THEATRE GRENAT ~てあとる・ぐれな~ -38ページ目

目をつぶってはいけないこと。

時間堂『月並みなはなし』観劇っ♪

THEATRE GRENAT  ~てあとる・ぐれな~-月並みなはなし


先日ワークインプログレス(公開稽古)を観させていただいたお芝居の本番を観てきましたニコニコ

時間堂『月並みなはなし』@座・高円寺。

今回、一枚チケットを買うともう一枚招待券がいただけるという「Buy1 Get1」というナイスシステムのおかげで、2年ぶりに会う素敵な友人ととても楽しい観劇&お食事の時間を過ごすことが出来ました。このシステム一つを見ても、時間堂さんの優しさ・暖かさが伝わってきますよね音譜


*** あらすじ *** (こりっち より)


今より少し未来の秋の昼下がり、地球の温暖化が進み、ひとが月への移民をはじめたころの話。郊外のとあるレストランの、テラスのある一室では、移民候補者たちの残念会が催されていた。厳しい選考試験の中で最終 選考まで残った優秀なひとびとだが、結果は落選。の、はずだった。けれど、管理官と呼ばれるひとの一言によって、状況は一変する。

「補欠がでたので、一名の代表者を選んでください。制限時間は60分」

信頼しあい、助け合ってきた仲間たち。だからこそ一人は月へと送ろうと、お互いを労りあい、傷つけあいながら話しあう。恋人たちは、月と地球の距離をおそれ、気持ちがすれ違っていく。


***********


私が時間堂のお芝居を観るのは2回目で、前回は『花のゆりかご、星の雨』でした。時間堂の良さは、その限りない優しく暖かい空気感。何気ない情景で緩やかに進んでいくお芝居を観ているうちに、自分自身の優しくなりたい部分・優しくされたい部分を刺激されて、どんどん心が暖かくなって優しい気持ちで満たされて、ほんわかと、そしてしっとりとした気持ちになれる・・・前回の公演からはそんな印象を抱きました。


今回もその感情はそっくり感じさせていただいて。宙に浮いたグリーンのセット。円形のテーブル、椅子。そして最低限に抑えたシンプルな音楽と、照明と。それが非常に効果的で、物語の繊細な空気と相まって柔らかな癒しの空間と成り得ていていました。


前回WIPで同じ演目を観せていただいたときはスタジオでの通し稽古にも関わらず、役者さん達の演技力で凄い勢いで物語に引き込まれ、登場人物達のそれぞれの心の揺れに心を揺さぶられたものでした。しかし、その時に感じた一抹の不安が、今回の劇場での舞台にやっぱり現れてしまっていました。


それは、この繊細な舞台が、座・高円寺2という劇場のキャパシティに合っているかということ。スタジオで観たからこそ感じえた細かな空気の揺れが、そして細やかな演出が、もっと広い空間で演じられることによって感じにくくなるのではないかなということ。


一つ、きっと誰もが疑問に思う演出があったと思います。それは唯一「部外者」である、移住希望者でない「耳ちゃん」が客席に背を向けて座っている部分。人によっては「客に背を向けるなんてとんでもない、顔が見えないじゃないか」と言うでしょう。スタジオ稽古のときは、その演出がとても効果的に見えました。耳ちゃんは観客と一体化し、客の感情を素直に他の登場人物達にぶつけていくのです。


しかし、本番ではその耳ちゃんが楯になってしまい、その向こうにいる人物の表情が見えなくて。まるでその選考会に自分が参加しているような錯覚が感じられず、逆に見えないことでストレスが溜まるようになってしまいました。


アフタートークで演出の黒澤世莉さんが仰っていたのですが、この演目は再再演で、以前は円形の劇場で舞台をぐるっと囲む形で客席を配置したのだそうです。その形式だったら、この物語はもっともっと最高の輝きを以って客席で受け入れられたのじゃないかなと思います。そして黒澤さんは、耳ちゃんが背を向けていることに対して「顔が見えなくたっていいじゃん、と思ってる」と言ってました。


けれど実際に客席でそうは思えない・・・耳ちゃんの顔が見えないこと、耳ちゃんの影にいる人の顔が見えないことでストレスを感じる、つまり「舞台と客席で温度差を感じる」ことは、私にとっては見逃せない出来事なのですよね。


今回、ストーリーを知っているにも関わらず、ユリコやキリンに共感して後半ずっと涙をこぼしっぱなしでした。(逆に、スタジオ稽古ではアマネに共感していました。アマネの焼くパンの香りが今回ほとんどしなかったこともちょっと残念でした。)そして、スタジオでは伝わったのに、今回伝わらなかったことが沢山あったことが残念でなりませんでした。物語は、本当に素敵だったのです。しかし、劇場のキャパシティと演出が合っていなかった。そんな気がしてならないのです。


それでも時間堂の持つ優しい空気というものは前公演と同じように伝わってきましたので、この良さをずっと保ったまま大きな劇場にもどんどん進出していっていただきたいなと思うのです。時間堂のお芝居を観て、みんなが優しくなれて、素敵な時間を過ごせたらどんなに幸せなことかな、と。


今回も、残念な部分がありつつもかなり素敵な気分で観させていただいて。大切な友人と、素敵なお店でお酒を飲んで(このお店、先月虚構の劇団を観に行ったときに、大好きな方に教えていただいたのですラブラブ)。時間堂さんのプレゼントしてくれた素敵な空間と時間はしっかりと堪能できて、いい想い出がまた一つ出来たことを心にしっかりと刻んだのでした。


そんな素敵な高円寺の夜。感じたことを素直に書きましたが、やっぱり時間堂さんには感謝、なのです。


ペタしてね

映画『戦国番長 ガチザムライ』鑑賞♪


THEATRE GRENAT  ~てあとる・ぐれな~-ガチザムライ

石垣佑磨くん主演の映画『戦国番長 ガチザムライ』を渋谷のシネマアンジェリカにて観てきました音譜

本当は舞台挨拶の日に観に行きたかったのですが、どうやら共演者にめっちゃ人気があるイケメンがいるらしく、チケットが取れませんでした汗かすりもしませんでした汗


ということで、観てきたわけですが。

まあ、こういってはなんですが、ハイテンション時代劇ってことで過度の期待はせず・・・佑磨くんの神レベルの身体能力が拝めればいいや、くらいの気持ちで余裕を持って行ってみました。


結果、やっぱり佑磨くんは殺陣あり時代劇が最高に合うな、とラブラブ

先日観た舞台『紅峠』でも強烈に感じましたが、長髪ポニーテールがすんごい似合うし、身体能力もさることながら、「魅せる」アクションセンスに卓越してるんですよね。時代劇のお仕事が立て続けに続いてますが(次回作は三池崇史監督『十三人の刺客』!)この路線で個性を貫いていっていただけると、ファンとして嬉しいなーなんて思ってます。


お話は・・・はい、単純明快ってことで。佑磨くんのカッコいいとこ観れただけで、満足です音譜


ちなみに今回客席で、今私が超注目している役者さんに遭遇してしまいました目

去年某連ドラで主演の女優さんの恋人役をしていて、二人のロマンスに毎回死ぬほど泣かされて。すごい演技力だなーと思ってたので、会えてめっちゃ嬉しくて思わず握手していただいてしまいましたニコニコ

普段お芝居の客席で芸能人を見かけても、プライベートを邪魔しちゃ悪いなと思ってほとんど声を掛けないのですが、彼の場合は思わず(笑)ちなみに彼、『十三人の刺客』の一人。ですから映画がすんごく楽しみなのです音譜


ペタしてね