ソアリングの魅力

ソアリングの魅力

模型のグライダーを楽しみ続けて45年以上
これからもオリジナリティを活かした製作を続けます。
実際のフライトや製作時の状況も動画や写真で紹介したいと思います。
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以前バギング用に作った陰圧制御の装置ですがグライダーを送ってくれた千葉の友人用の装置を作っていました。

 

私の分はポンプがDC12V用に回路を設計していますが、友人の方ではAC100Vの真空ポンプを使用。

 

更にさほど高い真空度には引かないということで

起動時の負荷軽減のための遅延時間を作らない仕様で設計のやり直しでした。

 

圧力センサーは前回と同じものを用意しました。

 

違うメーカーの物でも良かったのですが、納期が長かったので前回と同じメーカーの物にしました。

 

前側です。

 

 

後側です。

 

 

文字はカッティングプロッターで製作しています。

 

制御回路の電源はACアダプターを用いてDC12Vを供給。

 

ポンプに電源を供給するためのACラインはヒューズホルダー付きのインレットを使用。

 

内部にてリレーによるスイッチングを行い、アウトレットコンセントに供給するようにしました。

 

ポンプはモーターを使用しますのでOFF時にサージを発生します。

 

サージ電圧はリレーの接点で火花となり放電、接点を溶着させることがありますので、スパークキラーを付けて影響を少なくするようにしています。

 

別種のサージアブソーバーでもOKです。

 

内部全景です。

 

 

 

制御回路はユニバーサル基板に組み立てています。

 

右側が前、左側が後です。

 

リレーにインレット、アウトレットの上に乗っかっているのがスパークキラーです。

 

前側

 

 

後側

 

 

白い四角形の圧力センサーユニットから6mmのクイックコネクターで圧の導入口を後ろ側に引き出しています。

 

真空ポンプの消費電流は4Aくらいとのことでしたので、リレーは10A定格です。 

 

インレットのヒューズも10Aを入れています。

 

もう少しその他の必要な部品などを作って一通り揃ってから発送する予定です。

先週ボディーの積み替えをするという連絡があり見学兼役に立たないお手伝いで工場に行ってきました。

 

その前に積み替え用のボディーの修復状態を見せてもらっていました。

 

角目、ハイルーフのランクルのボディでしたがルーフを低い状態に戻してもらっていました。

 

 

 

 

 

乗せ換え前に下地のサフェーサーまで終わっています。

 

 

まずは自車のボディーの取り外しです。

 

邪魔になるものはすべて外してリフトでボディーを持ち上げてフレーム部分を移動しました。

 

ラジェーターやケーブル類を外しています。

 

 

 

 

このボディーはひとまず軽トラに乗せて取り出しました。

 

 

 

 

分解してみないとわからないものです。

 

いたるところ錆だらけ。

 

鉄板はボロボロでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に乗せ換え用の修復の終わったボディーを同じように取り外して、リフトに載せ、自車の台車部分を下に入れて位置を合わせて台車に載せます。

 

ボディーの固定ボルトは全部で8本でした。

 

ボディーと台車のボルト穴の位置合わせも見事でした。

 

フレームごとリフトアップしてフレームとボディーをボルトで固定しました。

 

 

 

 

この日はここまでですでに6時を過ぎていました。

 

1日に2台もボディーを降ろして、乗せたのは初めてだそうです。

 

この後はとりあえず車を自走で動かせるために必要な外した部品を取り付けて、塗装に入るそうです。

 

ドアやりアゲートなどはすでに粉体塗装から帰ってきているそうです。

 

錆て修復が必要な部分も車体の各パネルを取り付ける前に修復して、すべてを塗装後組付けるのだそうです。

 

今時ここまでやってくださる工場はほとんどないでしょう。

 

昨日午前中にすでに塗装に入ったとの連絡と写真を送ってもらいました。

 

フレームもせっかくボディーを降ろしましたので、錆を落として錆止めの塗装をしてもらいました。

 

6月中にはほぼ目途が付くでしょうとのことでした。

以前から一度製作をトライしてみたかった道具です。

 

You Tube によく出てくるアレです。

 

スライドレールの上を滑らかに動いて、ドレメルやプロクソンなどでおなじみの回転するディスクで物をカットする道具です。

 

