感がグッと増して、主人公カヨ子の前半の「生」を見事に背負っていました。そしてカヨ子の娘を演じる徳橋みのりさんの、しっとりして地に足のついた演技。梅舟惟永さんも相変わらずフェティッシュで素敵(特に声が好きです)。斎藤加奈子さんの包容力ある存在も安心感たっぷり。ああ、ろりえの女優さん全員大好き(笑)
そして、役者としてもお顔を見せてくれた奥山雄太さんの独特の味わいにびっくり。映像で顔が出るだけで客席に笑いが(笑) カヨ子との爽やかカップルが素敵すぎ・・・特にカーテンコールでのキス♪で、これはもう、確実におば様キラーになれますね(笑)。ラストのキスは、カヨ子の一生がいかに幸せだったかということの証明で。波乱万丈でしたが、最後には笑顔で死ぬことができる・・・そんな生き方は女性としてかなり羨ましかったです。
あと、あの熊親子の着ぐるみの異常なリアルさ(笑) 特注だそうです。ゴジラに続き、気合いの入れ方凄すぎですw ああ楽しかった。
(観た日:2012.5.30)
時間堂「ローザ」観劇♪(2012.5.25)
時間堂「ローザ」観てきました@王子スタジオ1
ドイツの革命家として生き、死んでいったローザ・ルクセンブルク。彼女に縁の合った人物4人が彼女を演じることで、彼女の姿を浮き彫りにするという物語。
劇団員の女優さん3人+菅野貴夫さんの4人芝居ということで、前作「星の結び目」に未消化を感じた身としては実はかなり心配でした。しばらくは確かに、うーん、と思いながら観ていたのですが。後半、菅野さんが(演技的に)主導し出してからは、諧謔的だった演技に徐々にローザが浮かび上がってきて。相手役の女優さんの背の高さも手伝って、あのガタイの良い菅野さんが驚くほど華奢に見えて吃驚しました。その凄い勢いで芝居が回り始める様、そして他の女優さん達の演技まで底上げするその役者力に。自分でも驚くほど夢中になって観てしまいました。
それにしても、時間堂の持つ相変わらずの繊細さが素敵。独特の優しさが凝縮された蒸留空間で、劇中劇に入るときの呪文にはこちらの精神も研ぎ澄まされるよう。良い演劇はやはり場所を選ばないものだなと実感しました。以前「月並みなはなし」のワークインプログレスを観た王子スタジオで、道路の雑音もかなり聞こえるはずですが。すっかり芝居に入り込んでしまい、当然のダブルコールにも感動しきり。
ちょっと残念だったのは、3人の女優さんが立ち代りローザを演じるときは、ヒザイミズキさんの演技力が突出していたせいか、誰がローザを演じてもヒザイさんが主役に見えてしまい、肝心のローザ像が浮かび上がって来なかったこと。そのことをヒザイさんに伝えたら、すごく悔しがってました、すみません(-_-;)
(観た日:2012.5.25)
ドイツの革命家として生き、死んでいったローザ・ルクセンブルク。彼女に縁の合った人物4人が彼女を演じることで、彼女の姿を浮き彫りにするという物語。
劇団員の女優さん3人+菅野貴夫さんの4人芝居ということで、前作「星の結び目」に未消化を感じた身としては実はかなり心配でした。しばらくは確かに、うーん、と思いながら観ていたのですが。後半、菅野さんが(演技的に)主導し出してからは、諧謔的だった演技に徐々にローザが浮かび上がってきて。相手役の女優さんの背の高さも手伝って、あのガタイの良い菅野さんが驚くほど華奢に見えて吃驚しました。その凄い勢いで芝居が回り始める様、そして他の女優さん達の演技まで底上げするその役者力に。自分でも驚くほど夢中になって観てしまいました。
それにしても、時間堂の持つ相変わらずの繊細さが素敵。独特の優しさが凝縮された蒸留空間で、劇中劇に入るときの呪文にはこちらの精神も研ぎ澄まされるよう。良い演劇はやはり場所を選ばないものだなと実感しました。以前「月並みなはなし」のワークインプログレスを観た王子スタジオで、道路の雑音もかなり聞こえるはずですが。すっかり芝居に入り込んでしまい、当然のダブルコールにも感動しきり。
ちょっと残念だったのは、3人の女優さんが立ち代りローザを演じるときは、ヒザイミズキさんの演技力が突出していたせいか、誰がローザを演じてもヒザイさんが主役に見えてしまい、肝心のローザ像が浮かび上がって来なかったこと。そのことをヒザイさんに伝えたら、すごく悔しがってました、すみません(-_-;)
(観た日:2012.5.25)
LINX’S「LINX’S-04-」観劇♪(2012.5.19)
LINX’S「LINX’S-04-」観てきました@in→dependent theatre 2nd
