以前バギング用に作った陰圧制御の装置ですがグライダーを送ってくれた千葉の友人用の装置を作っていました。
私の分はポンプがDC12V用に回路を設計していますが、友人の方ではAC100Vの真空ポンプを使用。
更にさほど高い真空度には引かないということで
起動時の負荷軽減のための遅延時間を作らない仕様で設計のやり直しでした。
圧力センサーは前回と同じものを用意しました。
違うメーカーの物でも良かったのですが、納期が長かったので前回と同じメーカーの物にしました。
前側です。
後側です。
文字はカッティングプロッターで製作しています。
制御回路の電源はACアダプターを用いてDC12Vを供給。
ポンプに電源を供給するためのACラインはヒューズホルダー付きのインレットを使用。
内部にてリレーによるスイッチングを行い、アウトレットコンセントに供給するようにしました。
ポンプはモーターを使用しますのでOFF時にサージを発生します。
サージ電圧はリレーの接点で火花となり放電、接点を溶着させることがありますので、スパークキラーを付けて影響を少なくするようにしています。
別種のサージアブソーバーでもOKです。
内部全景です。
制御回路はユニバーサル基板に組み立てています。
右側が前、左側が後です。
リレーにインレット、アウトレットの上に乗っかっているのがスパークキラーです。
前側
後側
白い四角形の圧力センサーユニットから6mmのクイックコネクターで圧の導入口を後ろ側に引き出しています。
真空ポンプの消費電流は4Aくらいとのことでしたので、リレーは10A定格です。
インレットのヒューズも10Aを入れています。
もう少しその他の必要な部品などを作って一通り揃ってから発送する予定です。