主翼のエルロンやフラップを切り取るときに使用したいと思っています。

 

 

X-Yの2軸なのですが、X軸は手動で、Y軸はステッピングモーターで左右のスライドレースをデュアルステッピングモーターで駆動したいと思います。

 

Y軸用の左右のステッピングモーターです。

 

 

 

ステッピングモーターは停止時に励磁電流が流れているためブレーキの役目を果たしてくれます。

 

X軸を手動でスライドさせた際にY軸がずれなくて済むと考えました。

 

カッティングディスクは同じく手動でZ軸方向・・・つまり上下で調整できるようにしています。

 

 

黒とシルバーのつまみが付いているのがZ軸調整用のスライダーです。

 

サイドには副尺が付いていて、1/10mmが設定できます。

 

 

カッティングディスクはX軸に平行とY軸に平行の2方向でカットできるようにしました。

 

X軸に平行時

 

 

 

Y軸に平行時

 

 

この時、X軸との直角度を調整できるようにアジャスタースクリューをつけました。

 

 

 

 

折り畳みの部分はDIYで売っている蝶番の1種です。

 

面付きスライドヒンジという商品名で、両位置で固定されるキャッチ付というものです。

 

結構がっちりしています。

 

モーターはラジコンの動力用ブラシレスモーター。

 

スピコン(スピードコントローラー)もラジコン用です。

 

停止からフルパワーまで無段変速できます。

 

変速のための信号は自作です。

 

NE556というタイマー用の安いIC1個でできます。

 

 

サーボのテストにも使えますよ。

 

穴あきのユニバーサルボードにスクラッチビルドです。

 

ボードの寸法は73mmX48mmです。

 

これをアルミかプラスチック製のケースに収めてZ軸のスライダー脇のブラケットに固定します。

 

この動力方式は電源電圧が幅広く設定できるのです。

 

モーターのKV値とスピコンの最大電圧の範囲で自由に選べます。

 

回転数を上げたければ電源電圧を高くするかKV値の高いモーターにすればいいし、トルクが欲しければ大きなモーターを使えばいいことになります。

 

もちろんLiPoバッテリーを電源にすることも可能です。

 

スピードコントロール用の自作回路はスピコンのBEC電源を使用していますので、別に用意する必要はありません。

 

消費電流は微々たるものですからBECで十分です。

 

ラジコンのスロットルチャンネルに接続するように自作回路につなげばそれでOKです。

 

ステッピングモーターのコントロールはArduino UnoのシングルボードコンピューターとCNC(コンピューター数値制御)制御用のシールドを使う予定です。

 

 

CNC制御用のソフトもGRBLのオープンソースソフトで無料でダウンロードできますし、Arduinoもプログラムの書き込みなど必要なソフトはフリーです。

 

写真のシールドは4軸制御用ですのでソフトウエアをY軸1軸でデュアルモーター制御に変更しなければなりません。

 

放熱板が付いている小さな基板はステッピングモーターのドライバー回路です。

 

ここだけは少々知識が必要になりますが、4軸用のオープンソースのソフトから不要な部分を削除していけばいいのでそれほど深刻には考えていません。

 

何を隠そう・・・私はC言語が苦手で、これまで触ったことがないのです。 アセンブリ言語などは得意なのですが。

 

現在C言語勉強中です。(笑)

 

ちなみに3個のステッピングモーターとArduino Uno、CNCシールド、接続用ケーブル、ステッピングモーター用ブラケット、4個のステッピングモータードライバー基板、4個のリミットスイッチのセットで諭吉さん1枚でおつりがきました。

 

Z軸用のスライダーが7500円くらい、レールは2020V規格のレール。

 

X軸、Y軸に使っているスライド用ガントリー(4個の車輪がついている部分)が1個1600円程度でした。

 

全てアマゾンやDIYのお店で購入できます。

 

目論見通りにうまくいくかどうか、結果が楽しみです。

 

制御信号の回路図は欲しい方がいらっしゃいましたらコメントにメッセください。(サーボテスターにも使えますので)

 

後日ブログ上にUPします。

 

ポテンショメーター(可変抵抗器)を除けば500円もあればできます。

 

はんだ付けの技量は必要です。・・・あしからず・・・