スケール機用バラストの製作 | ソアリングの魅力

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3.8mのスケール機用のバラストを制作しました。

 

機体が軽いのは良いのですが、風の条件が良くなってくると翼面荷重が小さいため座りが悪い(風に翻弄される)のと速度が上がらないのです。

 

そのため翼面荷重調整用に重り(バラスト)を作りました。

 

カーボンのカンザシの中空部分に装着できるよう真鍮の平棒を用意。

 

必要な寸法にカットして中空部分にフィットするように処理をしています。

 

 

平棒のサイズはt=4mm、W=15mm、l=150mmです。

 

予想したより重量はありませんでした。

 

 

8本で560g、1本あたり70gです。

 

これで翼面荷重は9g増えます。

 

カンザシには4つの中空部分があり、1つのスロットに2本ずつ装着できます。

 

 

バルサで作る同寸法のスペーサーを使用して4段階に翼面荷重の調整ができます。

 

 

多分強風時にはこれでは足りないことが予想されますので、胴体内部にもバラストルームを作る必要がありそうです。

 

ノーバラストで3.8kg、翼面積61.9d㎡ですから翼面荷重61g、カンザシ内フルバラストで70gになります。

 

あと1kgから1.5kgのバラストが積めるようにできればよいのですが、その分カンザシにかかるストレスが大きくなりますので要注意です。

 

胴体内部より主翼内に装着できるようにした方がいいかもしれません。