COVID注射は腎障害と腎臓障害を引き起こす可能性がある

2023年4月、COVIDワクチン接種後の腎合併症に関する科学文献の網羅的レビューがIndian Journal of Community Medicine誌に掲載された。

そこには、COVID注射による腎障害と腎障害の28のメカニズムが記載されていた。サイトカインと自己免疫による炎症という共通のテーマがあった。

Covid-19ワクチン接種による腎臓損傷の28のメカニズム

ピーター・マッカロー博士

今年、透析療法として知られる腎代替療法を開始しなければならない慢性腎臓病のかなり進行した患者さんがいた。COVID19のワクチン接種が、心臓や脳、その他多くの臓器と同じように腎臓を傷害する可能性があるのだろうかと私は考えた。

腎臓は心拍出量の約25％を受け、絶えず血液をろ過している。Brognaらは、ワクチン接種者の約半数が、血流中に検出可能な全長3量体化ワクチン・スパイクタンパク質を有することを示した。mRNAとスパイクタンパク質の両方が腎臓に定着し、糸球体細胞（腎上皮、ポドサイト、メサンギウム）の細胞表面にスパイクタンパク質と、おそらく他のフレームシフトしたペプチド断片を発現させ、常に血液が流れ、尿にさらされるため、臓器に対する免疫攻撃のホットスポットになるというのは理にかなっている。

Vudathaneniらによる総説では、COVID-19ワクチン接種による腎臓障害と腎障害のメカニズムについて28の報告がある。ほとんどの経路は、直接的なサイトカイン障害か自己免疫による炎症が関与している。

Vudathaneni VKP, Nadella SB, Hema D, Boyapati R. COVID-19ワクチン接種後の腎合併症： A Narrative Literature Review. Indian J Community Med. 2023 Mar-Apr;48(2):214-219. doi: 10.4103/ijcm.ijcm_654_22. Epub 2023 Apr 7. pmid: 37323744; pmcid: pmc10263038.

医師、看護師、予防接種を受けた患者にとっての重要なメッセージは、腎機能は血清クレアチニン、シスタチンC、血中尿素窒素、尿中アルブミン：クレアチニン比で評価すべきであるということである。もし損傷の証拠があれば、ANA、ANCA、RF、抗環状シトルリン化ペプチド（抗CCP）抗体などの自己免疫マーカーを測定すべきである。腎臓内科医は、さまざまな病態を考慮し、正確な診断ができるよう、腎生検の閾値を低く設定すべきである。

私が恐れているのは、心筋炎、心停止、脳卒中、血栓など多くの差し迫った医学的問題がある中で、腎障害が見過ごされ、医療界や患者がそれを発見したときには、手遅れで介入できないかもしれないということである。

著者について

ピーター・A・マッカローはアメリカの内科医、心臓専門医、疫学者。テキサス州ダラスで、一般的な感染症だけでなく、ウイルス感染とCOVIDワクチン接種後の傷害による心血管系合併症も管理している。

マッカロー医師は、感染症に関する数十の査読付き論文を発表しており、COVID危機への医療対応について、『The Hill』、『America Out Loud』、『Fox News』などで幅広くコメントしている。米国上院、テキサス州上院保健福祉委員会、アリゾナ州上院・下院、コロラド州議会、ニューハンプシャー州上院、ペンシルベニア州上院、サウスカロライナ州上院で、パンデミック対策の多くの側面について複数回証言している。

SARS-CoV-2ウイルス対策に長年にわたり学術的・臨床的に献身的に取り組み、その結果、何千もの報告書を検討し、科学会議、グループ討論、プレスリリースに参加し、COVIDに関する世界の専門家の一人とみなされている。

ご参考まで。

感謝を込めて。