令和3年2月23日
今日は天皇誕生日。
天皇陛下が即位されて12月から2月に。
2月に休みがあるのも嬉しい。
今日は予定通り朝からゴルフ。
祖父の形見と言えるビデオカメラうを持って行った。
ゴルフをやりながらだったので、ビデオカメラ1本ってわけではなかったのだけれど、ビデオカメラ撮って気づいたことがある。
ビデオカメラって思ったより難しい。
これがまず1つ。
写真と違って瞬間の撮影ではないこと。
当たり前だけれど、被写体は常に動いている。
どこをアップで撮って引いてとるのか、全体をどう捉えるのか。
写真とは違って難しい。
あと、ビデオカメラの撮影ってとても体力がいる。
全体を撮って個体を撮ると、自分自身も動かないといい絵が撮れない。
写真でもこれは言えることなのかもしれないけど、ビデオカメラで気付いた。
祖父は生前、確かに健康で、動き回っていた。
これが長寿につながっていたんだ。
そして最後にビデオカメラの撮影者はいつも脇役になること。
当たり前だけど、撮影者はビデオ内には写ることができない。
そして、いくらいい絵が撮れたとしても、それはレンズ越しでしか見ていない。
生の目で見ているわけではない。
アクションカムや3脚を使えば別だけれども。
言いたいのは生の目じゃないってこと。
たとえば、サッカーの点を入れる瞬間、ビデオカメラを撮影していると、ゲームのことについては集中できない。
感動を押さえながら、ビデオカメラを続ける。
最高の瞬間もビデオ越しなのである。
これって当たり前なんだけど、言い換えれば、自分を犠牲にしてビデオカメラを撮り続けている。
祖父が家族や友人を撮り続けていたのって、自分を楽しむ時間を削って撮っていたんだなって気付いた。
自分よりもビデオカメラ。
将来、家族や友人、誰かに見てもらうためのカメラ。
今まで全然気付かなかったなァー。