少年社中『ネバーランド』観劇っ♪♪
虚構の劇団の小野川晶ちゃんが客演した舞台、少年社中『ネバーランド』を観てきました@青山円形劇場。
始まった直後から、素敵な衣装と荘厳な音楽に「すごいお芝居になるかも」と思って。序盤、ピーターパンとウェンディ達がネバーランドに走っていくパフォーマンスで涙が溢れて、以降、ところどころで心臓が振るえて泣き放題でした。
もう、何もかもがすごいのです。老若男女誰にでも楽しめる脚本・演出はもちろん、ドラマチックな音楽、衣装や髪型、役者さんのルックス、アクション、転換のセンスや細かいギャグのディテールまで。何もかもが素敵過ぎて、観ていて楽しくて楽しくて。円形劇場なので観客席もよく見えるのですが、いろいろな年齢の観客がとても楽しそうに笑っていて。こんなに沢山の人が一緒の気持ちで楽しめる舞台って本当に素敵だなと、感動。
本当に、子供から大人まで、沢山の人達に観てほしいな、と。それぞれの世代に訴えるテーマもちゃんと盛り込まれてるし、夢と希望に溢れた明るい明るいお話ですから。最後のシーンでは本当に二人が空を飛ぶように見えて、キュンとしました
今まで演劇を観てきてこんな風に思ったのは初めてなのですが、もし私が女優を志していたら、こんな舞台に出たいなって(笑)。素敵な方達とみんなで踊ったり、アクションをこなしたり。すごく楽しいと思うし、何より観客の楽しませてその笑顔を見たいなって思えます
観終わって、他のお客様にご挨拶している晶ちゃんを見つけて。思わず、走って行って大興奮で話し掛けてしまいました。こんな風に、観終わって関係者の方に飛び付きたいほどの衝動に駆られたのは、虚構の劇団の『ハッシャ・バイ』以来。素晴らしい演劇は世界を一瞬で変えると心から実感したのでした。
明大活劇工房『タイムカプセル』観劇っ♪
もうすっかりその魅力に虜になってしまった、明大活劇工房の『タイムカプセル』を観てきました![]()
場所はもちろん、和泉キャンパスの地下アトリエ。席に着くまで、ずっとドキドキ。ふと、私は何を目当てに活劇工房を観に行くのかなって考えます。答えが出るのは、いつも見終わった瞬間。
純粋にお芝居を作ってる人達と思いを共有して、私も純粋な気持ちを、青春の頃のあの甘酸っぱい思いを取り戻したいんだって。私にももちろん、熱い高校時代がありましたから(笑)
お芝居自体はものすごく荒削りで、ここはああしたらいいのにと思う部分は沢山あります。しかし活劇工房はそういうクオリティ的なものを全部通り越して、観終わった後にこの上なく爽やかな気分になれる。それがとても、心地いいのです。
演劇の原点が、ここにはちゃんとあるから。もちろん、面白いものを、完成度の高いものをという気持ちもあるからアンケートにはいろいろ書いてしまいますけどね(ごめんなさい)。
例えば今回の演出は、あれもこれもと詰め込みすぎのわりに散漫で、一番描きたかったクライマックスの部分(照明が素敵だった)に向かって全てを集結できれば良かったのに、と。途中のダンスや逃亡パフォーマンスは、意図は分かるんだけど、ちょーっと完成度低いかな![]()
そこも楽しんでやってるから、可愛いと思える部分ではあり、逆に愛しいとさえ思えます。ちなみにギャグの部分は滑り放題でした 笑
肝心のストーリーは、ひどい現状にいる4人が小学生の頃の思い出の場所に戻ってタイムカプセルを開ける、というもの。その中の一人が・・・今の私と同じような状況にいて、心が痛かったです。詳細は割愛しますが、現状打破しないといけないなと、反省。そういうシンプルなテーマ性がストレートに伝わってきて良い脚本でした。
そして何より、楽しかったです。心から、行って良かったって思いました。お芝居を観て、楽しくて幸せでって・・・これが、演劇の力だと思うのです。懸念や不安を一切忘れて、虚構の世界から浮き出すリアルに心を動かされる・・・そんな情動を、私は演劇に求めてるんだなと実感。
終わってから、某劇団員の方にご挨拶をしたら「ダンスごめんなさい」と言われました(笑) いやいや、楽しかったですよ
彼が友達と飲んでるシーンがめっちゃ面白くて笑いが止まりませんでした。マジでビール飲まされてるんだもん、おかしくておかしくて。って、これ、誰だか分かっちゃいますね(笑) マジ混ざって飲みたかったです。楽しそうだった![]()
ヤギモノクロ×始発列車『令嬢と召使』観劇。
私イチ押しの超絶美少女女優・加藤沙織ちゃんが出演する舞台『令嬢と召使』を観て参りました@八幡山ワーサルシアター。
正直に言って・・・沙織ちゃんが出演するレベルのお芝居ではなかったな、と。ヤギモノクロと始発列車という二つの劇団のコラボ公演だったのですが。なぜこんな形での公演になってしまったのか、甚だ疑問でした。
すみません。辛辣に行きます。
演出の意図が全く分かりません。というより、演出されてないといってもいいくらいの完成度の低いお芝居。本来男女1組で演じられる会話劇の脚本を3組の男女が演じるのですが、シーンごとに交代で演じているだけで、そこになんの演出意図も見出せず。
そして明らかに沙織ちゃんだけがレベル違いの演技力を持っていて、大切なシーンやクライマックスのシーンは全て彼女とそのパートナーのペアに任されてしまっていました。その様子を見ていて、演出している側も自分達の力の無さを明らかに認識していることがこちらに伝わってきてしまって、もう・・・。
何の為に公演を打っているか。何の為に演劇を志しているか。そういう思想や信念というものが、明らかにこの舞台には存在していませんでした。ただただ、沙織ちゃんの背負うものの大きさが伝わってきてしまって。ああ、もっといい舞台で彼女の演技を観たいなと思ってしまいました。
思想や信念は、必ずお芝居から溢れてきます。それはクオリティの高さの問題ではありません。いいものも悪いものの全部全部、舞台から溢れてきて、観客は敏感にそれを感じ取ります。
沙織ちゃんの演技からは純粋な真摯さが伝わってきました。ですから、この舞台を観て私はより彼女を好きになりました。
同じように劇団としての何かいい部分が舞台の上から伝わってくれば良かったのですが・・・![]()
そんな舞台もあるってことで。はい。



