脇役 | 元警察官の雑記ブログ【転職ブログ】

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2025年の9月末で退職予定の警察官です。
警察官の転職って不安しかない現状・・・を書いていきます。

令和3年2月23日

今日は天皇誕生日。

天皇陛下が即位されて12月から2月に。

2月に休みがあるのも嬉しい。

 

今日は予定通り朝からゴルフ。

祖父の形見と言えるビデオカメラうを持って行った。

 

ゴルフをやりながらだったので、ビデオカメラ1本ってわけではなかったのだけれど、ビデオカメラ撮って気づいたことがある。

ビデオカメラって思ったより難しい。

これがまず1つ。

写真と違って瞬間の撮影ではないこと。

当たり前だけれど、被写体は常に動いている。

どこをアップで撮って引いてとるのか、全体をどう捉えるのか。

写真とは違って難しい。

 

あと、ビデオカメラの撮影ってとても体力がいる。

全体を撮って個体を撮ると、自分自身も動かないといい絵が撮れない。

写真でもこれは言えることなのかもしれないけど、ビデオカメラで気付いた。

祖父は生前、確かに健康で、動き回っていた。

これが長寿につながっていたんだ。

 

そして最後にビデオカメラの撮影者はいつも脇役になること。

当たり前だけど、撮影者はビデオ内には写ることができない。

そして、いくらいい絵が撮れたとしても、それはレンズ越しでしか見ていない。

生の目で見ているわけではない。

アクションカムや3脚を使えば別だけれども。

言いたいのは生の目じゃないってこと。

たとえば、サッカーの点を入れる瞬間、ビデオカメラを撮影していると、ゲームのことについては集中できない。

感動を押さえながら、ビデオカメラを続ける。

最高の瞬間もビデオ越しなのである。

これって当たり前なんだけど、言い換えれば、自分を犠牲にしてビデオカメラを撮り続けている。

祖父が家族や友人を撮り続けていたのって、自分を楽しむ時間を削って撮っていたんだなって気付いた。

自分よりもビデオカメラ。

将来、家族や友人、誰かに見てもらうためのカメラ。

 

今まで全然気付かなかったなァー。