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ソアリングの魅力

模型のグライダーを楽しみ続けて45年以上
これからもオリジナリティを活かした製作を続けます。
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3.8mのスケール機用のバラストを制作しました。

 

機体が軽いのは良いのですが、風の条件が良くなってくると翼面荷重が小さいため座りが悪い(風に翻弄される)のと速度が上がらないのです。

 

そのため翼面荷重調整用に重り(バラスト)を作りました。

 

カーボンのカンザシの中空部分に装着できるよう真鍮の平棒を用意。

 

必要な寸法にカットして中空部分にフィットするように処理をしています。

 

 

平棒のサイズはt=4mm、W=15mm、l=150mmです。

 

予想したより重量はありませんでした。

 

 

8本で560g、1本あたり70gです。

 

これで翼面荷重は9g増えます。

 

カンザシには4つの中空部分があり、1つのスロットに2本ずつ装着できます。

 

 

バルサで作る同寸法のスペーサーを使用して4段階に翼面荷重の調整ができます。

 

 

多分強風時にはこれでは足りないことが予想されますので、胴体内部にもバラストルームを作る必要がありそうです。

 

ノーバラストで3.8kg、翼面積61.9d㎡ですから翼面荷重61g、カンザシ内フルバラストで70gになります。

 

あと1kgから1.5kgのバラストが積めるようにできればよいのですが、その分カンザシにかかるストレスが大きくなりますので要注意です。

 

胴体内部より主翼内に装着できるようにした方がいいかもしれません。

 

胴体側のカンザシ受けパイプの穴加工です。

 

胴体側のルートリブを使って大体の穴位置を決めてから穴加工をします。

 

ルートリブと同じように少し小さめの穴を開けてヤスリとリーマーで位置を調整しながらフィットさせます。

 

 

 

 

位置決めの際にいくつか注意点があります。

 

先ず主翼端面とカンザシが直角になっていること。

 

これは機体の種類にもよると思いますが、この機体は主翼の取り付けの際のあたり面とカンザシが直角になります。

 

 

これが狂うと片翼が前進角となり反対側が後退角となります。

 

次にアラインメントピンとカンザシの平行度です。

 

これが狂うと左右の主翼の取り付け角が変わってしまいます。

 

 

見てわかるほど狂うと主翼を取り付ける際に胴体にぴったりと当たるまでカンザシが主翼に入らず途中で止まってしまいます。

 

最後は水平尾翼との平行度です。

 

 

主翼と尾翼が斜めではまずみっともないですし、エレベーターを操作するとヨーイングを起こします。 

 

パイプの位置が決まってきっちりと固定されたらほぼ製作の半分の作業は終わりといえるでしょう。

 

左右分割式の機体の一番大事な、そして気を遣うべき作業です。

 

最終的な接着は主翼の組み立て、整形が終わってからにします。

 

主翼のカンザシパイプの位置が決まれば、胴体内に敷設するエレベーターとラダーのロッドのガイドパイプの接着が可能になります。

 

ガイドパイプのパス(通り道)がカンザシパイプに干渉しないようにするためです。

 

次はカンザシパイプやロッドのガイドチューブの接着の際に作業がしやすいように背中に開口部を作ります。

 

オリジナルモデルは背中にブレムスクラッペというエアーブレーキの加工をするのでそこが開口部になるのですが、今回はブレムは使用しませんので別途開口部を作ります。

 

ブレムはちょうどF15戦闘機が着陸の際に背中に出ているのでお解りいただけると思います。

 

開口部加工用のテンプレートを作っておきました。

 

 

この部分を切り取らなければなりません。

 

きれいに切り取ってアクセスプレートとして元の位置に戻せるようにします。

 

切り取りの道具はホットナイフを使用するのですが、今回新兵器を購入しましたのでそれを使ってみます。

 

新兵器は次回のお楽しみです。

一番気を遣う作業の始まりです。

 

左右の主翼を繋ぐカンザシの受けパイプの接着です。

 

カンザシパイプの接着はカンザシとアラインメントピンの2本の平行度と左右主翼の上反角を確保するため、両翼の準備が整ってから行います。

 

 

 

平行度を確保するため両翼をセットした状態で接着を行います。

 

 

接着剤がしっかりと硬化するまで固定します。

 

 

中央の押さえ板がカンザシの部分です。

 

接着が完了したらルートのリブをカンザシとアラインメントピンのパイプの位置に合わせてパイプの穴の加工を行います。

 

 

少々大きめの穴を開けておいて接着の時に位置を調整する方法でもいいのですが、胴体側のパイプの穴位置を決めることも考えてできるだけフィットするように穴を加工します。

 

コツはいきなりパイプと同じ径の穴を開けるのではなく、少し小さめの径の穴を会開け上下左右の位置を見ながらヤスリとリーマーでフィットするようにしています。

 

次は胴体のルートリブを使って胴体側のパイプの位置を決め、穴を加工します。