LINX’Sというイベントはショーケース公演ながら、その特異性は「一観客である石田リンクスさんが主催」という部分にあるかと。いやー、大阪の観劇おじさんはパワフルこの上ないですね(笑)
ということで、私にとって初の大阪遠征となったこの公演。足を運んだ理由は「大好きな北京蝶々『オーシャンズ・カジノ』のショートバージョンを観るため」でしたが、遠方に足を運ぶ価値が充分にある素晴らしい企画公演でした。
時間の都合でBチーム(壱劇屋・ニコルソンズ・北京蝶々・ステージタイガー)を一回観ただけだったのですが、参加団体の本気度がどこもMAX。持ち得る時間の中で劇団の持つ魅力や実力を発揮していました。いやそれにしても、これだけの企画がプロではなく「観劇おじさん」の仕業とは。自分の取り憑かれた演劇の魅力を伝えること、その思いだけに特化した企画力が沢山の人の心を動かすのだなと実感。とても楽しい時間を過ごせて満足です。
お目当ての北京蝶々は、ロングバージョンをグッと縮めて役者さんが一人数役を演じ、アグレッシヴな演出で捲り上げる展開。ロングを知ってる身としてはアプローチの違いや数々の小ネタそしてハプニング(帯金ゆかりさんのスカジャンが照明に引っ掛かるミラクルとか(笑))を楽しめたのですが、初見の人がこのスピード感に着いて来られるかなとちょっと心配でした(^-^;)
しかし演劇としてはやっぱりぶっちぎりで、短い時間でもこの座組の持つ魅力を充分に発揮していて。クライマックスでは堀越涼さんと森田祐吏さんの役者力にまたもや震え。ああ大阪まで来て良かったな、と至福のうちに劇場を後にしたのでした。心配を差し引いても超満足で、その後、劇場で購入したロングバージョンのDVDをヘビロテする毎日。ちなみに田渕彰展さんが「童貞!」と罵倒されたり「大阪ーーー!大阪ーーー!!」と叫んだりするシーンで客席が沸く辺り、田渕さんの大阪での愛され度は凄いな、と(笑)
他、気に入ったのは壱劇屋。「お茶を勝手に飲んだ」とのたわいもない出来事から、マイムにダンスに殺陣にと繰り拡げられる演出の多彩さが素敵でした。
全体的に笑いの熱量が高い演目ばかりで客席は沸きに沸いてましたが、実は北京蝶々を観た達成感でその後ぐったりしてました。。でも客席の熱量でずっと楽しい気分。いい企画でした、ありがとうございました☆
(観た日:2012.5.19)
LINX’Sというイベントはショーケース公演ながら、その特異性は「一観客である石田リンクスさんが主催」という部分にあるかと。いやー、大阪の観劇おじさんはパワフルこの上ないですね(笑)
ということで、私にとって初の大阪遠征となったこの公演。足を運んだ理由は「大好きな北京蝶々『オーシャンズ・カジノ』のショートバージョンを観るため」でしたが、遠方に足を運ぶ価値が充分にある素晴らしい企画公演でした。
時間の都合でBチーム(壱劇屋・ニコルソンズ・北京蝶々・ステージタイガー)を一回観ただけだったのですが、参加団体の本気度がどこもMAX。持ち得る時間の中で劇団の持つ魅力や実力を発揮していました。いやそれにしても、これだけの企画がプロではなく「観劇おじさん」の仕業とは。自分の取り憑かれた演劇の魅力を伝えること、その思いだけに特化した企画力が沢山の人の心を動かすのだなと実感。とても楽しい時間を過ごせて満足です。
お目当ての北京蝶々は、ロングバージョンをグッと縮めて役者さんが一人数役を演じ、アグレッシヴな演出で捲り上げる展開。ロングを知ってる身としてはアプローチの違いや数々の小ネタそしてハプニング(帯金ゆかりさんのスカジャンが照明に引っ掛かるミラクルとか(笑))を楽しめたのですが、初見の人がこのスピード感に着いて来られるかなとちょっと心配でした(^-^;)
しかし演劇としてはやっぱりぶっちぎりで、短い時間でもこの座組の持つ魅力を充分に発揮していて。クライマックスでは堀越涼さんと森田祐吏さんの役者力にまたもや震え。ああ大阪まで来て良かったな、と至福のうちに劇場を後にしたのでした。心配を差し引いても超満足で、その後、劇場で購入したロングバージョンのDVDをヘビロテする毎日。ちなみに田渕彰展さんが「童貞!」と罵倒されたり「大阪ーーー!大阪ーーー!!」と叫んだりするシーンで客席が沸く辺り、田渕さんの大阪での愛され度は凄いな、と(笑)
他、気に入ったのは壱劇屋。「お茶を勝手に飲んだ」とのたわいもない出来事から、マイムにダンスに殺陣にと繰り拡げられる演出の多彩さが素敵でした。
全体的に笑いの熱量が高い演目ばかりで客席は沸きに沸いてましたが、実は北京蝶々を観た達成感でその後ぐったりしてました。。でも客席の熱量でずっと楽しい気分。いい企画でした、ありがとうございました☆
(観た日:2012.5.19)
