アトリエ開設60年記念企画展「三岸節子と大磯」 in 大磯 | 心と体とスピリチュアルな徒然織 in ドイツ&日本

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本日もありがとうございます。

 

先日大磯にて開催されているアトリエ開設60年記念企画展「三岸節子と大磯」を見に行ってきました。

(写真:三岸節子氏:一宮市三岸節子記念美術館サイトから拝借)

私はマティスが大好きなのですが、三岸節子氏の画風もマティスに

 

類似したところもあり、とても好きな日本の女流画家のうちの一人です。

 

三岸節子氏は1905年(明治38年)1月3日、愛知県中島郡生まれ。

 

現在の一宮市です。

 

 

紡績工場の経営者の娘として生まれ、大変大変裕福な家庭でした。

 

しかし、先天性股関節脱臼症を患っており(生まれつき)股関節に少々の障害を持ち、仕事柄多

 

くのお客様が来る家だったため、

 

父親はなるべく障害のある節子を見せたくなく、来客があると倉に入れられていたとのこと。

 

その倉には本や美術品などが置かれており、節子は絵に興味を惹かれいつしか

 

自ら芸術の道へと進みたいと強く思うようになりました。

 

ところが、家系的に医者が多く、父親も節子には医者になってほしいと望んでいたようです。

 

取り敢えず東京女子医大を受験したのですが不合格。(※展覧会中にひ孫の三岸龍生氏と

 

話す機会に恵まれました。その際、医者の家系ではあるが、女子医大を受験したという話は聞き

 

ませんでした。東京芸術大学を受験したが不合格、という話を聞きました。)

 

自身はやはり芸術の道へ進みたい、ということで両親は日本画ならいいだろう、ということで

 

許可し、女子美術大学を受けて合格したものの、両親の意向に沿わず、油彩画を

 

学びました。

 

女子美術大学を首席で卒業し、北海道札幌出身の三岸好太郎氏と結婚。

 

好太郎氏は節子の家とは異なり、大変貧しかったようで、好太郎の親友が東京の大学に

 

進学する際、母と妹と三人で上京し、絵を独学で学び描いていたとのこと。

 

好太郎氏は31歳で逝去。北海道に美術館があります。

 

 

節子氏は東京中野に自宅とアトリエを構えて活動していましたが、そのあと、軽井沢

 

の山荘に移り絵画制作に没頭。そして、息子(黄太郎氏)が大磯の地を勧めて

 

やってくるや否や気に入りすぐに3000坪の土地を購入。

 

大磯に住まい、海と山に恵まれた自然の中で絵画制作を続けました。

 

息子の渡仏に伴い、節子氏もフランスを訪れ、69歳の時にヴェロンの田舎家を

 

購入、アトリエを構えました。

 

84歳の時になるまで、時々日本でも展覧会を開催し、帰国していましたが、

 

フランスから完全帰国し、大磯のアトリエで制作。

 

1999年、94歳で他界。アトリエで倒れた時は絵筆を持ったままだったそうです。

 

体が弱く入院もされたことのある節子氏ですが、94歳まで生きて表現して下さったことに

 

感謝。

 

節子氏は日本女性が海外で活躍する道を切り拓いた第一人者ということで、

 

その功績はとても大きいです。

 

 

さて、話は展覧会に戻しましょうか。

 

東海道線のJR 大磯駅下車。駅から歩いて大体25分位のところに郷土資料館が

 

あり、入り口に入ってから奥の一室で展示されていました。

 

 

 

郷土資料館

 

入り口に入ってチケットを購入。500円也。

 

展示室では写真は一部のみ許可されています。

 

会場の真ん中に節子氏の油彩画パレットやクレパス(サクラ)が

 

展示されていました。油彩絵の具はニュートンを愛用されていたとのこと。

 

 

油彩画は30点、本の装丁作品が8点展示されています。

 

 

油彩画が見たくて行ったのですが、大変ダイナミックながらも繊細で、

 

見応えがありました。

 

会場では一筆箋や絵葉書、また大磯で今回展示された作品集も販売されています。

 

また会期中に足を運びたく思います。

 

三岸節子氏の美術館は一宮市にあります。サイトはこちら。

 

「一宮市三岸節子記念美術館」

https://s-migishi.com/

 

instagram: @s.migishi.museum

 

作品はこのサイトで沢山紹介されています。

 

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大磯の郷土資料館は大磯城山公園内にあります。

 

 

観終わってから、城山公園を散策しました。

 

向こうに見えるは大磯の海。

 

とてもいいお天気で気持ちよく散策しました。

雲がかかっていますが、富士山も大きく見えます。

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尚、現在藤沢市の鵠沼海岸にある「湘南西脇画廊」にて
 
「三岸節子と篠田桃紅の二人展」が開催されています。
 
湘南西脇画廊は小田急線 鵠沼海岸駅から徒歩1分ほど。
 
instagram:@mizuhowater
 

新春らしく2024年お初の作品展が三岸節子と篠田桃紅。

 

とても見応えがありますよ!書画と節子氏の絵がお互いを消すことなく、

 

個性がそのまま出ていますが、調和しています。

 

こちらは2月18日(日)までですので、期間中に是非足をお運びくださいね!

 

こちらの画廊では喫茶(飲み物のみ)もされています。(オーダーしなくてもOK!)

 

大変クオリティーの高い展示を毎回企画されていますよ。

 

ご参考まで。

 

感謝を込めて。
 
 

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